ポルトガル旅行記:6~7日目
阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日
リスボンの最後
いよいよリスボンの街も最後の時間に差し掛かって来ました。短いリスボンの滞在でしたがボクらしく、いつもの通り午後は散々街を練り歩いたのでこの時点ではあまり悔いは無かった。
リスボンの夜
こちらのロシオ広場にある噴水は、フランス製なんだとか。やっぱり広場に噴水があるだけで、その場の雰囲気が和らぐような感じがする。
こちらの噴水には人魚の綺麗な彫刻もあり、夏場だったら思わず噴水に飛び込みたくなるような・・・?!
リスボンの街での一番人気の待ち合わせスポットである、ロシオ広場の高~~い場所に立っているペドロ4世。ヨーロッパの街に来ると、街中にこのように過去の重要な人物の銅像をよく見かける。でも日本の場合は全然過去の英雄たちの像が置かれてないような気がする。。
ロシオ駅にて
こちらは昔リスボンでメインに使われていたロシオ駅。今では交通機関の主役としての座を他に譲ったけど、ネオ・マヌエル様式と呼ばれる建物のファザードは夜に見ると、より一層美しい。部分部分にライトアップされているのがまた幻想的である。
これが正面一面にライトアップされているだけだったらそこまで美しく見えてないけど、このように所々は色を変えたり、あえて照明を当てずに明暗のコントラストを付けている所がいいと思う。
ここから電車に乗る訳ではないけど、ちょっと駅の中に入ってみる。ただ外側と違い、建物の内側は至って普通の内装になっている。
階段は正面から見ると絵が描かれていた。ある調査によると、このように階段正面に絵を描いていると、それに興味を持った人達がエスカレーターよりも階段を使う割合が高くなるそうだ。
しかしこの時に構内に居た人達は皆エスカレーターを使用し、ボクだけが階段を使用していただけだったけど・・・
ロシオ駅付近はまさに坂道の勾配に当たる所に建設されている。上に上がっても目の前にはカフェなどが広がっている。
こちらはそんな駅の中で、思った以上に広い駅。一応ポルトガルの首都リスボンでメインに使われていた駅だけある。
改札は自動になっていて日本とは違い、駅員さんの居る改札は無かったが。
そして落書きアートだらけのリスボンだけあって、ここの車両にも落書きがされている。。
恐るべし、”落書きアート”だらけリスボンの街・・・
こうやって自分の足でポルトガルに来るまでは、ポルトガルって特に何があるのかが全然知らなかったけど、やっぱり来てみるとポルトガルの知識や歴史を色々と勉強出来て、とても良かったと思う。テレビや本などを見ているだけではその国の事は理解できない。
だからやっぱり自分の足で、現地を訪れるという事の重要性を再認識した瞬間でもあった!
リスボンの街で最後にレウタウラドーレス広場にあるオベリスクを眺める。古代エジプト人が約3000~4000年も前に造ったものだけど、現代人にも通用する芸術品である。
それと今回は地元の人達とあまり喋る時間がなく、ポルトガル語を全然話す機会が無かった。ポルトガル語も結構スペイン語と似ている言葉もあり、「オラ!」とか「ポルファボール(お願いします)」など共通で使える言葉もあった。
さて昨日の夜に購入した24時間乗り放題チケット「Viva viagem card」の有効期限がギリギリ切れてしまっていた。なので再び1回券の地下鉄チケットを購入する。
ロシオ広場の下にある地下鉄の券売機に向かうと、クラブツーリズムのバッジを身に付けた老夫婦が券売機の所に立ってモジモジしていた。
どうも上手く自分達でチケットを買えなかったみたいだったので、購入を手伝ってあげた。
その後地下鉄がちょうど着いたタイミングで駅に入ったので、走って車両に飛び込むとその老夫婦も同じ電車に乗り合わせていた。そして話を聞いてみると、同じローマ駅近くの「ステシア・スマート・ホテル」に泊まっていて、彼らも明日の早朝に帰国するとの事。
結局阪急交通社だろうがクラブツーリズムだろうが同じ現地手配会社を利用しているので、似たようなホテルに泊まるみたい。。
そんな同じホテルに宿泊している老夫婦と共に、ホテルに帰還する。
そしてリスボン最後の夜に残っていたアルコールを体に流し込み、楽しかったリスボンで大満喫した一日に別れを告げる。
実質最終日の7日目スタート
昨晩は23時頃に寝て、起きたのは午前3時45分。当然の如く、外は暗く人通りも車も少ない。
荷造りを済ませてチェックアウトを済ませると、今日の朝食は時間が早すぎてビュッフェ会場がまだ開かないので、代わりに弁当が用意されていた。
弁当とは言いながら、パンとかが入っているだけだったけどね。そして全部食べずに残す人は、前もって置かれたテーブルの上に食べないフルーツなどを置いて行く。みんなが全部食べる訳ではないので、捨てるには勿体無いからね。
流石に朝5時前だったので、道路はガラガラ。途中で空港でチェックインを補助してくれる現地案内人が乗り込んできて、その足で空港へ向かう。
リスボン空港に到着
約15分程でホテルから到着した。意外と近い場所にある「ウンベルト・デルガード空港(Aeroporto Humberto Delgado)」とも呼ばれるリスボン空港に到着。
