イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-5日目
バチカン市国観光
この城壁の向こう側はバチカン市国。まずは入口まで歩いて進みます。
この辺はキレイな街並み。あまり汚れていません。
こちら付近で列が見えてきた。
意外とその入口に通じる列は早く進んでいく。
バチカン市国(美術館)の入口
こちらから建物の中に入っていきます。
入口には下半身はモチっとしていますが、顔の形は美系のお姉さんが出迎えてくれます。
中に入るとまずセキュリティーチェックがあります。
手荷物をベルトコンベヤーに載せて、進みます。手ぶらの私はスルー。。
こちらがチケット売り場。ただ現地ガイドさんが手配してくれているので、ここで少しトイレ休憩。
この付近は沢山の人で混雑しています。
ここからは人が多いのでハグれないように注意しましょう!
バチカン市国の入場チケット
「ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマン(Johann Joachim Winckelmann)」の自画像がチケットの表面に印刷されている。古代美術を研究した人だそうだ。
ちなみにこちらは裏面。入場料は17ユーロのようだ。
バチカン市国へ潜入!?
こちらの階段を登っていきます。
バチカン市国はテヴェレ川の西にあるローマ教皇が統治する“面積0.44k㎡の世界最小の国”である。またカトリックの総本山として世界各国から巡礼者が集まる場所でもある。
バチカン市国内にはベルニーニが設計した「サン・ピエトロ広場」や「サン・ピエトロ大聖堂」などの見るものを圧倒する建築物が集まり、バチカン美術館のシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロ作品の『最後の審判』や天井画の『天地創造』は必見の価値あり。
バチカン市国内では独自の通貨があるとの事。
そのまま進んでいきます。
こちらの先で、カウンターに先程のチケットの裏面に印刷されているバーコードを当てると、ゲートを進めるようになっています。
バチカン市国にもうちょっとで行けると思うと、体が軽くなったような一同。グイグイ進みます。
ただバチカン市国内では、専用のガイドレシーバーを借りる必要があるとの事。その為、トラピックスでのガイドレシーバーは一旦直します。カバンを持ち歩かない私は、事前にバスを降りる前に置いておきました。
こちらがそのバチカン市国で借りれるガイドレシーバー。
受け取ったらちゃんと聞こえるかだけはチェックしましょう!
後ろも列が出来ているので、足早に進んでいきます。
人だかり。迷子にならないように!
エスカレーターで更に上に上ります。
ここから新しい国に入りますが、パスポートは必要ありません。勿論入国のハンコは押してくれませんので。
バチカン市国にやっと入る
こちらに来ると太陽の光が差し込んでいます。
ここからやっとバチカン市国に入った実感がします。
バチカン美術館
バチカン美術館に入る前にこちらの屋上で、ちょっとその絵について現地ガイドさんが説明してくれます。
ビーニャの中庭(Cortile della Pigna)
「ビーニャ」とは松ぼっくりの意味で、1~2世紀頃に噴水として造られたこの中庭。
中央には芝生があり、キレイに管理されている。勿論芝生内への侵入は不可。
そしてこちらの絵の説明板の前には色んな国の観光客団体とツアーガイドさんが集まっています。
後程入る「システィーナ礼拝堂」では、ガイドが禁止なので事前にここで絵の解説をする事になっているようです。
システィーナ礼拝堂の壁には「モーゼの生涯の物語」と「キリストの生涯の物語」がフレスコ画で描かれている。「モーゼ」はキリストより前の時代で「モーゼの十戒」を作り、難民を連れて割れた海を渡った映画のワンシーンで有名な人。
ただこれらの絵の中には、純粋にその時の様子を描いているだけではなく絵を製作するにあたってお金を出してくれた”スポンサー”の人も描かれている。それを見つけるのも1つの楽しみかもしれない。
そしてこちらのパネルはミケランジェロ作品の天井画『天地創造』の説明用。システィーナ礼拝堂が完成してから約30年後に時の教皇からミケランジェロに天井画の依頼は入る。しかし彫刻家としての自負があり「自分は画家でない」と断った。しかし再三の要請に根負けし、天井画の依頼を受ける事になる。そして天井に足場を組み、約4年の歳月をかけて完成させた傑作である。
しかも最初は弟子と2人で描き始めたが、途中で仲違いしそこからは全部自分自身で画を完成させた。天井画なので上向きで画を描かざるを得ない状況を思い浮かべると、この大作の凄さが少しは実感できるであろう。
そしてこちらのパネルはミケランジェロ作品の最高傑作と言われる『最後の審判』の説明用。天井画から約30年後に描いたもので、この画を450分割し毎日1枚ずつ仕上げていったそうな。ちなみに中央右下に人間の皮を剥いだのを持っている人がいるが、この人間の皮が”ミケランジェロ自身の自画像”だとか。
このように事前に画の説明を受けて、これから美術館内に入っていきます。
これからミケランジェロの傑作作品である天井画と『最後の審判』を見れると思うとワクワク!
沢山の像などが見えてきました。
更に現地ガイドさんの後について、階段を登っていきます。
そして門が開いている場所に。ここから美術館の始まりのようだ。
この続きはまた次回に!
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