ベトナム旅行 3日目
帰国の途につく
晩飯も食べて、ちょっと早いが空港に向かおうという事でホテルに寄って荷物を受け取りタクシーで空港へ向かいます。
タクシーに乗って約30分程で空港までたどり着く。途中の景色と思い出が同じ速さで過ぎ去っていくような感じにも思える瞬間。
実質は2日半のベトナム旅行。本日のフライトは深夜なので空港に着いてからも時間だけはたっぷりあります。
最後のタクシーも定番の「ビナサンタクシー」。ベトナムでは何度もお世話になりましたが、安定の安心感でしたね!
車内で岡ちゃんと喋っていると、あっという間に空港に到着!
夜20時過ぎでも賑わいを見せる空港。
タンソンニャット国際空港に到着
(Sân bay quốc tế Tân Sơn Nhất / Tan Son Nhat International Airport)
そういえばこの空港に着いて外に出た時もこんな感じに賑わっていたのを、ふと思い出す。。
空港前には人でいっぱいである!
外に居ても仕方ないので、空港の中に入る。でも搭乗時間まではまだ5時間位もある・・・。「早く行って空港の売店とかを散策しよう」と言っていたけど、今更そんなに買いたくなるものもないし。。
空港内では同じベトジェットエア便に乗る予定と思われる人達がベンチで寝ている。。
まだ搭乗までは約5時間もあるので、チェックインすら出来ない。。
違う航空会社のベトナム航空は同じような深夜出発便のチェックインを早々と開始しているが。やっぱりこの辺は値段の差が出るのである。
空港の隅で空いているシートを見つけて、一旦休憩する。そろそろ旅行のお疲れが出てくるタイミングで眠たくもなるが、眠気は飛行機まで取っておくことに!
横で「ズボン、履き替えます!」と短パンを脱ぎだす漢!
周りに人気がない場所で着替えるも、ここには”何でも激写”する男がいるので要注意である!
ベトナムに来て思った事は「ベトナム人は太っている人が少ない!」という事から。最近海外のファーストフードチェーンなどが増えて、これから肥満問題が出てくるのかもしれないがスリムな人が殆ど。中には”ガリガリ過ぎる・・・”という感じの人も居たが。。
そう言えば飛行機好きの甥っ子ちゃんが「飛行機の模型、欲しい」って言っていたのを思い出す。
小さい子供は飛行機好きになり易いのかな?でも自分の場合はそんな事は全くなかったが。。
ベトジェットエアにチェックイン!
22時頃にベトジェットエアのカウンターでやっとKIX行き飛行機のチェックインが始まる。周りにはそれを待ちかねた人が早々と並び出している。
スーツケースを預けて手荷物が減るだけで、とても解放された気分になる。
チェックイン後、空港ロビーにいてもする事もないので保安検査を受けて中に入る。
どこにでも売っている免税店がまず目に入ってくる。
ほんとこういうお店はどこにでもあり過ぎて、有難味が欠けるような・・・。
この空港内でもベトナム土産は売っているが、さすがに外のお店に比べるとお値段は”高い目”になっている。これは致し方ない事だが、買う気は出てこない。。
ただ40万ドンほど、現金が残っているのでここで使っておかないと使う機会がなくなる。
まだ3時間前だが、搭乗ゲート付近に行ってみる。
一応飛行機達を写真に撮る。甥っ子が来ていれば、興奮して堪らない場所なんだろうけども。。
近くにカフェがある。ただ遅い時間なのでほとんどお客さんはなく、店員さんも暇そうにスマホに夢中になっている。。
ただ営業中であるのは、間違いないみたいだが。
搭乗ゲート前で休憩
最後のベトナムドンの現金で水・ビール・カシューナッツを購入。ちょっと足が出てしまったが。。
そろそろ肉体的にお疲れが出てくる時間だが、岡ちゃんと楽しかったベトナムの思い出やこれからの事などを話し合う。
ちなみにここで購入したカシューナッツが「クセになる味」で手が止まらなくなる(笑)・・。
そういえば現地ツアーに参加していた1人旅のお兄さんも同じ飛行機で帰るって言っていたので、辺りを探して見るも見当たらない。
横のゲートには先に出発するベトナム航空のフライト・アテンダントさんがアオザイに身を包んでいて、キレイに見えてしまう。
ここのベンチで2時間程待っている間に、段々人が増えてきた。何だかんだで低価格に釣られて、搭乗者も多いのだろう。
これで熱帯気温のベトナムともお別れ、日本の寒い気温が待ち受けている。
このゲート付近で約3時間待って、やっとこさ搭乗が開始する。するとやっと1人旅をしているお兄さんを見つけて声を掛ける。
すると一声が「あの後、メチャ大変でしたよ~!」との事。詳しく聞いてみると今日晩御飯を食べた後に携帯電話がなくなり、さっきまでひたすらポーターさんと一緒に辺りを探し回ったが見つからずに、飛行機の時間もあるので断腸の思いで空港に来たとか。その道中は飛行機に間に合うかの焦りの気分も混ざり、少々興奮気味であった。。
その話を聞いて学んだことといえば、今無くなったら困るもののNo1は「スマホ(携帯電話)」なんだなと感じた事。
今の現代人にとっては、毎日必ず触るもので他人の誰よりも一日の時間を永く過ごしているハズ。それに電話番号や連絡先などは今の時代、頭の中には記録されずにロクにバックアップもしていないので、消えてしまうと連絡を取りようがない。
またよく見るHPやアプリでログインしているので、それらのログインにも不備をきたす。
それだけ現在人にとっては欠かせない物の「スマホ」。逆に言えばそれだけ「スマホ」に依存しているという事の裏返しでもある。
ベトジェットエアに搭乗 ベトナムを出発!
