【充実の台湾北部周遊3日間】2日目
【阪急交通社(トラピックス)ツアー】2019年9月6日~8日
楊貴妃の岩?!
ここは台湾・台北でも北端に位置する「野柳地質公園」に来ています。トルコに行かれた事がある人はカッパドキアを思い起こすような光景が広がる場所です。
オカンもちょこちょことスマホでそれなりに写真を撮っています。ただ写真の撮り方は脇が開いていて、あまり安定感が無いように見える・・・。
そしてここから桟橋みたいな通路が出来ていて、20~30人の人が並んでいる場所に辿り着く。どうやらこの先に「女王の頭」があるようで、その写真スポットに行く為にはこの列に並ぶ必要があるとの事。ここで一旦解散し、各自好きに写真を撮って集合時間に入口に集まってくださいとの事。
「女王の頭」を眺める!
列の先に「女王の頭」らしき岩が見える。多分これがここで一番人気の岩のハズ。それを目当てに長蛇の列が出来ているので間違いない。
これはその「女王の頭」をアップにしたもの。この辺りの角度から見たものが一番それっぽく見える。確かに首の部分が細く、鼻も出っ張っているし髪の毛が上の方に括られている感じもして、イメージに合う。ただ首の部分が細く、ここにあると数十年後には折れてしまう危険性もあるらしい・・・ただそれも自然の摂理だろうか。
「形あるものはいずれ壊れる!」
下の地面には所々にこのように化石のようなものも埋まっている。数千~数万年前の生物が生きていた証を踏みつけながら進んで行く。
この女王の頭前ではグループで写真を撮るか、このように自撮り棒を持って行って写真を撮った方が良さそう。ちなみに左手前にいる白パンのオジサンが入っている石で囲まれたゾーンは立ち入り禁止の場所なので、うっかり入らないように注意しましょう!
この「女王の頭」、正面ではないけど違う角度から写真を撮るオカン。「正面から写真を撮ろうか?!」と問いかけると「エエワ、ここで充分です!」との事。結構諦めが早い性格のオカンなのである。
この撮影スポットが一番人気の場所だけあって、みんないい場所で一番いい写真を撮りたがるので中々列が進まないようだ。人によっては1枚だけではなく、何枚も写真を撮る人もいるし。
こんな真夏の炎天下に長蛇の列に並んで写真を撮る程、辛抱強くはない・・・それぐらいなら他の景色を写真に撮っている方がいい。
こちらの背中に「巡査」の文字が入っている人は監視員。この撮影スポットではみんなが欲張って色々とやるので、結構注意していた。
海岸線だけあって、吹き付ける風が暑さを少しだけ紛らわせてくれる。
野柳地質公園内の景色 動画
台湾は日本から近い国ではあるものの、やっぱり訪れてみるけど全然違う。
オカンに写真を撮って貰うも、残念ながら指がカットインしている・・・ボクのスマホのカメラが端に付いているので「指が入りやすいんや!」と逆に文句を言われる始末。。
相変わらず「女王の頭」の撮影スポットでは、長蛇の列を維持している。ちょっと人数が減っていたら並んでもいいけど、人数が全然減ってないのでここでの撮影は断念する。
諦めて奥に進んで行く。こちらの奥は奇形岩は少なそうだけど、広々とした海岸線が広がっていて気持ち良さそうだ。
青い空と青い海を眺めているだけで心が癒される感じがする。人類にはこの青さが必要なのである。
「ここから向こうは侵入禁止ゾーンですよ~~!」というポーズのオカン。
ここ台湾でもオハバーTシャツが映えている。やっぱり真っ黄色の服程、目立つものはない。なのでとても写真映える!
