シヴィドニツァの教会でパイプオルガン・コンサート拝聴編-ポーランド旅行記-26

ポーランド旅行記:4日目
阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–

世界遺産でパイプオルガン・コンサート

こちらはポーランドの南西にあるシヴィドニツァという、小さな街。そこにある”宗教施設としては世界最大級”で世界遺産にも認定されている教会に来ています。

 

教会に入るとこのようなロビーがあります。ここでは一応数は少ないけど、ポストカードなどのお土産も置いてあります。

 

世界遺産の教会内部へ入る

そして教会の内部へと進んで行きます。こちらの教会は17世紀に建てられた、完全木造の建物。

 

今の時代では改修された事もあって、ちょっと位は木以外が使われているかもしれないけども当時はこの地方を支配するカトリック勢力の中にあって、敵対するプロテスタント派の教会の建設が認められた稀な教会である。

 

歴史古そうな教会の鐘。

 

ここの教会はプロテスタント派の教会だけど、内装は思った以上に豪華。

 

天井裏にはビッシリと絵が描かれている。何気にこうやって天井裏の絵画を眺めるけど、この絵を描いた人は常に上を向きながらの状態で描かないといけないので、その作業はとても大変だっただろうな。。

 

教会内部の景色 動画

 

こちらの像はキリスト教を代表する偉人の像が飾られている。

 

この教会の収容人数は5000~6000人(椅子を排除した場合)。当時はこれ位のプロテスタント派の信者がこの地域に暮らしていたようだが、今の時代でこの地方に住むプロテスタント派の信者は100人前後なんだとか。

 

敵対するカトリック勢力の中で特例として建設を許可されたプロテスタント派の教会。ただし何か反逆などを起こせばいつでも破壊できるようにと、城壁の外で、なおかつ大砲の砲弾が届く場所に建設させられた。

 

そんないつでも壊される可能性にあった、このプロテスタント派の平和教会も建てられて約100年すると、またこの地方の勢力図が変わる事になり新しい支配者はプロテスタント派になった。そのおかげで現在もこの教会が現存する大きな要因になったようだ。

 

神父はカトリックの聖職者の呼称。プロテスタントでは神父ではなく牧師と呼ばれる。カトリックの神父は男性しかなれず、なおかつ結婚もしてはダメだけど、プロテスタントの牧師は牧師になる前に結婚していても牧師になる事が出来る。プロテスタントの方が戒律に緩く、結婚などをして人生経験が豊富な人間の方がより親身になって説教が出来るという考えのようだ。

ちなみにこちらは洗礼時に使われる水が収められていて、ここで洗礼を行うようです。

 

今ではこの地方にプロテスタント派の信者が少なくなってしまった為に普段は使われる事のない、これらの長椅子。現代はカトリック・プロテスタントで争うキリスト教自体の宗教離れが若者に進んでいる。昔とは違って科学の進んだ世界では、宗教の教え自体に現代科学とは全然違う事が平気で説かれていたりするので、若者は宗教自体に興味がないのだ。

ボクもそんな若者(??)に属するので、神頼みには頼らないのである

ただこの教会、内部は外よりも寒い。てっきり壁に囲まれていて、風も当たらないし外気もそんなに入らないのでまだ暖かいと思っていたけど・・・。だからこの教会ではあまり長い説教とかはしないようで、冬場のミサも寒すぎるので、別の教会で行っているらしい。。

ひょっとしたらこの寒い教会が嫌でプロテスタント派離れが進んでいるのかも?

こちらの2階に見えるのはパイプオルガン。そして今日はなんとこれからこのパイプオルガンを使っての、生演奏が行われるのである。

ちなみにこのパイプオルガン、何本のパイプが使われていると思いますか?正解は後程!

こちらの像は左端から、”十戒で有名なユダヤ人を約束の地に導いた”モーセ、”モーセの兄”アーロン、イエスキリスト、ヨハネ、ペトラ、パウロである。

 

色んなものを手に持った天使が集う天井裏。カトリックもプロテスタントも起源は同じキリストから派生したものだけど、結果的には争いを生むようになってしまう。最初は崇高な目的で作られた宗教も、時間が経てば欲深い人間の為に悪用されてしまうのである。

 

さてそろそろこのパイプオルガンを使った生演奏が始まるようです。

 

他にももっと大勢の観客が集まるのかと思えば、観客は我々の団体のみ。他には一人もこの教会には入って来ていませんでした。

 

こちらは今回のパイプオルガン・コンサートのパンフレット。ちゃんと日付まで入っています。

 

