【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】3日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
シャウエンの街を観光!
いよいよシャウエンの街の中にバスが入っていきます。
中心部に進むにつれて、車と人が多くなってきます。
車が多く、渋滞してきましたね。。我々の焦りが出ているような感じです・・。
シャウエンの道路状況の様子 動画
シャウエンの街にやっと到着!
ここでバスを降ります。バスが停まった家の塀がすでにブルー!テンションがドンドン上がってきますね。
ただ全部の家がブルーに塗られている訳ではなく、白い壁もあるしスカイブルーのように薄い色もある。
どうせならタクシーだけではなく”乗用車も全部青色にすれば”もっと雰囲気がでて、いい感じになるかもしれないと思った。
ここで現地の案内人さんと落ち合います。モロッコのメディナ(旧市街地)は迷路のようにクネクネと道が曲がっていて、団体の場合はどうしても列が長くなって逸れやすいので、後ろで監視役の現地案内人が必要となります。
こちらの中央の方が現地の案内人。モロッコではよく歯が抜け落ちてしまっている人を見かけて、ある人曰く「こっちの国ではあまり歯医者がいないのか?」とか「歯医者には全然行かないのかな?」と言っていましたね。
こんな青い街ではカラフルな服装が、景色に映えて良さそう!
シャウエンの街のメディナ(旧市街地)に向かって歩いていきます。
モロッコの観光といえば、やっぱり一番イメージに浮かんでくるのはこの”シャウエンの街”。それは他のみんなも同じようで、とても楽しそうな感じです。
この「シャウエン」という街の名前はアラビア語で「角」という意味らしい。奥にそびえる大きな2つの山が2本の角のように見える事から、この名前が付けられたそうだ。
この街も信号機はなく、交差点は全部ロータリーになっている。日本に住んでいるとこういうロータリーを全然見かけないが、思った以上に信号が無くても機能している事に驚く。。
こちらの日傘もシャウエンの街並みに色を合わせたのかな?!
このシャウエンは「シェフシャウエン(Chefchaouen)」という名前が正式名称である。
壁には青色でこのシャウエンの街並みが描かれている。何にも絵のない、落書きされた壁よりこういったお洒落な絵が描かれている方が街の雰囲気が出てイイ感じである!
この辺りは標高1600~2000m級の山がそびえ立つ「リフ・アトラス山脈」という一帯にある。
売店では特にシャウエンらしい物は売って無さそう。。
街路灯も青く塗られている。
スペインのアンダルシア地方など、紫外線がキツい街などは建物の外側を石灰石で塗っていて真っ白である。このシャウエンは何故青く塗っているのだろうか??
シャウエンの街が青い理由は諸説あって様々。イスラム教では聖なる色だったり、虫除けの色だったり、涼しく感じるようにとか多岐に渡る。今となっては観光名所となったので、青く塗ったのが活きている!
ようやく城壁らしきものが見えてきて、メディナ(旧市街地)の入口に着きました。これから旧市街地の中に入っていきます。
シャウエンの旧市街に足を踏み入れる!
モロッコでは色んな場所毎にメディナと呼ばれる旧市街地があるが、どこも外敵の侵入を防ぐ為に入り組んだ迷路のようになっている。
そんな景色を撮ろうとしていると、アクシデントが発生!
ボクの大事な相棒スマホのSony製Xperiaがなんとフリーズ・・・画像を撮った後に保存する画面でクルクルと読み込みしたまま動かない・・・。
「せっかくこんなモロッコのメインの観光地に来て、壊れたら最悪・・・」と思って、再起動を試みる!するとなんとか正常に戻って撮影再開。。
スマホの動作で何か不具合が生じたら、再起動を試みると直る場合が多いですよ!
今のボクにとって、写真を撮れないと「何の為に旅行に来ているのか?」状態になってしまうので、一瞬冷や汗をかきましたね。。
シャウエンのメディナを歩く様子 動画
狭い路地に左右の建物は商店だらけ。
そして沢山の人が行き交う路地。止まって見る時間がないので、首を左右に忙しく振りながら、歩き続けます。
ゆっくりと立ち止まって見たい雑貨品や装飾品が山と置かれています。。
まずはシャウエンの街を観光する前に腹ごしらえ!昼食を頂きます。
この路地の先にあるレストランに入るようです。
レストラン会場(Restaurant Beldi Bab Ssour )に到着!
