タリン旧市街の城壁沿いを歩き、スリーシスターズを覗き見する-バルト三国旅行記-31

バルト三国旅行記:5日目

阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日

中世の雰囲気を味わえるタリン

タリン旧市街にて

引き続きタリン旧市街地の散策は続きます。ここは世界遺産に登録されている旧市街地の中でも、一段高いトームペアの丘という高台です。

 

 

パットクリ展望台にて

こちらはこのトームペアの丘にある2つの展望台の1つ。さっき訪れたコフトウッツァ展望台は旧市街地で建物が密集している丘の東側全域が見れたけど、こっちは丘の北側にある。

 

この展望台からよく見えるのはこちらの旧市街地で一番高い建物である聖オラフ教会の塔。現代ではいくらでも高い建物が造られていく時代だけど、昔は天に向かってそびえ立つように見えた塔であろう。一説によると15世紀頃には世界で一番高かった建物という話もある。

 

展望台の正面側はあまり旧市街の建物は少なく、その奥には新市街地が見える。

 

展望台の左側(北側)には旧市街は殆ど無く、幹線道路の向こうには色んな現代的な建物が見える。

 

こちらはエストニア政府機関の建物、正面から見ると綺麗にライトアップされている。ちなみにこのトームペアの丘は高さ約24mだという。

 

展望台からの眺め 動画

 

2つの展望台からの景色を見て満足したので、こちらの階段を降りて行く事にする。

 

こちらのクネクネした階段を降りて行く、そこそこに街灯もあるので暗くはない。クネクネしているだけにあまり階段は連続していないのでシンドクはないけど、その分昇り降りに時間が掛かるけど・・。

 

階段を降りている最中も旧市街地を眺める。さっきの2つ目の展望台も良かったけど、この階段を降りる途中の場所からも旧市街地を広く眺めれるので、なかなかいい場所であった。

 

そんな階段を降りると辺りにはこちらのヤドリギが生えていた。ヤドリギには色んな伝説があるみたいだけど、ボクの知っているのはよくアメリカのドラマでも見られたように”ヤドリギの木の下でキスをする”事だ。ヤドリギは”愛の木”ともされていて、クリスマスの時に若い女性はこの木の下でキスされるのを拒むと翌年は結婚できないという。。

思わず周囲を見回して美女を探すけど、こんな時間には歩いている人は殆どおらず、勿論美女など影も形もない・・・

 

タリン旧市街地にはこのように現代の街として、うまく塔も調和している。一見すると全然違和感がない。

 

ここは城壁の外側の公園のようになっていた場所。さっき展望台から見た時に、電飾が付いていたツリーがあったので光に呼び寄せられる昆虫の如く、ツリーに近づいてしまう。。

 

こちらは城壁の外側。ここから見ると城壁と、それを壊して造られたと思われる建物が違和感なく並んでいるのが分かる。

 

この城壁部分はライトアップされていて、舞台のようになっていたけど、周囲には誰も居なかった。。

 

ここは古くから残る門の跡。中世の頃はひょっとしたら、この通行できる穴は開けられていなかったのかもしれない。

 

 

再び城壁内に進む

城壁内はご覧のように街灯が至る所に設置されているので、ちょっと薄暗い所もあるけど比較的明るい街並みになっている。

 

門の外側はライトアップされていなかったけど、門の内側は控えめに電飾が設置されていた。

 

この時の時間は22時20分頃、付近にはあまり人通りが見られない。最近恐れを感じにくくなったボクは、外国でも全く恐怖を感じない。。

 

帰るハズだったけど、あのタリン旧市街地で一番のトンガリを次の目的地に設定する事に。その時の気分でフラフラと歩いているので、寄り道や方向転換など日常茶飯事である。そして時間が遅いからホテルに帰ろうという考えもあまり無いのである。だからもし同伴者が居たら、その人は歩き疲れてシンドイ目に遭うだろう。。

 

この旧市街地には中世の頃からの建物が多く残っているので、それらの建物は補修しなければこのように薄汚れて汚い感じになってしまう。なので常に補修が必要な旧市街地の維持にはそれなりの費用が掛かるので、管理する側も大変なのである。

 

ここは通用口のようになっていて、城壁の外に出れるようになっている。こんな場所にも地面にはライトが埋め込まれていて、明るくされていた。

 

