【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】3日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
ラバトからシャウエンへ移動
ラバトで「ムハンマド5世の霊廟」と「ハッサンの搭」を見学が終了し、これから一路250km離れたシャウエンの街までバスで移動します。
バスで約4時間の長距離移動・・・・。
ラバトでは路面電車も走っています。
モロッコの首都だけあって、発展しているラバトの街。
フランスの統治下にあったモロッコだけに、交差点は少なくロータリーになっている場所が多かった。
シャウエンの街までは約4時間バスでかかるので、途中トイレ休憩が2回あります。
こちらはモロッコ通貨の小銭。左が10DH硬貨、右は1DH硬貨。1DHは約12円前後。
途中、軍隊の輸送車も見えます。
その車両の後ろから、兵士が顔を出してこちらを見ています。「目が合ったらヤバいかな・・?」と思っていたら、ニコッとしてくれましたね。。
ラバト市内の道はキレイに整備されています。沿道にもキレイに緑が植えられています。
休憩のガソリンスタンドに到着
約2時間のドライブで、トイレ休憩のガソリンスタンドに到着します。
こちらのサービスエリアにて、トイレ休憩&買い物。
こちらのトイレは無料でした。
長距離の移動時はなるべくトイレは行ける時に行っておきましょう。
その後はお店でモロッコにどんなものが売っているのかと店内を物色します。
チョコとかお菓子を今回もお土産に買って帰るつもりだが、モロッコ産の物って置いてあるのかな?
イスラム教の国だけあって、残念ながらアルコールは置いていなかった。。
「あっビールがあった!」と思ったら、ノンアルコールビールでしたね・・・紛らわしい!
手前左の棚の上にあるクッキーみたいなのは”添乗員さんがオススメ”と後で言っていた。
ただ購入するのであれば、こういうガソリンスタンドやサービスエリアより地元のスーパーマーケットの方が安いので、そこまで我慢した方がいいですね!
色んなパンも売っているが、そんなにモロッコは物価が安い訳でもなさそうだ。
アフリカ大陸の国というと”物価が安そうな”イメージがあるが、ヨーロッパに最も近くアフリカ大陸の中でも一番発達しているモロッコ。
お菓子類も充実していましたね。どれも甘そうな・・・。
アラビア語の新聞を見ると、モロッコに来た感がある。
雑誌も色んなジャンルが置かれていた。
再びバスでシャウエンの街に向かう
片側一車線の一本道をこれから永遠、走って行きます。途中、小さな台車のような車が路肩を走っていたりしていました。
アフリカ大陸のイメージが全然湧かない、道端のモクモクと生えている緑。
シャウエンに向かう道中の景色 動画
途中に通った街の様子。トラックの荷台には果物が満載されている。
真ん中のおじいちゃんは今回最年長で・・・ではなく、その後ろに見える鉄塔の上にコウノトリが巣を作っていた。モロッコでは結構コウノトリを見かけましたね!
みかんは意外とモロッコでも生産量が多い。世界的には2017年のデータで世界4位。ちなみにトップは中国でその次はスペイン、トルコと続いて日本は8位。
辺りは霧でモヤっていた。横の水道管のようなものは水を引くためのものかな?!