右のページに写真が載っている人が今回演奏してくれる人。4曲演奏してくれるようです。そんなパイプオルガン・コンサートの様子は下記動画をご覧ください。

 

世界遺産の教会でのパイプオルガン・コンサート 動画

 

世界遺産の教会でのパイプオルガン・コンサート 動画2

 

こちらはヨーロッパでよく見かける双頭の鷲が描かれている。

 

他の人達はみんな長椅子に腰掛けて、パイプオルガンの音色を聞いていたけど、あまり興味が無かったので時間を持て余すように教会内の写真を撮り続けるボク。

 

世界遺産の教会でのパイプオルガン・コンサート 動画3

 

完全木造建築だけにしっかりと消火器が設置されていた。去年発生したフランスのノートルダム大聖堂の大火事を見ると、次はこの教会で起きても不思議じゃないと思ってしまう。「心の油断が火事の元」じゃないけど、しっかりこの教会を火事から守っていって欲しいと思う。

 

像になっていた小さい子供の股間はちゃんと隠されていた。時代によっては男性の股間をそのまま表現する事は芸術と捉えていた時代もあるし、それが拒絶されて今までの像にあった股間部分が花に変えられたりした時代もある。

さてあなたはどちら派ですか??

寒い教会内を飛び回るパイプオルガンの音色。最初は物珍しいので興味深々に聞いているけど、だんだん聞き慣れてくるとそろそろ飽きてきそうな時間帯になってきた。でもそんな素振りを見せないツアー参加者さん達。。

 

世界遺産の教会でのパイプオルガン・コンサート 動画4

 

演奏を終えて教会内を去って行くパイプオルガンの演奏者さん。有難うございました!

 

こちらは貴族などの偉いさん専用の観覧席のようだ。ガラス張りになっていたね。

 

現地ガイドさんの恰好を見ていると、結構ここが寒いという事が分かる。最初は良かったけど、パイプオルガンを聞いている内にだんだんと冷えてきた。

 

この地方には他にも見所があるようで、現地ガイドさんが持って来ていたタブレットで画像を見せてくれる。

 

「ここはいい所なので、また来てくださ~い!」って大体現地ガイドさんは言ってくれるけど、残念ながら高確率で再訪する事はないのである。。

 

そしてその後にこの教会内にあるドアの数やパイプオルガンの本数を当てるクイズを出す現地ガイドさん。その答えに近かった、こちらの奥様はプレゼントを貰っていてご満悦な様子。ちなみにドアは27個もあるんだとか。パイプオルガンも大きいのは何と3905本で出来ているんだとか。。

 

教会の足元には絨毯が敷かれている。この絨毯が無ければ、もっと教会内の温度は低かったのかもしれないな。

 

という事で教会内で行われたパイプオルガン・コンサートを満喫した後、教会を出ます。

 

教会の外に出ると、太陽の光が当たる影響もあったけど暖かく感じた。教会内は寒いので牧師さんの説教も短めらしいけど、それだったら全国の会社で行われる会議も寒い場所で行った方が早く済んで生産効率も上がるのかもしれないな。

 

1656~1657年頃に建てられた、この平和教会。この教会が望む平和な世界はこれからも訪れてくるのか?

 

バスに乗り込む前にこちらの建物内にあるというトイレに向かいます。

 

こちらのトイレは有料で2ズローチ。係員が居なかったので、こちらにコインを入れて行きます。

 

こちらは教会の敷地内にある建物、多分元々は修道者が住んでいた場所っぽいような感じ。

 

今ではドアもすっかり可愛らしくペイントが施されている。そのアクセントになっている、黒い蜘蛛の巣模様が意味するものとは?!

 

こちらの窓はレトロな感じの扉が付けられている。そして右側に見えるのは日本語ではないか!

 

ここは警備員の家だったようだ。何故ここだけ日本語が書かれていたかは不明。日本人が書いた字じゃ無さそうだったけども。。

 

こちらは鐘が収められている鐘楼。ちょうど午前10時前だったので、上の扉が開いて鐘の音色が聞こえてきた。

 

鐘楼の音色を聞きながら教会内を見渡す 動画

 

あまり自分を入れての記念写真を積極的に撮りたいとは思わないけど、ツアー参加者さんの人達がたまに「写真撮ってあげるよ!」と親切心で言ってくれるので、ご厚意に預かって写真を撮って貰うようにしている。

 

バスの中でショパンの曲を聞きながら・・ 動画

「せっかくポーランドに来たので、是非!」とショパンの曲を添乗員さんがバス内で流してくれましたね。

そんな曲を聞きながら、ポーランドの雰囲気を感じて旅は続くのである!

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