他の観光客の人達もここで色んな記念写真を撮っているけど、やっぱりカラフルな服を着ていないのでどうしても背景に負けがちになる。
それでもみんなインスタ映えを目指して、色んなポーズをして心の中では女優気分になって写真を撮る。いい写真かどうかも大事かもしれないが、一番大事なのは本人が楽しんでいる事だと思う。そういった楽しんでいる気持ちが外に滲み出てきて、より一層いい写真になると思う。
ここには救助用の浮き輪が設置されている。やっぱり中にはここで波に引っ張り込まれる人もいるのだろうか。意外と海際ってそれが危ないのであるが。
こちらではお坊さんのような恰好をした人達も来ていた。彼らも息抜きで色んな景色を見ておいた方が、教養をより一層深められていいのだろう。
ここは足元が平らな場所ばかりではなく、ゴツゴツとした岩場なのでうっかり足を取られないように注意して歩く必要もあります。
子供達にとってはあまり遊ぶ場所のない野柳地質公園だけに、ちょっと大人しい感じだった。
この岩は割れた頭の隙間にちょっとだけ雑草が生えていて、髪の毛のようにも見えた。
そんな岩の裏から、ちょっこり顔を出している”ひょっこりはんオカン”。
さっきオカンに写真を撮って貰った時に指が入っていて、散々文句を言ったので今回はちゃんと気にして指を入れずに写真を撮ってくれたオカン。
オカンもやればできるやんか!
自然が創り出したものは、いずれその自然により消え去っていく運命を持っている。これは変えられない運命である。
今はここまで海水が上がっていないが、時期によっては海水がここまで上がってくるのだろうか?!
この野柳地質公園を奥まで進むとカフェがある。喉は多少乾いているものの、今回はあまりお小遣いを両替していないし、タピオカは全然飲みたいと思わなかったのでパス。
ここから野柳地質公園のほぼ全景が見える。何ともいい景色と天気である、ただとても暑いが。。
こちらの奥の階段の上にある岩の上にあるのは「マリンバード岩」と呼ばれていて、鳥が後ろを向いた姿をしているように見える事から名付けられたようです。
野柳地質公園内の景色 動画2
これ以上奥には進めないようなので、そろそろ折り返して戻る事にする。時間的にもそこそこいい時間になってきたし。
しかし地域によって同じ海の浸食によって、これだけ違うものが出来る事に驚く。その地層の種類によって、浸食度合いも影響されるのである。
それにしても台北は観光客が多いように感じる。続々と新しい観光客がやってきて、全然訪れる人が途切れないように思う。ただ時期的にちょうど気候のいいシーズンだったので、観光客が多かったのもあるだろうが。
暑すぎるので、こういった水溜りでちょっとバチャバチャと遊びたいのだけど、誰もそうしている人がいなかった。。ここは野柳地質公園でそうやって遊ぶ場所ではなさそうだ。
結構韓国人観光客が多かった、その分かあまり日本人団体客はここでは見かけなかったと思う。
この野柳地質公園は日本とも姉妹都市ならぬ”姉妹公園”を色んな地方と結んでいるようだ。
青森や千葉、静岡や京都付近など意外と日本の各地と提携を結んでいるようだ。
かといって姉妹公園がどういった取り組みをしているのか?までは分からないけどね。
奥までひたすら進んで行ったので、ボクらが集合地点に辿り着くのが最後のメンバーになっているかもしれない・・・と思いながら進んでいると同じツアーの人達を見つけて、少し安心した。
野柳地質公園の看板前の日陰で休憩するオカン。もう70歳の手前になるけど、最近体力が落ちてきているように思う。前は色々連れ歩きして何だかんだと言いながら付いて来ていたけど、最近は「疲れた・・・」とすぐに言ってあまり長距離を歩こうとしなくなってきた。。
ここの岩には色々な名前が付けられている。こういったパンフレットを見ながら、それぞれの名前を確認して公園内を散策した方が楽しめたかもしれない。
ただ「9月上旬はとにかく暑かった・・・」という感想がまず出てくる野柳地質公園であった。。
集合場所の横にマンゴー・スムージーの旗を見つける。一杯汗を掻いて喉が渇いてそうなオカンは我慢して飲まなかった。
若い女子達は楽しそうにドリンクを買っていた。こういったように汗を掻いた後の水分補強はとても大事だけど、あまり甘いドリンクを飲み過ぎると後々あまりいい事が起きないと思うので控えめにした方がいいと思う。。
やっと野柳地質公園の観光は終了。暑さがもうちょっとマシだったら、もっと気持ちがよかったのかもしれないな。
これから十份に行きその後九份を訪れるが、この九份は年間の半分以上は雨が降る場所だそうだ。なので訪れる時に雨が降っていないというのはだいぶラッキーな事なんだとか。一応天気予報では今日は曇りらしいけど、実際に現地に行ってみないと何ともいえない。
その様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓台北周遊旅行記:初回↓↓
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