手前にリュックサック1つ背負っているだけの”常にお箸オジサン”は、荷物はこれだけという身軽さ。今後こういったスタイルを見習う必要がある。
まだ朝5時頃だったので、全然人が居ないリスボン空港。
さて楽しかったポルトガルの旅も最終章。しかしよく添乗員さんから聞ける言葉に「お家に帰るまで旅は続きますから、途中で気は抜かないでくださいね」がある。確かにその通りで空港に着いた時に安堵感から、思わずホッとしてしまうけど気を抜くのは自宅に帰ってからにしないといけない。
少なくとも日本に到着予定の飛行機に乗り込むまでは、色んなトラブルが発生する可能性があるので。
今の時点では飛行機も遅れはないようで、特に何も問題は無さそうだ。ただまたマドリードへ行き、乗り換えて日本への長時間フライトをこなさないといけない。
イベリア航空にチェックイン
朝早くてもカウンターには係員が居て、チェックインの対応をしてくれる。何気に有難味を感じる瞬間である。
ここリスボンからマドリード、そしてマドリードから成田空港まで両方ともに通路側をゲットする。ただイベリア航空のチケットは、白地に黒のインキで印刷されているだけなので、ちょっと味気ないデザインである。。
チェックイン完了後はその足で空港内に進み、保安検査を済ませて中に入って行く。皆さん早朝だったので眠たそうな感じである。
まずは大事な飛行機搭乗口のゲート確認。勿論添乗員さんが居れば、搭乗口を勝手に確認してくれるが、自分でも必ず確認するクセは付けておこう。もし1人で飛行機に乗る場合は必ず確認しないといけない事項なので。
ポルトガル名物のアズレージョともお別れ。
沢山の綺麗なアズレージョを見れたので、余は満足である!
まだ搭乗時間には早いけども、一旦集合場所までは皆で団体行動。集合場所に着くと搭乗時間までは解散し、自由時間となる。
まだ朝は早いけど、空港に来てする事といえばプライオリティパスが使えるラウンジに入ってお酒を飲む事。たぶん酒飲みの旅行人は必ずする行動だと思う。
早朝ではあったけど、空港内には大勢の人が飛行機を待っている様子。結局朝早い時間でも、乗る飛行機の時間に合わせて空港に到着している必要があるので、24時間稼働している飛行場には24時間、人が居るのである。
そしてここで解散し、約30分後にここでまた集合してみんなで搭乗口へ向かうという。
リスボン空港の ANA Loungeにて
さて自由時間となったので「早速プライオリティパスが使えるラウンジはどこかな??」と思って探していたら、”自称後期高齢者オジサン”と出会い「添乗員さんをラウンジに連れてってあげようと思っていたけど、消えちゃったので一緒に行こうよ!」と誘ってくれた。
誘ってくれた”自称後期高齢者オジサン”はJALの上級マイレージ会員になっていて、同伴者1人まで一緒にラウンジに入れるとの事。年に10回ほどフィリピンに旅行に行くらしく、その際は全てJALを使っているのでマイルが貯まっているそうだ。
ここでも冷えたビールが沢山冷蔵庫に収められています。酒飲みには最高の場所である。
ただあまりゆったりとビールを飲んでいる時間はない、集合時間まで後25分。。
ゆったりと椅子でくつろぐ”自称後期高齢者オジサン”。これから忘れない内に阪急交通社のアンケートに記入するようで、基本的には”良かった”とかのいい選択肢しか選ばないそうだが、今回の添乗員さんには大満足のご様子。
今回の添乗員さんはオジサンのちょっかいにも嫌な顔をせずに、上手く受け流してくれたと高評価であった。確かにボクらは一応お客さんなんだけど、堅苦しい対応ではなくフレンドリーに楽しく接してくれた添乗員さん。
ただ花や植物については、全く知識が無かった所が可愛らしかったが・・・(笑)
先程の解散場所辺りはそこそこに人が居たけど、このラウンジは空いていた。
こちらはポルトガル産ビールで、2大人気ビールの「SAGRES」。ここでは黒ビールも置いてあったので、チョイスしてみたが泡を多く出てしまった・・・。
こちらはラウンジ内のフリーWi-Fiのパスワードが記されたメモ。たまに複雑なパスワードに設定しているお店があるけど、嫌がらせに思う時もある。
ゆったりとビールを飲んでいたら、あっという間に時間がやって来る。ただ人生経験が豊富な”自称後期高齢者オジサン”は「ちょっと位、遅れても大丈夫だよ。添乗員さんは我々がラウンジに行っているのは知っているハズだし!」と言うので、もう少しだけゆっくりする。
ゆったりしてラウンジを出ると、上からボクらのツアー団体が集合して搭乗口へ移動するのが見えた。その後を付いていき、搭乗口付近で添乗員さんに会うと「探してたんですよ~~!」と軽く怒られる。。
午前7時45分出発のマドリード行きの飛行機で、エコノミークラスは約30分前から搭乗開始。
真っ赤な赤色がトレードマークのイベリア航空。
帰りのフライトも宜しくお願いします!
こんな旅はまた次回に続きます!
↓↓↓↓ポルトガル旅行記:初回↓↓
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