タリン旧市街地の城壁で特徴的なのは、このように塔が密集している事だと思う。他の街ではこんなに近い距離に塔は建てられていないので、戦の時の為だけの塔ではなさそう。

 

城壁内の旧市街地では、全部が歩行者専用道路ではなく、一部では車も通れる道もある。だから油断していると車に轢かれる可能性も無くはないのである。

 

城壁も色んな所にライトが仕掛けられているので、とても明るくて夜の景色がお洒落にも見える。

 

全然人通りのない旧市街地。ヨーロッパの人達って早く寝るのだろうか?!

 

こちらの城壁には木製の階段が取り付けられている。城壁の登り口を発見である。

 

かつては街を守る為に旧市街地の周囲に張り巡らされていた城壁。今の時代にとっては経済活動を妨げる壁になってしまっているような気もする。ただ歴史的な物で昔ながらの街には付き物なので、壊す訳にもいかないしと悩みの種かもしれない。

 

城壁の上に続く階段の扉は閉まっていたが、乗り越えれる位の高さだった。

ジャンプすれば扉を越えれそうだったけど、いい大人はそんな事をしたらいけませんよ!

 

街中がクリスマスムードで夜遅くまで騒いでいるのかなというイメージがあったけど、中心部の広場以外は静まり返っているタリン旧市街地。

 

 

聖オラフ教会にて

こちらはこの旧市街地で一番高い建物である「聖オラフ教会」で尖塔の高さは約124m。15~16世紀はもっと高い塔だったらしく、当時世界一高かったという説もあるようです。

 

元々はローマカトリックの教会だったが、マルティン・ルターによる宗教改革の影響を受けてプロテスタント派の教会に変わった。現在は「バプテスト」というプロテスタントから枝分かれした一教派の教会になっているようだ。

 

この教会は元々は12世紀に建てられたもので、その後再建・改修されたもの。教会の名前はノルウェー国王の「オラフ2世」から付けられている。彼は死後すぐに聖人化されて、ノルウェーでは聖人オラフが守護聖人になっているようです。なお、オラフ2世はノルウェーにキリスト教を広めた人物でもあった。

 

聖オラフはノルウェーだけではなく、スカンジナビア半島のスウェーデンやアイスランドなどでも多く祀られているという。

 

尖塔を照らすライトが天空に向かって、天まで照らしているようにも感じれて神々しくも見える。

 

この辺りはちょっと明るくて、まだ開いているレストランもありそうな通り。

 

バルト三国の車はご覧のように砂などが付いて汚れている車ばかり。こんな高級車も残念ながら汚く、車も泣いているかも・・・。

 

 

三姉妹(スリーシスターズ)の建物にて

そして歩いているとリガの旧市街地にもあったような、3軒縦長な建物が並んだ場所にやってきた。一番手前の建物の壁にはクサビが何箇所にも入れられているのが目立つ。

 

この建物は三姉妹というか長女、その娘、そして孫と代を経て建てられたという説もある。その為に後年になる毎に予算が無くなり、建物が細長くなっていったという。14世紀に建てられた建物で元々は商用に使われていたが、現在では2003年に改装されて合計23室の五つ星ホテルになっている。なお、このホテルで一番格式が高い”ピアノ・スイート”という、エストニアで製作された高級ピアノが置かれた部屋に前天皇陛下がお泊りされた事があるという。

 

こんな昔の建物だけにあまり部屋は広くなく、屋根裏を活用した部屋などもあるみたい。

 

こちら真ん中にあたる建物は、1階はレストランになっている。ちなみに明日の昼食はこのスリーシスターズ・レストランで食べる予定である。阪急交通社のバルト三国ツアーを調べていると、このレストランで食事を食べる機会が多いみたいだ。

 

一番右端の建物には正面の出入り口が無いようだ。

 

真ん中の建物の窓の内側には、ユダヤの燭台のような7個のライトが付けられた電灯が置かれている。

 

一番左の建物の扉は細かい彫刻がされていて、一番荘厳な雰囲気を持っている。

 

明日この中のまさに奥にあるポスターの前辺りの席に座って、昼食を食べる事になるのである。

こんな旅はまた次回に続きます!

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