【Restaurant Beldi Bab Ssour】
住所:5 Rue Elkharrazin، Chechaouèn, モロッコ
営業時間 12:00~23:00
入口近くには大きなカボチャや面白い形をしたものが置いてあります。
入口を入ってすぐのちょっと急な階段を登って、上に向かいます。
普段はあまり階段で沢山の階を昇らないと見受けられる方々ばかりなので、3階位になると「はあ、はあ~~、ふ~~」という感じで息が上がっている人がいます。
こういった地区ではエレベーターなど無いので、いかに普段の生活が体を甘やかせているかが実感できますね!
やっとこさ、我々の席があるフロアに到着します。
4つのテーブルに分かれて座りますが、ここだけは眺めのいい席を先に確保します。
階段を登った甲斐があって、中々見晴らしがいいレストラン。ただ街全部が青色で塗られている訳でもない。これが”シャウエンの街の青色の謎?!”を解くヒントなのかな?
外が光が当たって、写真の色が白飛びしてしまっている・・・。
シャウエンの景色を見ながら昼食を!
まずは大きなパンが置かれた。こちらは4等分に切目が入れられているが、しっかり切れていなかったので、強引にちぎる必要があった。
上にはモロッコ特有の手編み籠などが飾られていて、お洒落なレストラン。
このレストランではアルコールが置かれていなかったので、初めて飲む”アボガド・ジュース”をチョイスする。30DHは約360円なり。
隣のこのツアー最年長の”パパさん”も同じ”アボガド・ジュース”だったので、先に味見してもらう。「う~~ん、微妙っ!!」との事。。
飲んでみると確かに美味しいとは思えない・・・しかも後味が微妙・・・・。ただ他の人に味見をしてもらうと「美味しいやん!!」という人も居たりで。。
パンの次はこちらの野菜メインのプレート。なかなか食べ応えがありました。
一応料理は全て食べる前に必ず写真撮影をします。人によっては普段からそうしていないので「あっ!写真撮る前に食べてしまった・・・」という声をよく聞きますね(笑)。
こちらのレストランの店員さんはとてもノリが良くて、片言の日本語で喋ってくれたり、カメラを向けるとポーズしてくれたりと陽気なモロッコ人です。
アラブ圏でよく食べられる肉の串焼き料理「ケバブ」です。
牛の肉でしょうか?イスラムでは豚は宗教上の関係で食べないので。
人によっては日本の焼き鳥のように、まず串から肉を外して食べています。こういう串焼きの食べ方も人それぞれですね。
そんな感じで楽しく昼食を食べていると、机の上に蜂らしきのが飛び回っています。追っ払ってもまた飛んできて、こちらのオジサンがパッと手を出して掴むと上手い事、手の中に入りました。
しかし手の中で蜂が暴れて、刺されてしまいました。こちらのオジサンは「多分この蜂は毒が無いから問題ないですよ!」と言っていましたが、ボクが冷やかして「後から毒がじわじわ回って来て、明日の今頃にはお陀仏ですよ!」と冗談で返します。
そして”蜂に刺された記念”でカメラを向けると”お釈迦様ポーズ”で「ご臨終?!」を匂わすお茶目なオジサンでしたね!
こちらの店員さんコンビもホントに片言の日本語が上手で盛り上げてくれます!
こちらはデザートで甘いシロップがたっぷりとかかったプリン。
シャウエンの昼食会場の様子 動画
食べ終わり、トイレを済ませます。このレストランはちょっと高い場所にあるので、周辺がよく見えます。
昼食会場から見える景色 動画
入口付近に写真が飾ってあったので、見てみると菅野美穂?!
どうも2014年に放送された「菅野美穂がゆく”色彩の王国”モロッコ1500km紀行」の番組で訪れていたみたいですね。
レストランの前にもテラス席がありました。ヘビースモーカーの人にはテラス席の方がよさそうですね・・。
このレストラン付近の壁は絵が描かれていて、写真撮るにはいいポイント。順番待ちが出来ていましたね。
こんな楽しいシャウエンの街の様子は次回に続きます!
↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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