エジプト旅行記:阪急交通社(トラピックス)1人旅限定参加ツアー
阪急交通社(トラピックス):1人旅限定参加ツアーのエジプト旅行記の続きです。
エジプト旅行5日目がスタート
イシス神殿に向けて移動
今日は他のクルーズ船が隣接しているので、その船を渡って岸まで行きます。
こんな感じで隣り合ってくっ付いています。
横の船をチラッと物色。ちょっとこちらの方がグレード高そうな感じもするも添乗員さん曰く、「同レベルです」との事。
バスで約1時間ほど揺られ、イシス神殿に着きます。
入口付近には多数のお店が軒を揃えています。しかし旅中、こういったお店で観光客が買っている姿をほとんど見ていないのでぜんぜん儲かっていなんじゃないのかと思わせるぐらいです。
入場ゲートを通った先にも露店がぞろぞろとあります。
時間があれば少し見てみた感じもさ~~っと移動していくので、見る時間はなし。
イシス神殿に行くには小舟に乗船します。
イシス神殿
アスワン近郊にあるイシス神を祀った神殿。イシス神がホルス神を産んだ場所とされる神聖な所らしい。別名フィエラ神殿とも言う。約2000年前に建てられたもので、元々は隣接するフィエラ島にあったがアスワン・ハイ・ダムの建設により水没する為近くのアギルキア島に移設された。
入場チケット
入場チケット。100EGP(約600円)
小舟に乗り移動。も最初モーターから白煙があがり「この船、大丈夫か?」と驚く瞬間。勿論これはエジプトクオリティーで問題ありませんでしたが。
ボートでイシス神殿に移動
午前の早い時間なのでそんなには暑くはなく、波をきる風が当たり心地いい感じ。
なお、この付近にはホテルもあるみたい。しかし電気・水道が通っていないので、寝るだけしか出来ないそうだ。
途中「タイタニックポーズで写真を撮りたい方はどうぞ!」と言われて、船の先端に乗りだしたら「そこは危険なんでダメです!」と断られてしまいました。。仕方なしに臨場感がないけど、手前で1人寂しく?ポージング。
船で5分くらい揺られます。ここはアスワンダムでできた湖。
このオジサンがサングラスを付けていると、タモリさんが「ブラタモリ」のロケしているような錯覚に陥る。
左側にイシス神殿が見えてきた!
結構デカイ。水に映える神殿。
ここで船を降ります。
こちらは別の角度からのイシス神殿。
船着き場にも所狭しと露店が並んでいます。
イシス神殿の猫ちゃん達
まず出迎えてくれたのが、ガリガリの猫。小さい島なんであまり食べ物がないのか、とても痩せている。
エジプトは古来より猫を神様のように扱ってきた国だが、ここの猫達はみんな冷遇されている。
イシス神殿に到着
右側には座席が100席あり、ここでも光と音のショーをしているそうだ。
少し歩きます。ツアー参加者さんもその人の性格によって、先頭をガイドさんと共に進むタイプや後ろの方をゆっくり歩くタイプとかその人の特徴が出てきます。ちなみに私は先頭をガイドさんの話を聞きながらスッスッと行くタイプです。ツアーではガイディングレシーバーというものを貸してくれるので、ちょっと離れても声は聞こえるので後ろにいても問題はありませんが。
こちらが正面。ポーズのバリエーションも限界がきたので手も上がらず。。。
イシス神殿の昔の絵
デビッド・ロバーツさんの絵。ほんと忠実に描いていて、感心してしまいます。日本に帰ってからデビッド・ロバーツさんの絵の存在がある事に気付きました。エジプトに居る時に知っていれば何か買って帰ったのに。
おおきな壁画が。
蓮の花をイメージした柱。昔は色が付いていたそうな。
中心にはホルス神がいます。ここは彼が生まれたとされている場所。ただ正確には違う島なんですがね。
門をくぐります。
ここには18世紀頃の探検者・学者の名前が刻まれています。現地ガイドさん曰くは、今の自分の名前を書く落書きと同じだとか。ただこういう事をしても「後世に自分の恥さらしをしている」ようなもんですね。
イシス神殿の壁画
壁には穴が所々に空いています。ちょっと残念な所かな。
今ではすっかり色褪せた神殿。
デビッド・ロバーツさんの絵では綺麗な色がまだ柱や天井に残っていました。
でっかい石。
左がイシス神かな?
神殿の中に入っていきます。
イシス神殿の内部
柱の上部にも落書きが。やっぱり人間の本質は昔から同じだ。
内部はライトアップされています。
イシス神に貢物を捧げている。
現地ガイドのアジーが色々と詳しく教えてくれたが、思い出せない・・・次回からはメモをきっちり取ろうと思った次第です。。
ここも内部の壁一面に細かい壁画が刻まれています。古代エジプト人はこういうことにかけてはマメだったんでしょうね。
外側は風により風化して劣化したりするが、太陽光には強いのか?
奥にもキレイな神殿がある。
デビッド・ロバーツさんの絵でもあった神殿が。
こちらの廊下でちょっとした撮影大会。
ひょっこり顔出し。
ボロボロになった隼?のレリーフと一緒に壁画を眺める。
近くには石切り場が。
この建物は説明してくれなかったけど、礼拝堂なのか?
向こう側には一緒の飛行機でエジプトに来たクラブツーリズムの方々が。
青々とした空。
ここでは湖をバックにした撮影スポット。
砂漠ばっかりのイメージがあるエジプトとはちょっと違う風景。
ちょっとした自由時間があり、少しぶらつきます。
エジプトも5日目になり、満喫中。
集合地点に戻ります。
出口にいた猫、こちらも勿論ガリガリ。
イシス神殿から帰るボートでのこと
帰りの小舟でこちらの少年がナイル川付近の地図を販売しだします。こちらの少年は11才で午前はこれを売り、午後は学校に行く苦労人です。1枚1ドルだったような。
現地ガイドのアジーがこの子を応援しているようなので、わがツアーの優しい叔父様叔母様達は沢山買ってくれました。
せっかくなんで、少し談笑。手前のオバサマは持参したボールペンをあげていました。今の日本にはあまり見られない、少年が仕事でお金を稼ぐ光景です。
イシス神殿を後にします。水面に反射しています。
次は世界最大のアスワン・ハイ・ダムを見学します。
その様子はまた次回に。
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