【充実の台湾北部周遊3日間】初日
【阪急交通社(トラピックス)ツアー】2019年9月6日~8日
新しい旅行は台湾なり!
次の旅は台湾で台北のみを周遊する定番の観光コース。そして今回の旅のお供はなんとオカン(関西弁で母親の事を「オカン」と言います)。いい歳した30代後半のボクと70歳を目前としたオカンとの旅行。よく娘と一緒に海外旅行に参加する親子はいるものの、この組み合わせはあまり居ないかもしれない。
今回の旅行の動機は、70歳を前にして海外旅行に行きたい気持ちはあるけど実際に中々行けないオカンの背中を押したら、思いの外「じゃあ行く!」と返事があって近場の行った事がない台湾に決まる。
コースは最初はフリーで行く予定を考えていたが「空港からホテルまでの送迎が無いとヤダ!」というオカンの意見を優先し、最終的にお任せで名所を回ってくれるパックツアーに落ち着く。そして九份の夜景を見れる「充実の台湾北部周遊3日間」に落ち着くのであった。
台北に向けて出発!
今回の出発は関西国際空港から。午前11時10分発エバー航空便で、集合時間は9時10分だったけど、いつも通りに早めに8時過ぎに関西国際空港4Fターミナルの阪急交通社カウンターに到着。今回の旅は添乗員さんは居なくて、現地台北にて現地ガイドさんが案内してくれるツアー。まずは阪急交通社カウンターでEチケットを貰うと共に、一緒にエバー航空の搭乗券まで貰う。
その搭乗券を持ってエバー航空カウンターに向かい、荷物を預けようとするもまだチェックインカウンターが開いていない。。今回は先に搭乗券を貰ったので、いつもの場所に行く事にする。
ぼてじゅうにチェックイン!
いつも空港になぜ早く行くかというと、このぼてじゅうで税込み3,400円までの飲食代がタダで食べれるから。正確には”プライオリティパスを所持していれば、当日の搭乗券を一緒に提示すれば3,400円(税込)以内は無料”となる。ただしこれはプライオリティパスを所持している人だけに適用なので、カードを持っていない連れを一緒に同伴すると追加料金が発生する。なので今回はオカンを置いてボクだけぼてじゅうに入る。
昔は行きだけではなくて、到着した時にも適用されたらしいが今となっては出発時のみ。ただし出発時は国際線だけではなく国内線でも適用されるので、使い勝手はあるようです。
ただしプライオリティパスでも、 アメリカン・エキスプレスのクレジットカード経由で発行していると現在は使えなくなっているようです。なのでこれからプライオリティパスを申し込む場合は楽天プレミアムカード経由の方がいいようですね。
楽天プレミアム・クレジットカードを作成すれば、もれなくプライオリティパスを入手可能です!旅行代金はクレジットカードで支払うと色々メリットもあります!
ぼてじゅうを訪れたのは午前8時半過ぎ。お店の前に置かれていたメニューを見ると、この時間はモーニングメニューで注文できる品は限定されているようです。ボクとすればビールを飲めるだけでいいんですがね。
すっかりと定番化した旅行前のぼてじゅうコース。ただこのぼてじゅうも空港店だからか、プライオリティパスで無料客が多いからか、あまりお金を払ってまで入りたいお店とは感じません。。タダで食べさせてもらっている身ではあるものの、評価はそれなりにしないといけませんので。
これまた恒例のプレミアム・モルツビールの大ジョッキ!正直料理の味を求めて来ている訳ではないので、もうこれだけで満足なのです。ちなみにぼてじゅうはプライオリティパスが使える関空で唯一の飲食店なので、場合によっては混み合います。入れない場合や列が出来ている時もあるので、なるべく時間に余裕をもって訪れた方がベターです。
そして注文した「牛ハラミ焼肉重」1,280円(税抜)が運ばれてきます。
さっき店の前で見たメニューに載っていた写真に比べると貧相に見える現物・・・。まあこれが良くとも悪くとも”ぼてじゅうクオリティー”と言ったトコでしょう。。これを有料で食べるお客さんがいれば商売として成り立つけど、さすがに厳しそうに思うけどな。
すっかりほろ酔い気分になりオカンと合流。オカンは朝飯にコンビニのおにぎりを食べていた。そしてエバー航空のチェックインカウンターに並び、スーツケースを預ける事に。
問題なく預け荷物を託して、保安検査を抜けてターミナル内に入り、ここでもゆっくりとビールを飲む。コンビニに置かれている大手ビール会社の製品の中では、このサッポロ黒ラベルのデザインが一番好きかな?!ただそれだけで黒ラベルを手に取ったので、やっぱり商品のデザインというものは大事である。
ボクのサラリーマン時代はパッケージ製造会社に勤めていて、印刷した色が気に食わないと出来上がった製品をボツにして再生産した事も多々あったけど、今改めて”デザインの重要性”を再認識する。
まだ朝早めだったので、ポケモンの子供が遊べるコーナーからは賑やかな声は残念ながら聞こえて来なかった。
今回は初めて利用するエバー航空。台湾の航空会社でスターアライアンスに加盟しているが、今回はパックツアーだったのでANAのマイルが貯まらない座席クラスだったorz。
搭乗時間までになり、搭乗ゲートに並びます。今こうやって見ると、ちょっと前の方に同じツアーに参加していた人がいるのが分かる。でもこの時は全然知らずの状態だった。
エバー航空で台北に向けて出発!
