ナブールの街で、独立を勝ち取ったチュニジアのモニュメントを眺める-チュニジア旅行記34

【チュニジア世界遺産紀行8日間】5日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】

旧市街で迷子・・?!

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて

ナブールの旧市街地を抜けた所に周りが車道で囲まれた広場がありました。

 

 Martyrs’ Square

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて1

チュニジアの独立運動で戦って犠牲になった人達を弔う為の広場のようだ。

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて2

大きな尖塔が見えます。イスラム教の国ではよく見れる建物。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて10

この広場の真ん中には大きな岩の上にチュニジア国旗を掲げている像が設置されています。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて11

別の角度からも写真撮り。辺りに小さいチュニジア国旗が連なっているのが、ちょっとジャマのような。。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて3

どこの国にもその自由を勝ち取った時に犠牲になった人がいるのだ。そう思うと感慨深くなる。。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて4

チュニジアは1956年3月20日に「ムハンマド8世・アル・アミーン国王」を擁してチュニジア王国として独立した 。

 

 Martyrs’ Square周辺の様子 動画

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて5

それまで統治されていたフランスに対し、独立を求めてゲリラ戦を仕掛けた。その際に多くの命がチュニジアの明るい未来を期待して散っていったのである。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて6

今ではそんな名も残っていない人達の生き様を残そうと置かれている像。名もなき英雄たちの姿を後世に引き継いでいくのである。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて7

そんな思いを馳せながら記念写真を。そんな独立運動で犠牲になった人達の生き様を感じ取る。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて8

これ以上進んでも何も無さそうなので引き返す事にする。この辺りは横断歩道がなく、車もどんどん進んでくるので道を渡る際は左右をよく見て渡りましょう。

 

 旧市街を引き返す

チュニジア:ナブールの街で旧市街地の奥の広場にて9

さっき通ったファルハット・ハシェド通りを引き返します。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す

旧市街を戻っていると、あるお店で見た事のあるオジサマを発見。ちょっと寄り道をする事に。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す1

すると喋りかけてきたこちらの店主は親日の人で「親戚が名古屋に居てる」と言ってましたね。「今まではどこに行ってきたんだい?」とか「明日はどこに行くんだい?」と聞いてきたので「明日はシディ・ブ・サイドに行くよ!」と言ったらマグネットを1つプレゼントしてくれました。

 

プレゼントしてくれたのはこちらのマグネット。「オレは日本人が好きなんでプレゼントするよ!」との事。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す2

そんなお返しに定番の寿司キーホルダーをプレゼント!

とても喜んでくれましたね!

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す3

そんな現地の人との触れ合いを楽しみながら、旧市街をゆったりと歩きます。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す5

車まで走ってきます。いきなり轢かれる事はないのだろうが周辺には注意しておきましょう。

事故ってからでは遅いですからね!

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す6

つい最近モロッコに行った後に来たチュニジア。似てるようで似ていない。こういうのはやっぱり自分で来てみて、感じないとその違いは分からない。そういう意味では今回チュニジアに来て本当に良かったと感じる。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す7

門の所で現地ガイドさんと添乗員さんが待っていて、ボクらが最後だったようで一緒にバスに向かう事に。

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す8

来る時に気になっていた面白像の前で、お馴染みのパクリポーズ!

 

チュニジア:ナブールの街で旧市街地を引き返す9こちらの木が1月14日広場の目印。根元にある花瓶のようなものは真っ二つにしたのを貼り付けたもの。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて

近くで見ると大きな木。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて1

それを見つつバスに戻ります。その手前の道の反対には建物の建設現場が見えます。BMWの車と共に。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて2

そうしてバスに乗り込みます。

 

 旧市街地で迷子?!

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて3

そしてバスに乗り込んで「いざ出発!!」と行こうとしたら、添乗員さんから「アレっ1人足りないな・・・?!」との言葉が。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて4

「誰だ?誰だ?」とバス内のツアー参加者がザワザワ騒ぎ出します。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて5

ボクの左前に座っていたズボンがピンク色だったオバサマのようです。集合時間を過ぎても帰ってくる様子が見られません。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて6

現地ガイドさんと添乗員さんがバスを降りて、そのオバサマを探しに行きました。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて7

なかなか戻ってこないので、どうせ待つならバスの中よりも外の撮影をとバスを出て広場に向かいます。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて8

さっきの目印になる大きな木の根元の壺に接近してみます。近くで見ると確かに継ぎ目がありました。

 

チュニジア:ナブールの街の1月14日広場周辺にて9

そんな壺を眺めつつ、旧市街地の方向に目を配ります。添乗員さんが電話しているようで、何とか電話は繋がったようだ。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了