やっと飛行機に乗る。相変わらず狭いシート。ただ6時間位のフライトなので、それは全然我慢できる範疇ではあるが。
ベトジェットエアのフライト・アテンダントさんも衣装は可愛らしく見えるものの、顔は人形のように笑顔もなく無機質な感じでロボットのようでした。。
こういう質は「LCC(格安航空)」である事を強く実感する瞬間である。
「値段はサービスの質に比例する!」
「値段を取るか? 質を取るか? 」は各個人の自由であるが。。
大阪に向かう飛行機の上空から。さっきまで真っ暗な空にちょっとだけ光が出てきた。
上空の飛行機の窓から見た景色 動画
そしてひと眠りして起きると、辺りはすっかり明るくなっていて眼下には雲が。
雲というより雪が広がっているかのような景色。
大阪に近づくにつれて、地上がはっきりと見えるようになってくる。最近飛行機乗る時は通路側を指定しているので、こういったようにあんまり窓際から外の景色が見れないので今回は少し嬉しい!
LCCというと「途中で飛行機が整備不良で潰れたりしないかな・・・??」と思うも、無事事故なく飛行する場合が殆どである。事故する確率から行くと「車を運転している時に事故する」確率の方がよっぽど高いみたいだ。
やっと関西国際空港の滑走路を無事捉えるベトジェットエア!
久々に帰って来た日本。「久しぶり~~!」と心の中で声を出す。
関西国際空港に無事、到着です
日本に帰国して、まず飛行機を降りて空港へ向かうこのゲートを通る時の気持ちが毎回何とも言えない感じの”気持ちよさ”を感じる。
ちょっと肌寒い関西国際空港内。
よく歩くこの通路を思い出す。
日本語を見ると、とてもホッとする。
最近は自動化ゲートになっていて、進むのが早いので助かる。ただ自動化ゲートではハンコをパスポートに押してくれないので、別に有人カウンターに行く必要があるが。。
やっぱりパスポートにハンコが押してあるかで「旅行、行った感」が全然変わってくる。。人間って本当に適当なもんだ!
預け荷物も無事に出てくる。勿論外観の破損確認はキチンとしておきましょう。
久々の関空。また来週もここに戻ってくるんだけどね。
「世界のマリオ」が出迎えてくれている。
家への帰りは2人共、JR。ボクも途中まで「特急はるか」に一緒に乗る。岡ちゃんは明日金沢出張らしく、今日はこの後荷物を家に置いてから金沢まで前乗りするそうだ。
なんともエネルギッシュな漢である!
久々の日本に帰って来て、油断する男。。
それにしても日本人の仕事ぶりって素早くて真面目である。「特急はるか」の車内清掃もテキパキ行い、あっという間に乗車開始になる。さすがである。
「特急はるか」は乗車券意外に特急券も必要である。しかし天王寺まではノンストップで行く為に快適で早く着く。
はるかの車内で岡ちゃんと話をしているとあっという間に天王寺に到着。
ここで彼に別れを告げて下車し、家に帰る。
こうしてまた楽しかったベトナム旅行は幕を閉じるのであった・・・。
完
ベトナム旅行 まとめ
今回仲良し男2人組でノープランで「とりあえずベトナムでも行くっ??」で決めた旅行。初めは成人式の連休を使って「九州旅行をしよう!」と言っていたのが、ちょっと足を伸ばしてベトナムに行っちゃいました。
昨今海外旅行に行き出しているボクも観光では、まだアジアには全然行っていなかった。
ベトナムと言われても「ベトナム戦争があった国」ぐらいの予備知識ぐらいしかなかった。
ベトナム語も一言も知らないし、文化も知らない。
それでも旅行に行って、帰ってみると色んなベトナムの知識が付く。
ベトナムは「ベトナム戦争」があって、その流れがある国・・・ではなく「ベトナム人の反骨精神」によって育まれてきた国である。
長い間、色んな国によって支配されて暗黒時代のあったベトナム。
しかしその都度、支配者をはねのけて独立を勝ち取った。
今、また新しい時代になりつつある国でもある。
そのパワーを今回の訪問で、感じ取る事が出来た。
ひとつひとつは粗削り感があるが、国民全体が若い。
そして勤勉でもある。
珍しい特徴の一つに「中国嫌い!」という特性がある。
これは昔から隣の国土でしのぎを削っていた影響があるそうだ。
この要素がこれからの時代にどう影響してくるのかも楽しみではある。
そう思うと21世紀はベトナムが大きく飛躍する時代になりそうな感じがする。
ただもしそうなっても、大量のバイクが走る光景だけはそのままにしといて欲しい(笑)。
あの光景が「The ベトナム」である。
ノープラン旅ながらも、何だかんだでとても楽しかったベトナム旅行。
一緒に行く人間にも影響を受ける。
また楽しい彼と旅行に行ける日を楽しみにしている。
そして自分もまたちょっと色んな事に成長できたような感じがする。
次からはアジア圏もどこでも行けそうな気がする。
「行けば行くほどに楽しくなる海外旅行!」
更にドンドン行って、大きな人間に成長し、周りの人達にいい影響を与えれる人間になれれば幸いかと思います。
幼稚なブログですが、ご愛読頂きありがとうございます。
ちなみに次回はギリシャ編がスタートする予定です。
こちらも合わせてご愛読頂ければと思います。よろしくお願いします
以上
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