【トルコ周遊10日間ツアー】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬
ローマ時代の夢の跡!?
エフェス遺跡にて
トルコのイズミルにあるエフェス遺跡で、もう少しだけ観光は続きます。南側の入口から入ってこの辺りまで見たら、殆どの遺跡は見た事になります。
残りはこの先にある大劇場跡のみ。
大劇場跡にて
元々は紀元前3世紀頃に建てられた劇場であるが、ローマ時代に増築されて今に至る。
その収容人数は25,000程も入ったそうだ。ローマ時代の都市の人口を測る目安として、その都市にあるコロシアムなどの円形闘技場や劇場などの収容人数で、それを10倍させると大体その都市の人口だったという話がある(以前とある添乗員さんから聞いた話だが・・)。
となるとこのエフェスの都市には約25万人前後の人口が居たという計算になる。
元々は劇場であったが、4世紀頃にローマ帝国が不安定になってきてコロシアムでの闘いがとても盛んだった時期にここも闘技場と化した。
元々は劇場だった為に、一番下の段には壁がなく手すりで仕切られていて、その下でオーケストラが演奏していたという。しかし猛獣が放されると危険防止の為に、最下段には壁が造られたという。
大劇場跡の景色 動画
そんな昔に地中海沿岸を制覇して、もはや敵なしと思われていたローマ帝国を滅ぼした要因は外的要素ではなく、仲間割れという内的要因だった。それと共に分裂した後の西ローマ帝国は全線で闘う兵士の多くが外国人にも関わらず、経済不安定により政治が混乱しその矛先を外国人排斥運動に向けたという。その結果、分裂から100年を持たずに西ローマ帝国は滅びるのであった。
最近はアメリカでトランプ大統領の打ち出した方針で移民の受け入れを減らすという、現代の外国人排斥運動がまた起こっている。まるで過去の過ちを勉強せずに、歴史を繰り返そうとしているようにも見えてしまう。2000年も前の事ではあるが、人間の本性は全然変わってないと思うが。。
こちらの劇場裏では、順番を待つ出演者などが待機していたのだろうか?!
でも劇場跡でこれだけの巨大な規模は類を見ないと思う。と偉そうに言ってもまだ全世界を回った訳ではないんだけどね・・・。
ちょっと場違いに見える巨大なクレーン車。
これにてやっとエフェス遺跡の見学が終了します。後は出口に向かうだけ。
こうやって大劇場を一望すると、その大きさを改めて感じます。
こちらには大きな通りがあります。
この広い道幅。という事はここをとても多くの人や馬車などが行き交っていたのでしょう。
このエフェスの都市が全盛だった時は、とても華やかで賑やかで豪華だったのだろう。
今ではクレーン車などでその時代よりも簡単に改修作業が出来るが、その当時はほぼ人力だった訳だから。。
高くそびえる木々の間を抜けて、出口に向かいます。
トイレ前で猫ちゃん達に出会います。こうやって色んな猫ちゃんを見ていると、本当に色んな柄の毛並みがあります。
こうやって写真を撮ったり、触ったりすればするほどに猫ちゃんが好きになってくる。
今では「岩合光昭の世界ネコ歩き」というNHK-BSでやっている番組を見出すと、猫ちゃんが可愛らし過ぎてマッタリしてしまう・・・。
こちらのエフェス遺跡内にあるトイレは無料でした。
こちらは子猫みたいに小さかったし、ちょっとオドオドとしたビビリ猫ちゃんだった。
こちらの子猫ちゃんは、とても可愛らしかった。
可愛らしいというよりは、ちょっと弱弱しい感じがまた可愛さを助長していたような。。
そしてやっとエフェス遺跡の北出口に到着しました。この辺りで解散し、20分後にバスで集合との事。
北出口横にお土産物屋さんがあったので、ちょっと中を見てみる事に。
日本で書かれているガイドブックが欲しかったんだけど・・・。
次の旅行からは”ブログ執筆用資料の経費”と思って、なるべくガイドブックを購入しようと思います!
かつての兵士、映画「スリーハンドレット」の世界感のある、こういった像がめちゃくちゃ欲しいけど・・・・これも我慢我慢。。
それ以外は欲しそうになるものはありませんでしたが・・・。
エフェス遺跡の外にも色々な露店が広がっていました。
ただ特に欲しいものも無いし・・・。
トルコアイス屋さんでは「カラン、カラン!」とベルを鳴らして、お客の気を惹きますがそれにすらもう反応せずにバスに向かいます・・・。
バスに乗り込み、パムッカレへ移動
やっとバスに乗り込みます。これからは本日宿泊するパムッカレの街に向かいます。
ここからまた約3時間半ほどバスに揺られます。本当にトルコの旅はバス移動の時間が長いです!
郊外の緑溢れる景色に、心が落ち着くような感じがするような・・・?!
バスで走り出して、1時間30分程でトイレ休憩に入ります。
その様子はまた次回に続きます!
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