【トルコ周遊10日間ツアー】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬
いつの時代も男は同じ!?
エフェス遺跡にて
トルコのイズミルにあるエフェス遺跡。ローマ帝国時代の繁栄した当時の都市跡が残った遺跡で、この古代都市エフェス地方をひっくるめて世界遺産に登録されています。
そしてこの正面に見える建物跡は「丘の上の住宅」と呼ばれる上流階級の人達が住んでいた場所である。
そしてその前の床には豪華にもモザイク画が敷き詰められている。この時代にこんなモザイグ画を床に作らせる事が出来たのは、とても裕福なお金持ちが住んでいたハズ。
ちなみにこのモザイクの床は本物っぽい。。これを博物館で保存するには、ちょっと大変なのだろうか?でもこのまま置いていたら、雨風で浸食したりしないのか?ちょっと心配になる。
こちらは「スコラスティカの浴場」と呼ばれる1世紀に建造された大衆浴場跡。しかし4世紀に発生した大地震により崩壊した建物を見事に修復した女性の名前を付けられている。
この浴場は再建された後は3階建てになったそうだ。ここは上の方まで登れそうだったので、ちょっと試しに入って見た。ちなみにこの浴場には温水や冷水や談話室なども設けられていて、無料で使用できたそうだ。当時の公衆浴場は社交場や楽しみの場でもあったという。
すると首の無い女性の像が置かれている。これがこちらの建物にも名前を付けられている、お金持ちだったというスコラスティカの像。
前の通りから見ると、僅かにだけしか像が見えない。。
こちらの建物は「ハドリアヌス神殿」でこのエフェス都市を訪れたローマ皇帝ハドリアヌスに敬意を表して造られた。
こちらの建物のレリーフは勝利の女神ニケや頭髪が蛇のメデューサ、またエフェス創世記の伝承画などが描かれていますが、これらはレプリカで本物は博物館にて保存されています。
エフェス遺跡の景色 動画
このハドリアヌス神殿の前には4つの柱があるが、それぞれの上には像が置かれていたらしい。
こちらの中央に見えるのは、メデューサのレリーフ。メデューサがこの門を守る役目になっているそうだ。
そして次の場所に進みますが、この辺りは柱の残骸などの置き場所の様にも見える・・・。
そんな石の間にある道を進みます。
すると何か見覚えのあるような形のものが見えてきました。そうです、トイレ跡なのです!残念ながら座れないようにロープが張ってあったので、トイレで記念写真は撮れずじまいでした。。
こちらは手前にあった溝跡、こちらに水を流して、排泄物を流していたようです。その当時も汚物は臭かったハズ。。
そのトイレの中心には何か建てられていたようだ。その柱跡が残っている。
「これは現代でも使えますよ!」と熱く語る現地ガイドさん。
こちらの石碑のような前ではちょうど日陰が出来ていたので、休憩する親子の姿が見えた。何とも微笑ましい光景である。
ちょうど皆さん、この辺りで暑さもあってか、お疲れが出てくるタイミングのようですね。
どうやらこの辺りに「娼婦の館」と呼ばれる、男性が「ムフフ!」と喜ぶ場所があるそうだ。
そして正面には何かの神殿の様に見える「ケルスス図書館」が見えてきました。このエフェス遺跡といえば、このケルスス図書館の写真が載っている事が多い。
この道は今まで通ってきた道。途中で休んでいた人が居たが、我々のツアーには「休み」という文字は無いのである・・・。
こちらがマーブル通り(大理石通り)と言われる道。道の感じが全然違うでしょ?!
エフェス遺跡の景色 動画2
こちらのケルスス図書館は2階建ての豪華なファザード(入口)で、その当時の3番目の規模を誇る図書館であったという。当時アジア州の執行官だったケルススの死後に、息子が父親ケルススのお墓の上に建てたもので、木造部分は地震や火事などにより焼失してしまっている。
ただし1970年代に修復を受けて現在に至り、地下には今でもケルススの石棺があるという。
まずはその図書館前で指を入れて貰って(笑)、記念撮影を!
スマホを横で撮ると指が入り易いので、縦に向けてもう一枚!
下の階には柱毎の間に彫刻した像が置かれていて、それぞれに「知恵」「運命」「学問」「美徳」を表しているそうだ。ちなみにこれらの像はレプリカで本物はオーストリアのウィーンに置かれているそうだ。
ここは人気スポットだけあって、人が多く記念撮影をする人が絶えなかった。
ダメ押しでもう一枚記念撮影。今思うとこんな写真撮っている暇があれば、この図書館の中を見て回ったらよかった。ちなみに噂ではこの図書館の地下と、近くにある娼婦の館の地下とで繋がっていたという説がある。それ以外にも地下で娼婦の館と繋がっていた建物もあるようだ。
実はマーブル通りも「そんな地下にトンネルなんて無いよ!」と思わせる為に、このような豪華な誤魔化した道を造ったのかもね?!
「女性からするとそこまで手間掛けてまで行きたい??」と思うだろうけど、世の男性の99.9%は「イエス!」って答えますから!!
こちらはマーブル通りの下には水路が走っていたそうな。こちらはその跡?!となると更にその下にトンネルが掘ってあったのかな?!
そんな楽しい?!マーブル通りを進んで行きます。
すると鉄枠で囲まれた場所の床には何やら、怪しげなものが描かれているようです。
ちょっと分かりにくいけど、足跡の右側には”娼婦”の画が描かれていて、その下には四角い”お金”が描かれていて、足形はそれの方向、そして足形の左上にあるブツブツは”ハート”が描かれているらしい。まあこれだけヒントがあれば、もう言わんでも何のために描かれているかはご理解頂けますよね?!
「う~~ん、ちょっと私には難しいかな~~?!」と思っている少女?!
「う~~ん、全然分かんない~~ママ~~何これ~~??」と言い出しそうな子供。
そしてそんな猫耳カチューシャを付けた女の子の影が、上手い事この石の上に重なっていて何とも言えない雰囲気を醸し出しています。ちなみに現地ガイドさんはここでも「この石はこんな所に放置したままにせずに、博物館に持って行き保存されるべきだ!」と熱く語っていました。。
男の性(サガ)は昔から不変なのである・・・。
奥には大きなクレーン車が見える。この辺りも色々と補修工事が必要なのだろう。
辺りには建物の残骸だらけ、そりゃ2000年も前のものは簡単には修復できないよね。。
こちらは下にあるアゴラで市場跡である。
上にもあったアゴラ跡だけど、こっちの下にある方がだいぶ広い。
かつてここであった賑わうイメージを増幅させる人達・・・というよりそろそろ暑さでお疲れ状態だったのかも。。
という事でこの様子はまた次回に続きます!
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