今回は阪急交通社カウンターに行った時点で搭乗券を貰っていて、既に座席が決まっていたし、飛行時間も約3時間なので窓際で我慢。まあ飛行機内では寝るだけやしね。
飛行機は無事飛び立ち、約1時間後に機内食が出てくる。ボクはぼてじゅうで朝飯代わりを食べていたので要らないと寝ていたのに「アンタ、機内食べへんのか?!」とわざわざ起こされる。。意外とこんな機内食にでも喜んでいるご様子のオカン。
こんな機内食にも喜んで頂けて幸いです!
カレーのような、シチューのような機内食。そこそこのお味のようでした。
自分の中では少ししか寝てない感じだったけど、あっという間に台湾の上空に来ていた。意外と台湾っていう国の情報がボクの頭には入ってなかった。なので今回も色々と学べる旅になりそうだ。
台湾といえば第一次~二次世界大戦頃に日本軍が占領していた事は知っているけど、逆に言えばそれ位の知識しか無いのである。。
無事台北に到着します!
程なくして何の問題も無く、台湾の空港に到着します。今年の旅行は殆ど10時間以上乗って遠方に行く事が多かったので、約3時間位のフライトでは海外に来た実感がしない。。
今回は添乗員さんが同行しないので、自分達で空港の出口まで向かう。そこで現地ガイドさんが待機しているそうだが、まず台北に着いての入国審査の列がとても並んでいて少々疲れた。
キチンと入国カードも記入していたので特に問題はなく、無事入国する。そして荷物も問題なくスムーズに出てきた。
空港のロビーに出る所で、皆プラカードを持って待機している場所で阪急交通社の現地ガイドさんを発見。「全員集まるまで、この辺りで待機しててください!」との事で、ちょっと休憩。今回の現地ガイドさんは、台湾在住の日本人オジサン。日本人の現地ガイドさんだと、日本語が大変判り易いので有難い!
熱帯まではいかないけど、ムワッとした気候の台湾。まずはバス乗り場に案内されるけど、どのバスも派手なデザインでそのムードにとりあえず圧倒される・・・。
台湾のバスは暖房は効くけど、冷房が効かないバスが多いらしい。まずは現地ガイドさんのオジサンが台湾アルアル話で盛り上げてくれる。今回のツアー参加者はみんなペアか団体で来ていたので、1人参加の人は居なかった。
初めての台湾旅、バスの窓が汚くてちょっとガッカリ。。せっかくの車窓からの写真もあまりキレイに撮れない・・・。
ただし天気はよく、橋の上からの景色が綺麗だった。ただし窓は汚いけど・・・。
右奥には最終日に寄る「台北101」が見える。2004年に完成した時には”世界一高い建造物”として101階建ての509mの高さを誇る台湾のランドマークである。ちなみに出来た当時世界一高かった建物は2007年にドバイのブルジュ・ハリーファに抜かれるのであるが。。
台北の空港に到着時に、現地通貨「台湾ドル」に両替済。1万円を出して2,800台湾ドルに両替したので1台湾ドルは約3.5円位の模様。ちなみに台北の空港内の両替カウンターに向かったオカンは、そのカウンター内に居てた現地女性に「みんな大体いくら両替するの?!」と何と大胆にも日本語で問いかけていた・・・。
海外に行って現地の人に日本語で話すっていう考えがボクに無かったので、少々衝撃的であった。現地ガイドさんに聞くならまだしも、両替所の人にそれを聞いても「人それぞれに違うので、何とも・・・」としか返って来ないだろうし・・しかもそれを日本語で聞くとは恐るべし・・・。ただオカンは何だかんだで2万円分を両替したようだった。
親子であっても考えが全然違うというのを再認識した瞬間であった。関西近郊の近場であれば、たまに2人でどっかに行ったりするけど海外に一緒に行くのは約20年振りである。約20年前はボクの兄貴の結婚式をハワイでやるという事だったので、オカンと2人で一緒に行った以来である。
オカンはあまり行動的ではないので、送迎付きで無いと嫌なタイプ。なので約20年前にハワイに行った時には目的地に辿り着くまでに苦労した思い出があり、それ以来海外に行くという事は億劫になってしまった経緯があるのである。
台北に着いて早速観光はスタートしている。元々の日程では行天宮からスタートになっていたのだが現地ガイドさんのススメで3日目予定だった龍山寺観光と入れ替える事に。
この辺りでバスを降ります。今回古本で台湾のガイドブックを2冊買ったものの、相変わらずあまり事前情報は頭に入っていません。
ここが龍山寺で台湾でもパワースポットとして人気の場所だそうです。ここから台湾観光がスタートしていくのであります。
その様子はまた次回に続きます!
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