【充実の台湾北部周遊3日間】2日目
【阪急交通社(トラピックス)ツアー】2019年9月6日~8日
世界の幸せ?!
台湾・台北で野柳地質公園を後にして、次は十分の街までバスで移動します。段々と緑が増えてきて、山間の郊外にやってきました。
そしてよ~~く見ると、遠くに小さなランタンが上がっていくのが分かります。
十分の街付近の車窓からの景色 動画
十分の街に近づくにつれて飛んでいるランタンがより多く、なおかつ大きく見えてくる。それに舞い上がっていく無数のランタン達。
先程まではとってもいい天気だったけど、ちょっと雲が出てきた。でもこれぐらいの方が直射日光が当たらずで快適に過ごせる。
十分の街に到着!
そして十分の街に到着します。十分は電車が通っているようで、バスではなく電車でも移動して来れるようです。
さてここでバスを降りて少々歩きます。
ここは十分の中心地に登る坂道があり、少しだけ商店が集まっている。
この坂を登っていくが、その先にもランタンがどんどんと上がっていくのが確認できる。ちなみにこのランタン、紙製で上空まで上がって途中で燃えて、一部が燃えて穴が出来ると浮力を無くして地表に落ちてくる。
なので十分の街ではランタンのゴミだらけ・・・とならないように自治体が奨励金を出して、ランタン1個回収すれば約10円位貰えるらしい。ランタン上げは観光客が楽しめる名物になってしまっているので、今更止めれないのでそういった美化運動を行っているのである。
そしてここがランタン上げのメッカとなっている十分の街。奥には実際に電車が走る線路がある。
ランタン上げにチャレンジ!
「ランタン上げにチャレンジ!」という程の物でもないけど・・・・。ここに用意されている赤いランタンにそれぞれの願い事と自分の名前を記入するとの事。ランタンは4面分あるので、それぞれ表裏に書いてさらに左右にも順番に記入する事に。
ランタンが1カラーは150元、4色カラーの場合は200元になる。この赤色は健康運や平安運に縁起があるみたいだ。
奥ではガタンゴトンと電車が通っている。ただ踏切とかはなく、これだけ多くの人が線路の近くに立っているので、人身事故とか頻繁に起きそうにも思えるデンジャラスな電車。
という事で各自、それぞれの願い事をランタンに書いていきます。それぞれに筆が用意されていて、それで書いていきます。こちらの奥様は「健康・・」から始まっていますね。歳を取れば取る程に健康の有難味が分かるようです。
ボクらの組はまずオカンを先陣に着かせる。すると「死ぬ・・・」から始まる・・・。いきなり「死ぬ」からスタートする、さすがのオカンである。。
ランタンに願いを書き込む 動画
皆さんそれぞれに一心不乱に願い事を書いていっています。人間の願望ってのは尽きる事の無いものですね。
「死ぬ・・」から始まった願いはこちらのように「死ぬまで歩く!」でしたね。歳取ると孫の事で頭がいっぱいになるようです。
ボクの番です。早速「笑顔・・・」って書きだすけど、久々に文字を書いたので「笑」っていう字が上手く書けなかった・・・orz。
普段からあまり欲が無いと思っているので、いざ「願い事を書いてください!」って言われても何も出てこない・・・。個人的な願望が無いので、人類にとっての願望を書いてみる。
久々に文字を書くとバランスが悪くなってしまった。「笑顔」がちょっと大き過ぎたし、「あふれる」も漢字で書きたかったけど文字を思い出せなかった・・。
ジャ~~~ン!
これがボクの願い事であります!
だいぶ字が汚くなってしまったので、本当はもう一回書き直したかったのだけど・・。
横に居たいい歳した5人組のオジサングループの人達がボクの書いた内容を見て「君は凄いな!個人的な願いではなく、世界平和を考えてるんやな!素晴らしい!」とビックリしていた。確かに周りでランタンに記入している内容を見回すと、個人的な願望ばかりを書いている人ばかり。
この十分の街では25~50%が日本人観光客のように思える位に日本語が飛び交っていた。多分九份目当ての観光客がついでにこの十分の街を通るので、寄り道しているのだろう。
ランタンに記入し終わった後は、現地のスタッフさんが写真を撮ってくれるとの事で右側の奥様がスマホを渡します。
ランタンは4面あるので、4人1グループで記入しまずは記念写真を撮ります。
そして4面それぞれに写真を撮っていきます。こちらはオカンが記入した面、この後歩いている途中にオカンが弱音を吐いた時には毎回この文言を言い返すようになりました。
「死ぬまで歩くって書いたやろ~~!」って!
こちらはボクの願い。笑顔でいられる時間程、楽しい時はないのである!
やはり人間、健康が一番だね!「いつまでも美しく」は本人次第である?!
こちらもおばあちゃんならではの願いである!
ランタンを上げる瞬間 動画
中で炎が燃えているのでちょっとだけ熱いランタン。係りの兄ちゃんの合図で手を離すと空高く舞い上がっていくランタン。温かい空気が上に昇る原理を利用して、空を昇るランタン。
ランタンを上げる瞬間 動画2
ここはランタン上げのメッカのようで、ほとんど訪れる観光客がランタンを飛ばしていた。
空高く舞い上がるランタンだらけ。
続いて他のグループたちもそれぞれにランタンを飛ばす。
ランタンを飛ばした後はちょっとだけフリーライム。周辺を歩き回ってみると、線路のそばのランタンに日本語が見える。そこには人間の金銭欲が見える・・・所詮人間なんてこんなもんなのかなと思ってしまう瞬間でもある。「一生お金に困りませんように」なんて小学生の願い事かと思ってしまった。。
まあお金なんて、あるに越したことはないけど苦労なしで得たお金なんて価値が無いと思う。
みんな勝手に線路の敷地内に入っているが、ここは先程も見えたように実際に電車が走る線路なのである。こういうのも日本では見られない光景である。
ランタンを上げる人々 動画
そんな線路の敷地内で記念撮影を行う。
願い事を書いたランタンを上げて、すっかりご満悦の様子なオカン。
ボクもオカンに負けじと線路でポージング!
でも電車は通るけど、そんなに頻繁にダイヤは入ってなく約30分の滞在で1回しか電車が走っているのを見かけなかったな。
この続きはまた次回に!
↓↓↓↓台北周遊旅行記:初回↓↓
【コメント欄】