その管も真っ直ぐ進んでいて、道もひたすら一本道。寝ようかなと思ったが、そこまで眠たくならなかったので起きる事に。横のオジサンもあまり寝ない人だったので、それに合わせてみた。
シャウエンに向かう道中の景色2 動画
もうちょっと進んでいくと、スッキリと霧も晴れてきて、水道管も右奥に向かって進んでいった。
モロッコではこういう道の脇で、普通に羊や牛などの家畜を飼っていて放し飼いにしている。こんな車がビュンビュン通る道の隣なので、危なそうな感じがするが動物達も慣れたものなのか?車が通っても知らぬ顔で草を食べたりしていました。。
モロッコの農産物ではアーモンドやオリーブ、いちじくなどの生産量が多い。
長いバスの移動なので、現地ガイドさんもお休みタイム中・・・。起きている時はモロッコの情報とかを色々と教えてくれます。
日本では全然見かける事がないが、こういった国に来ると馬やロバが引いている台車などが普通に道端を走っている。馬も人間に何千年も使われてきて、未だに活用されているのは何気にスゴいと感じる。
また途中に街が出現する。
シャウエンに向かう道中の景色3 動画
電柱のテッペンにもコウノトリの巣が見える。モロッコではコウノトリの巣を色んな所でよく見かけた。
ここでも色んな果物が路上で売られている。この辺で売られているのはめちゃめちゃ安いらしい。。
この辺りは海水を引いて来て、ここで天日干しをして塩を生成している場所だそうだ。
広大な土地で羊などの放牧はよく見かけた。でもこんな道端で放牧せずに、もっと道路から離れた場所で遊ばせてやればいいのに・・・と思ってしまう。。
晴れてきたので、途中の風景がとてもキレイ。辺り一面が緑に覆われて、モロッコに実際に来てみないと想像すら出来なかった景色である。
こんな緑溢れた国、モロッコ。バスのドライバーさんもこれだけ運転しても眠たくならないのかな?と思ってしまう。。
シャウエンに向かう道中の景色4 動画
バスの中では添乗員さんが時折、ガイドさんから聞いた情報や自分で調べてきたモロッコ情報をマイクで程よい大きさの声で説明してくれる。そういった話でもモロッコの知識を増やす事ができる。ただ大半がスグに忘れてしまうが・・・。
2月末のモロッコだが、やっぱり太陽の直射日光にず~~っと当たっていると肌が焼けてきます。
日焼けが心配な方は日焼け止めクリームを塗っておいた方がいいですね!
シャウエンに向かう道中の景色5 動画
そんな緑一面の世界を抜けて、また違う街にやってきた。
ちょっとごちゃごちゃしていて、活気のありそうな街。
シャウエンに向かう道中の景色6 動画
この街では普通に路肩や道を歩いている人達の姿を見かける。
車の交通量も多い、同じタクシーを3台並んで見かけるし。
こんな街でも普通にタジン鍋を調理している光景も見かける。数年前に日本でも流行ったらしいが、ボクは全然知らなかった。。
トイレ休憩のサービスエリアにて
シャウエンまでの長旅なので、2回目のトイレ休憩に。モロッコではトイレの使用料が必要な場所が多く、このトイレでは5DHが必要でした。
このサービスエリアではちょうどタジン鍋を調理中であった。
近くで見ていると鍋を開けてくれて、中身を見せてくれたりとサービス精神満載!
タジン鍋を調理の様子 動画
勿論モロッコ旅行中の食事でもタジン鍋が出てきます。このタジン鍋料理とは、中身に関係なくこの器を使った料理の事をさすそうです。
タジン鍋を調理の様子2 動画
ヘビースモーカーはこういった休憩の際に”タバコの吸い溜め”し、人によってはミントティーを飲んだりコーヒーを飲んだりしていた。
ボロボロになっている公衆電話もいい感じを醸し出していた。
早くバスに戻っても仕方ないので、その辺をブラつく。。
このサービスエリアでそんな需要があるのか、知らないが調理中のお兄さん。よく見ると左手人差し指に絆創膏が巻かれていた。。
午前中の曇っている時は少し肌寒い感じがしたが、晴れてきて直射日光が当たるとさすがアフリカ大陸だけあって暑くなる。でも風は暑くなく、風がある時は心地いい感じだ。
もうちょいでシャウエン。もう少しの我慢である。。
バスで進んでいくとやっとシャウエンの街並みが見えてきた。この辺りから皆のテンションが上がってくる!
この辺りの景色はシャウエンの街を一望できるスポットなのだが、シャウエンの街を観光後にここに戻って来て写真ストップしてくれるみたい。
シャウエンの街ではその色に合わせて、タクシーもボディーの青く塗られているのだ。
そんな興奮が高まってきたシャウエンの街の様子は次回に続きます!
↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
【コメント欄】