【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】4日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
ミケーネ遺跡の博物館を観光
まずはミケーネ古代遺跡を見る前に博物館に行って、お勉強タイム。
この敷地はキレイに管理されています。全然汚れていません!
こちらの大きな入口から入ります。
2m50cm位の背の高い人でも入れそうな入口。。
ミケーネ博物館に入場する
博物館に入ってまずはミケーネ遺跡のミニチュアを見て、簡単な説明を受ける。
”小高い丘”に築かれているのが一目瞭然な模型。
博物館内のミケーネ遺跡の模型 動画
ツアー参加者の方々も興味深々に模型を見ている。
壁には開放的な窓があり、外を一望できる。
そして博物館入口付近にはパネルが並んでいる。
こちらに展示されているもので重要なものの説明が記載されているのだろうが、外国語は全然読めません・・・。
現地ガイドさんからちょっと説明があります。こちらのパネルはシュリーマンの顔があるので、この遺跡を発掘した時の様子が描かれていそうです。
この辺りはすべてシュリーマンの発掘で見つかった訳ではなく、先程見学した「アトレウスの宝庫」などはもっと前から見つかっていた。
まずは大量の土器が所狭しと沢山展示されている。
興味深げに展示物を見て回るツアー参加者達の様子。
色んな模様が彫られている石。
昔の人が生活で使っていたと思われる窯や土器が陳列されている。
中にはひび割れてしまった壺も修復されて、展示している。壁にはそれらの壺があったとされる場所が地図に記されている。
ただこれだけの量があると、すでに土器などを見飽きてしまう・・・。
他の人達も口には出さないけど、そう思っている人も居るかも?!
人型の土器も置いてある。宗教的なものとして造られたのかな?!
オリーブオイルを貯蔵する瓶もこの中にあるようだ。
エジプトの博物館で見た「クフ王の像」並に小さい像がある。。
こちらはライオンの像だろうか?何となく犬っぽく見えるが、この時代は殆ど犬の像はなくライオンばかりなので、多分ライオンの像だろう。
こちらは文字が入っており、宗教に使われていた可能性が。
この辺りから「もう何も考えずにとりあえず写真だけ撮っておこう!」という気分になっていた・・・。
こちらは象形文字のようだ。
とても小さい顔の像もあった。。
像を造る型も展示されている。
フライパンのような調理器具もあるし、貯蔵用の壺みたい。オリーブオイルを貯蔵したのか、それともお酒を貯蔵したのか?
こちらは口が広い壺。みんなに配る用のものを入れる為の物かな?
水差し型の壺もある。
こちらは青銅器の破片や槍の穂先のようだ。昔から争いは絶えなかったみたいだ。
ホントに数多くの土器や壺、像などが展示されている。勉強熱心な人はこれだけの点数があっても、しっかり見て回るんだろうな。。
こちらにはスフィンクスのような像も展示されている。
ガイディング・レシーバーもずっと耳に付けていると、耳が痛くなってくるので外していると全然説明が聞けない。常に添乗員さんの近くにいればいいのだが、写真撮影に夢中になって、アッチコッチに行ってるので全然説明を聞けていない。。
この壺などの模様もそれぞれに名前や意味などがあるのだろう。
可愛らしい人形のようなものや尿瓶みたいなものもある。
それらを入れるレトロな箱まである。
こちらはこの博物館内の展示物でも一目置かれているものが展示されている。
アガメムノンの黄金のマスク(レプリカ)
こちらはレプリカで本物はアテネにある国立考古学博物館に保管されている。
シュリーマンが「アガメムノンのお墓を見つけた」とこの場所を発掘した時に喜んだのだが、実際にはアガメムノンより前の時代の遺跡であった。その場所を発掘してみると合計5つのマスクが見つかった。結局このお墓はアガメムノンのものではなかったが、これらのマスクは「アガメムノンの黄金のマスク」という呼ばれ方になっている。
これらシュリーマンの発掘したお墓は王様のものであり、男性は戦士だったので闘いに使う道具も一緒に見つかった。
こちらは兜のようだ。
これはライオンの顔を真似た兜かな?!
これらお墓には沢山の黄金製品が入っていて、その当時の繁栄していた時代の勢力の大きさを感じさせる。
ちなみにシュリーマンは息子の名前に「アガメムノン」と名付けるぐらい、夢中になっていたそうだ。そんな理由で名前を付けられた息子は苦労したんだろうな・・・。
ボクの兄が同じ苗字の有名なデザイナーの名前を付けられ、その名前が原因でイジメられた事があったそうだ。
そう考えると名前ってホント大事だね!
大きな墓碑のようだ。残念ながらティッシュケースのように穴が開けられている・・・。
まだまだ壺の世界が続きます。。
こちらは闘いに向かう王様の様子でも描かれているのかな?!
もう何を見ても「ふ~~ん」としか、言葉が出てこない。。
壁にはキレイな絵が描かれていたのだろう。左には原画のようなものがある。
こちらは祭祀センターから見つかったテラコッタ像。「テラコッタ」とはイタリア語で「焼いた土」や「素焼き」という意味がある。
凄い点数が保管されている。3000年前以上の物と思うと、とても貴重な品々である。。
こちらは後で行くミケーネ宮殿の主体部の模型。ミケーネ文明が繁栄していた絶頂期の宮殿部分である。
キレイな壁画も残っているみたい。
やっとグルっと博物館を一周してきて、出口が見えてきてホッとする。。
1本の剣が展示されている。その剣の形に合わせて、後ろの文章のレイアウトも調整されている所が面白い!
王様の剣っぽい匂いがするような。。
ここでは時代とともに作る土器の発達が分かり易く見られる。時代を重ねる毎に精密に、また小さくなっているのが見て取れる。
こちらはライオンゲートのパネル。後で実物を見れます。
ミケーネ時代固有の建築上の特徴である”三角形の開口部”がこのライオンゲートでも設けられている。
そしてやっと博物館を出て遺跡に向かう。ここには放し飼いの犬がいた。それとも野犬?!
これからミケーネの古代遺跡の見学に行きます。歩いてすぐの場所にあります。
この続きはまた次回に!
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