ナブールの街の陶器を象徴するこちらの壺。街のシンボルマークでもあるのだ。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了1

こちらのロータリーは横断歩道がない所が多いので、車の動きを見ながら渡る必要がある。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了2

向こうの方で添乗員さんが「見つかったよ!」というポーズをしていて、一安心。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了3

この広場周辺には鉄道の駅もあるようです。「ナブール鉄道駅」って名前。

 

 バスでケリビアへ移動

チュニジア:ナブールの街での観光は終了4

バスの中では周辺に座っている女性陣が日本から持参してきているお菓子を配っています。よくツアーで見られる光景ですね。ボクはあまりお菓子とか食べ物とか水も持って来ないタイプなので、いつも感心してしまいます。「雪の宿」なんて大体割れているものですが、手前の一枚はまだ割れていません。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了5

ケリビアに向かう途中、バスの右手に海が見えてきました。しかしある人曰く「日本海の荒海みたい~~!」と旅行を台無しにしかねない一言が・・・。確かに天気も悪く、波が高い海はそれにしか見えませんね。。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了6

先程の集合に遅れてきたオバサマはちょっと委縮モード。。どうも迷ったのではなく、集合時間を勘違いしていたとの事。10~15分遅れたとこでどうってことはないけど、遅れた側が真面目な人だとず~~っとその事をツアーが終わるまで抱えていらっしゃいましたね。。

そういう人が居るとボクの性格上「今回は集合時間に間に合いましたね?!」と毎回冷やかしを言ってしまうのです。

こういう人間なのでお許し下さい、悪気はないので!

チュニジア:ナブールの街での観光は終了7

ナブールからケリビアまではバスで1時間30分程の距離。


約60kmh。

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了8

途中通過した街ではタクシーがズラリと並んでいた。何か有名な観光地でもあるんだろうか?!

 

チュニジア:ナブールの街での観光は終了9

なかなかの邸宅が並んでいましたね。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する

こんなアフリカ大陸に来ても電子機器メーカーで幅を利かせているのはアジア系のメーカー。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する7

道路標示で「ケリビア(KELIBIA)」の文字が見える。相変わらずアラビア語は覚える気ナシなので、全然読めない・・・。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する8

チュニジアの国旗が建てられているこういう建物は警察の場合が多い印象。ただこれが警察署なのかは不明。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する9

チュニジアも社会主義から自由主義に変わり、貧富の差が拡大しているようだ。ただその問題は避けようがない。努力する人間と努力しない人間がどうしてもできるのだから。これはアリの世界でも同じなので、生物の本能だからどうしようもない問題である。

 

 バスの車窓からの景色 動画

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する1

右側に座られている奥様はすでに100ヶ国以上を旅されている強者。旅慣れしているので窓ガラスに吸盤で引っ付けるカーテンを持参していた。そういう旅のお供グッズを見ているとその人の”旅力”というものが垣間見れる。それらを見つけるのもこういうツアーならではの楽しみであると思う。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する5

道中の道端には普通に羊や牛などが放牧されている風景を見れる。彼らもすっかり見慣れたのか、近くを車が通っても全然驚かない。。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに移動する6

郊外に行くとこんなボロ屋が立ち並んでいる。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色

川も汚い色をしている・・・・。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色1

菜の花だろうか、密集して咲いている場所は黄色くてとてもキレイ!

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色2

チュニジアでは至る場所にミナレットがある。しかも他に高い建物がないので遠くからでもよく見える。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色3

そしてまた別の街に差し掛かる。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色4

このロータリー形式の交差点は必ず真ん中に空間ができるので、色んなモニュメントや像などが置かれている。重要な物からどうでもいいような物まで置かれている。。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色5

チュニジアはヨーロッパが近いので、そちらの流行りが上陸してくるようだ。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色6

また別のミナレットが見えてきた。それにしてもどんよりした天気ばかりのチュニジア。

 

チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色7

今日は我慢するけど、明日は海辺のイシュケウル国立公園とシディ・ブ・サイドの観光なのでスッキリ天気になって欲しい!
チュニジア:ナブールからケリビアに向かう道中の景色8

ちなみにイスラム教では1日5回のお祈りをするが、仕事などをしていて時間通りにできない場合はまとめて5回分お祈りをしてもいいし、1回だけのお祈りでもいいらしい。豚肉も知らずに食べたら、それはOKだそうだ。解釈の問題で色々と融通が利くみたい。

 

そんな感じで次回に続きます!

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