イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-7日目
マテーラ観光
マテーラの街の観光の続きです。
「ドメーニコ・リドラ通り」を進んでいきます。この辺りはキレイな場所です。
いいお天気で直射日光がややキツイ。観光中の帽子は必須アイテムです。
こちらの建物は考古学博物館のようだ。ただこの辺はすべて素通り。寄り道する時間はありませんので。
左手にはレストランやカフェが並んでいます。
この辺りはスリはあまりいないようで、治安は良さそう。女性はなるべく日陰を歩いています。
本日の昼食はこのマテーラの街で食べる予定。このレストランではありませんが。
こういう所のテラス席も気分良さそう。11月上旬といえども陽が当たれば、寒くはないし。
この辺りは歩行者天国に近いので、空気もキレイ!
正面に時計が目立つ建物が見えてきた。
ランフランキ館(Palazzo Lanfranchi)
マテーラの街で17世紀の建築物で最も優れているものに挙げられることの多い建物。司教区の神学校として建てられ、現在はバジリカータ州国立中世、近代美術館となっている。
この付近はカフェが目立つ。イタリア人はエスプレッソ好きで、今回のツアーの人の多くが本場のエスプレッソを味わっていた。
ここの内部は美術館となっているそうです。時間があれば訪問してみてもいいのかも。
そしてこちらの建物の横には、サッシが一望できる展望台があります。
ランフランキ館横の展望台からの絶景
至る所に住居があります。それが一望できるこの場所は絶好の撮影スポット。
右側には岩山が見えます。中央上部に見えるボコボコの岩みたいなのは、ナント教会なのです。「マドンナ・デ・イドリス教会」と言われ、岩山をくり抜いて造られた、”いかにもマテーラ”という感じの教会です。
ここは崖みたいになっているのですが、ちゃんとその断崖にも家が建てられています。
そのマテーラの街で洞窟住居をバックに記念撮影!こちらが日陰なので、ちょっと逆光気味になってしまっていますが。。
ランフランキ館横の展望台からの絶景 動画
ここで現地ガイドさんと記念撮影。なかなかチャーミングなオバサマでした。
サッソ・カヴェオーソ地区を歩く
これから大小取り取りの石がいびつに敷き詰められた石畳を歩いていきます。
この辺りの建物は人がみんな住んでいるそうだ。
サッソ・カヴェオーソ地区と呼ばれる場所が前に広がる。
視野に広がるマテーラの洞窟住居を邪魔するかのような太陽光線の眼差し。行く手を遮る強敵である。
この付近の長い階段でメル・ギブソン主演でカトリック信者に物議を醸した映画「パッション」が撮影されたそうだ。
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ここから見ている限りは、これらの住居には生活感は感じられないが。。
ちょっと迷路のような道になっている。とりあえずあのデコボコ教会の足元まで向かいます。現地ガイドさんに付いていけば、ちゃんと辿り着けるハズ。
現在は所々に電気が引かれて、この付近の生活環境はマシになっているようだ。
どんな人達とすれ違うのか?どんな建物なのか?興味津々な時間。
マテーラの現地ガイドさんの靴に日本の漢字が書かれている。よ~~く見ると「渋谷」と書かれているゴールド色の靴。
電線だろうか。こういうのを見るとちょっと景観を汚されている感じがするけど、ここに住んでいる人からしたら欠かせない電気。こういうのも仕方ないのかな。。
車が見える。この辺の道は車で通れるのだろう。
庭には木が植えられていて、静かでいい感じの場所。
階段だらけの場所。植木など、所々に緑が配置されている。
ただこちらの線は電線かと思いきや、洗濯物を干すための紐だったりする。イタリアでは服を干すときに外の紐に洗濯物を吊り下げる習慣がある。
現地ガイドさんに日本のダイソーで買った、可愛いクマのボールペンをプレゼントとしてあげる。それを大事そうに手に持ったまま、アナウンスしている。
よ~~く見ると、住居の屋根に猫ちゃんがひっそりとたたずんでいる。
「マテーラの街にようこそ!」とこの猫が出迎えてくれているのかも?
この通りには車が通っており、またレストランやカフェなどがある。
ホントに迷路になってそうな感じのこの一帯。道もまっすぐではなく、入り組んでいる。
この辺のレストランとかも雰囲気は良さそうだ。でもここでは昼食は食べないのである。
ゴーストタウン街になっていた場所が、世界遺産となるとガラッと姿を変える。半世紀前までスラム街だったとは思えない。
雑貨屋さんとかも入ってみたい。
こんなお店のテラス席でエスプレッソを飲んで・・・なんて幸せだろう。ただ毎日だと飽きてしまいそうな感じ。
そんな様子を横目に写真を熱心に撮りつつ、現地ガイドさんの後ろを付いていきます。
こちらの壁のレンガは、その辺のレンガとは一味違う。
貝殻などが入っている。海の地層だった場所から採掘された石を使っているようだ。
キレイな青空が映えるマテーラのサッシ。穏やかな時間を感じ、至高の瞬間でもある。
人間の能力って限界がない。それに想像力というものの凄さを感じる。岩山でもそこを削ってこれだけの住居を築くとは驚きの一言。。
この続きはまた次回に!
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