イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-7日目
マテーラ観光
そうしている間にマテーラの街に到着。アルベロベッロからは約1時間半の道のりでした。
バスを降りて、現地ガイドさんと合流。ここから徒歩でマテーラの洞窟住居まで向かいます。
マテーラの洞窟住居【世界遺産】
イタリア南部のバジリカータ州にある街「マテーラ」。1993年にこの地域が世界遺産に認定される前はゴーストタウン街として、荒廃していた場所。この付近の旧市街は「サッシ」と呼ばれ、その意味は「岩」。その言葉通り、この辺りの住居は岩をくり抜いて造られた建物ばかりである。
その始まりは8世紀頃に東から迫害を逃れてきたキリスト教の修道士が住み着いたのがきっかけとされていて、この地の岩山は凝灰岩で構成されていて容易に掘ることが出来た為、横穴住居を掘ってそこを住居とした。その後12~13世紀頃に修道士が姿を消し、その後農民がこの地に移住しだしました。この洞窟住居では奥に家畜を飼い、水も電気もない生活を送らざるを得ない環境で、次第に貧しい人達だけが残っていき近代化に取り残されていきます。
そして1950~60年頃にイタリア政府はスラム化したマテーラの街の治安悪化や衛生状態を懸念し、その当時の住民約2万人を強制移住させる事になった。その後ゴーストタウンとなるが、世界遺産に登録されたのを機に映画の撮影にも使われ、またこの洞窟で住み始める人も出てきて今に至る。
この辺りは普通にキレイな街並みが広がっている。
こちらがマテーラの現地ガイド「アンジェラ」さん。カールした金髪とゴールド色のスニーカーが印象的な人でした。
この街並みを見ていると、洞窟住居なんて全然イメージできない感じ。とりあえず歩いていきます。
この辺りは色んなショップが並んでいます。
そして広場みたいな所にやってきました。
ヴィットリオ・ヴェネト広場(Piazza Vittorio Veneto)
1932年に設置されたという噴水から「噴水の広場」という名前でも親しまれた広場。実際、この広場の地下には、貯水槽が設置されていて雨水や湧き水を貯めていたという。
公共の建物っぽい市庁舎的なもの?
この辺りは洞窟住居ではなく、比較的新しい建物が並ぶ。
ここは下にも行けそうな感じ。
マテーラの街の観光前にトイレ休憩。ここは有料で50セントが必要です。
階段を降りて地下に進んでいきます。
するとトイレ前に係員が居て、料金を徴収しています。こういう所はアナログなんですね。
ヴィットリオ・ヴェネト広場から見るサッシの絶景
トイレ後、近くの展望台から見たマテーラ洞窟住居集合地の景色。
中々の絶景!洞窟住居が並んでいるが、遠くから見ているだけではそのイメージが湧きにくいが。。
岩の上に建てられたのではなく、岩を削って建物を造った街。でも全部が全部ではないけど。。
ヴィットリオ・ヴェネト広場で記念撮影
とりあえずここでマテーラの世界遺産となっている洞窟住居をバックに記念撮影。
「皆さ~ん、こちらがマテーラの洞窟住居でございま~す!」ポーズ。
これも定番ポーズになりつつ「落ちる~~っ!」ポーズ。「そんな事してるといつか本当に落ちますよ!」という声が聞こえてきた・・。
この場所はマテーラの街でもナイスショットのポイントでもある。みんなここでは写真撮影に夢中だ。
この辺りは露店が並ぶが、特徴的な物は見当たらない。
この付近の地面はキレイに石が敷き詰められている。キレイに管理されているようだ。
ちょっとこのお土産物屋さんに入ってみるが、特に興味を引く雑貨はなかった。
このエリアの地図。
マテーラの記念コインがゲットできる自販機。そういえばスペイン旅行の時に記念コイン好きの男がおったな。。
こちらは街のコンビニ的な露店。
なんとイタリアのマテーラでも「キャプテン翼」のグッズが置いてある。。
恐るべしイタリア!!
ここからまた歩いて移動します。
このエリアは比較的キレイな建物が並ぶ。
まだレストランやカフェが開くには早い時間なのか、テントがまだ閉まっている。
この辺りはショッピング街なのか、沢山のお店が並んでいる。世界遺産の周りで観光客を目当てに出店しているのだろうか。
サンタ ルチア教会(Santa Lucia)
この教会は素通り・・・。
コルソ通りといわれるキレイな通りを進んでいきます。
こちらはだいぶ近代的なキレイな建物が並んでいるので、昔からの洞窟住居が本当にあるのかと思ってしまう。
サンフランチェスコ・ダッシジ教会
コルソ通りを進むと、教会らしき建物が見えてきた。
ただこの通りは車も通るので、歩く時は周りに注意しながら歩いて下さい。
近くを歩いていた美人さん。頭のワンポイントが可愛らしい!ただ後で見た時にタバコを吸っていたので、それにはガッカリ。いくらの美人さんでもタバコ1つでイメージが大幅に下がってしまうので、とても勿体無い。
プルガトリ教会
右手にはまた教会があります。この地区には沢山の教会はあるみたい。
よ~く見ると教会の扉にはドクロをモチーフにした彫刻だらけ。王様ドクロや法王ドクロなどもある。
マテーラの本屋?雑誌だらけのお店。
こういう感じでマテーラの街歩きは次回に続きます!
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