「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」と「中部国際空港」に飛行機好きの甥っ子を連れて親父と日帰りで旅行の計画があった。
しかし11月のイタリア旅行前にあの大好きな子とデートの約束をした日と被ってしまった。。
となると選ぶのはデート!という事で、一緒に同行する予定だった叔母に行けない旨を伝える。ちょうど叔母も咳が止まらず、行くのをキャンセルするとの事。という事は親父と甥っ子の2人旅。
も夜に親父からの電話がかかる。「○○〇(甥っ子の事)が、ボク(私)がいないと一緒に行かない!」と言っているとの事。親父はすでにレンタカーも借りていて、岐阜の美術館にも行きたいらしく「どうしても付いて来てくれ!!」との泣きが入る。
それで大好きな子に連絡をすると、その子も体調があまり優れなくて「親父さんとの旅行を優先して!」との返事でやむやむデートを取り消し、親父の誘いを受ける事に。。。
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」を訪問
という事で前日夜の仕事を終わって寝たのは朝3時。朝の6時に迎えに来るとの事だったので朝5時30分に起床。眠い・・・。
そこから京都八幡に住んでいる甥っ子の家に向かう。
飛行機好きの甥っ子をまずピックアップ!
朝の7時過ぎにも関わらず、早起きして楽しみでワクワクの笑顔の甥っ子ちゃん。
「このヤロ~!おじいちゃんと2人で行けよ~!」と愚痴全開の私を尻目に、楽しくてしょうがないご様子。
大阪からは車で行くと名神高速道路を通って、約2時間半の旅。
菩提寺パーキングエリアにて休憩
途中、菩提寺パーキングエリアでトイレ休憩。カメラを向けると照れながらもポーズを撮る甥っ子ちゃん。
小便中で油断している甥っ子ちゃん。
親父の安全運転?!で無事、岐阜の各務原市の到着。
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の入口で記念撮影。
「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」
住所:〒504-0924 岐阜県各務原市下切町5丁目1
電話:058-386-8500
開館時間
開館時間 | 閉館時間 | 最終入館 | |
---|---|---|---|
平日 | 午前10時 | 午後5時 | 午後4時30分 |
土曜日・日曜日・祝日 | 午前10時 | 午後6時 | 午後5時30分 |
休館日
毎月第1火曜日
年末年始(12月28日~1月2日)
入館料
券種 | 大人 | 60歳以上・高校生 | 中学生以下 |
---|---|---|---|
個人 | 800円 | 500円 | 無料 |
団体 | 700円 | 400円 | |
年間パスポート | 2,000円 | 1,300円 |
朝9時30分頃に到着したので、まだ博物館内には入れませんが敷地は入れます。こちらは自販機のデザインが「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」仕様になっています。
まずは陸上自衛隊のヘリコプターがお出迎えしてくれます。
「川崎 V-107A ヘリコプター」
タンデムローター(プロペラ・ローターが前後2つ付いている)のヘリコプターで、開発当時はエンジン出力が弱かった為に軍事用には不採用になるがその後エンジン出力を強化した機種を開発し軍隊に採用された。
そういえばヘリコプターって乗った事ないな~~。
よく戦争映画の一シーンで見るように後ろの開閉式扉が開いて、あそこから乗組員が出入りするんだろう。
お次はプロペラ機。
こちらは民間向けの航空機っぽい。
「YS-11A-500R 中型輸送機」
こちらは戦後に開発された飛行機。1965年に初飛行し、1971年に製造中止が決定したが未だに自衛隊で使われているそうだ。
戦後敗戦国となった日本では航空機の研究・開発が禁止されていました。その後のサンフランシスコ講和条約にてそれが解禁され数社が協力して作った会社で開発され「戦後初の国産旅客機」と呼ばれています。
元々戦争時代に航空機を開発していたメンバーが参加していたので頑丈に設計されており、また自衛隊では飛行時間が民間機に比べてはるかに少ないので長持ちして使われているようです。
座席は60席ほど。ただ振動や音が少し大きいみたいで旅客機向きではなかったみたい。
官民共同特殊法人であった「日本航空機製造」という会社が設立され開発をした航空機。海外でも好調な販売をしたが、シェア確保の為に赤字販売を続けたのが尾を引き赤字経営となり、その会社は1983年に解散してしまうのであった。
次は見た感じ、洋上にも着陸できそうな水陸両用機っぽい。
「US-1A 救難飛行艇」
こちらのUS-1Aは日本が開発・実用化した”初の水陸両用機”。乗員は12名で海上自衛隊の救難飛行艇として重宝された。1976年より使用されだし1991年にオスプレイにその座を譲るハズが、ご存知の通りオスプレイのテスト飛行結果が芳しくなく生産終了を予定していたこの機が当分使われることに。ちなみにその時US-1Aの部品の大半が製造中止をしていた為に部品メーカーからはかなり不満を言われたそうな。
3メートルの波が立つ洋上でも着水可能でしかも時速100kmほどで離陸ができる。”低速離陸・離水”が優れた飛行艇として重宝される。しかしその反面、着水時の衝撃が強い為に飛行艇としての耐久性は一般の飛行艇に比べると早く交換せざるを得ない結果となった。
手を伸ばせば、触れそうな高さ。仲良く抱っこ!!
飛行機ってあまり近づかないので、こうやって間近で見るとその大きさに驚く!!
結構広い敷地の「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」。合計4台の飛行艇が外に展示してあります。
「P-2J 対潜哨戒機」
旧ソ連の潜水艦対策に開発された対潜哨戒機。1971年から運用され、1994年に退役するまで軍用機としては珍しく無事故で運用された。
全部で83機が配備された。
「おおわし」という愛称で呼ばれていたそうです。
横にあるタラップでコクピットに近づけます。甥っ子と親父は喜んでタラップに登って楽しんでいます!
本当に飛行機が大好きで仕方ない甥っ子ちゃん。でも最近目が悪くなりすぎてパイロットになる夢を諦めてしまった・・・。
潜水艦を探知する仕方としては、ソナーブイを海に投下しそれより信号を受け取り水中のデータを受信し潜水艦が潜んでいるかを識別していた。
ジェット燃料を蓄えているタンク? 翼の下にはミサイルを付けれるっぽい所もあります。
下から見上げると翼の下側に「日の丸」が塗装されています。
普段自衛隊の飛行機なんか目にする機会は殆どないが、今も毎日どこかの基地から次々と飛び立っているんだろう。
道楽親父と駄々っ子甥っ子のツーショット写真。
次はもうちょっとアップの写真。親父も嬉しそう!
空へ飛び立つ飛行艇のイメージ?!
建物の一部は翼をイメージした造りになっています。
博物館の建物は結構大きい。
子供用の遊具
その手前に子供の遊び場として、アスレチックコーナーがある。運動音痴の甥っ子がロープに飛びつく。
上手い事ロープに飛びつくと、向こうまでいけるのだが甥っ子はすぐに落ちてしまう・・。
もっとロープの上に飛びつき、足を曲げて挟んでロープにしがみつかないといけないのだが。。
博物館での開店待ち
博物館の中にはカフェがあり、軽食やカレーなどが食べれる。そろそろ小腹が空いてきた時間。
午前10時からの開館まであと10分もある。列の最前列で並ぶ。
「気を付け~~!」で整列。
ごっつい一眼レフを生意気に持って来ている甥っ子。これはママのおさがりで一応買い取ったものらしい。
博物館の内部に入るのを楽しみにしている。
博物館の内部はまた次回に続きます!