【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
フェズの匂いは・・・?!
こちらの先にある建物に入っていきます。
まずは入口でお店の人と思われる人から、ミントの葉が手渡されます?!
ミントの葉なんか、どうするのかな?!
とにかく階段を昇っていきます。その途中の壁には絵の描かれた皮が貼り付けられています。
こちらはお馬さんの絵が描かれていますね。
革製品のお土産販売所に到着!
4階まで上がると、何かの糞のような臭い匂いがします・・・。
その匂いを誤魔化すために、このミントの葉を鼻元に近づけます。この為のミントの葉だったんだと気付く。
乳牛の皮みたいだ。
皮なめし場【タンネリ・ショワラ】 tanneries chouara
ここは14世紀から今まで使われ続けているフェズのメディナでも伝統を感じれる場所。
ここの穴には皮を洗う液体や皮を染める染料が入れられています。
伝統的な皮なめし場の景色 動画
それにしてもスゴイ悪臭がします・・。
女性陣はマスクをしたり、もらったミントの葉を鼻に近づけて匂いに耐えています。。
こんな匂いの中では、商品もまともに見る気が失せる感じがする。。
ここにず~~っと居てると、徐々には匂いに慣れてくるのだろうが。
この匂いの原因は皮を洗う液体に”鳩の糞”が使われているからだ。鳩の糞にはアンモニアが含まれていて、それが皮の汚れなどを落とすのに効果的なんだとか。
こちらには日本から1人で観光に来ていた大学生が居て、数人の人はそのお兄さんと談笑していましたね。
ここの皮なめし作業は勿論人の手で一枚一枚手作業です。その地道な作業と”臭い匂い”の劣悪な環境で、賃金も安いらしく辞める人が多いらしい・・・。
飛行機内で出会ったオバサマが言っていた”臭い匂い”については、ここに来たら納得できた。そう簡単にはこの匂いは取れないのかもね。
伝統的な皮なめし場の景色2 動画
是非この場所の匂いも届けたいが、残念ながら無理でした・・・。
店内にてショッピング!
下の階に降りると臭い匂いがマシになる。それより女性陣はお目当てのバブーシュに群がっている。
その他にも大量のカバンなども所狭しと置かれている。
こちらのカバン関係の方は全然見向きもされていなかった・・・。
帽子やベルトも全部本革。
こちらは折り畳みもできる物入の籠。こういうのもお土産にはよさそうだ。
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ただボクは全然買う気がないのだが。。
こちらでは”や~だ~♡姫”がバブーシュの試着をしている。色んなデザインが豊富にあるので、迷って仕方ないみたいだ。
「どれがイイ?どれにしよう?どれがイイと思います?!」と聞いてくる。その矛先が添乗員さんに向かう。
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添乗員さんも当たり障りのない返答で「どちらとも、それぞれに可愛らしくてお似合いです!」と素晴らしいコメントを返していましたね!
ボクは思った事をそのまま直球で返すタイプなので、こういったコメントを言える人をスゴイと思ってしまう!
この辺りのバブーシュ(皮のスリッパもどき)は日本円で1,000~2,500円ぐらい。他の店でも沢山売っているが、皮の縫製が汚かったりちゃんとしてない物も平気で売っているらしいので、購入の際は細かく細部までチェックしておいた方がいい。
ボクは全然買う気がないので、1階に降りる。そこにも沢山の商品が置かれている。
こちらにも大量のバブーシュが置かれていて、女性陣が喰い付いている。こういうお店は女性陣にとっては”たまらなく楽しいお店”なんだろうな。
それと引き換えに「まだ次に行かないの?!」とイスに腰を掛けて、お疲れの男性陣の姿も見る事ができる。
こちらのオジサンはキラキラとした金・銀のバブーシュを試し履き中。
しっかりと店内には監視カメラが設置されていて、モニターにはその内容が映し出されていた。
1階で集合時間になるまで待っていると、店員のお兄ちゃんが喋りかけてきた。
「アーユー、ナカタヒデ??」と。
こう見えても「中田英寿に似てる」ってたまに言われるボク。
そこで「イエス!ヒデ!」と返す。
するとその店員さんがどっかに行った。
その後、その店員さんが別の店員を連れてきた。
その彼に「こいつ、本当にナカタヒデ??」と聞いていた。
連れられてきた店員もボクをしっかり見ながら・・・
「ウン!こいつはナカタヒデだ!」と言った。
それに驚く、最初の店員さん。
握手をしてくれと迫ってくる。
ボクは口元に人差し指を立てて「内緒にしてて!」と頼む。
するとそれを察して、興奮を抑える店員さんでした。。
以上
それとモロッコ人は日本人女性に対して、アタックが凄く積極的である。
通称”メグちゃん”は「俺のワイフだ、彼女は」と言われていましたね。逆に”や~だ~♡姫”は最初に冗談で「ボクのワイフだ」って店員に紹介したら、全然誘惑が無かったそうです。
皮なめし工場を出てバスに移動
やっとこさ、匂いのキツイ革製品の工場&ショップを出れました。その出た所では少年たちが物を売ろうと待ち構えています。
もうさっき革製品のお店で買った後なんで、誰も欲しいとは思えないだろうけど彼らはそんなの露知らずとばかりに押し付けてきます。勿論誰も買っていませんでしたが。。
この続きはまた次回に!
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