ポーランド旅行記:3日目
阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–
小人の像だらけの街!
引き続き小人の像が街中に溢れているヴロツワフの街を散策します。こちらの中央に立っているのは、前世は小人だったかもしれない現地ガイドさん。
さて一旦塩の広場まで戻って来て有料ではあるけど公衆トイレの場所を確認した後は、再び歩きだします。
そしてまた動く可愛らしい小人を発見!普段は滅多に遭遇しない日本人の団体に囲まれて、ちょっと恥ずかしそうな顔をしていた小人ちゃん。
こちらは風船を膨らませて、何かの形を造ろうとしている小人像。目が悪いのか、眼鏡をかけていましたね。
沢山の日本人に囲まれて、ちょっと恐怖を感じたのか?顔が引きつる小人ちゃん。
サービス精神があったママさんが何とか小人ちゃんをいいポーズにさせたくて、あれこれと頑張ってくれます。
最初は共産主義体制への抗議運動として始まった小人作戦だが、いつの間にか小人像が街を代表するアトラクションになってきているヴロツワフの街。
ここはツーリスト・インフォメーションセンターでここに来れば小人のマップが手に入りそうだ。
そんなインフォメーションセンターにも、カメラをぶら下げて小人マップを片手に立っている小人像を発見する。
11月中旬だったこの時、ヴロツワフの街も例外なくこれから訪れるクリスマスに合わせてクリスマスマーケットの準備に忙しい様子だった。
クリスマスマーケットもクリスマス前後の数日だけではなく、一ヶ月前後もず~~っと店が出ているのであまり有難味がないというか、何回か行くと同じようなお店しか無いので飽きやすいと思う。。
旧市庁舎付近の建物の入口で今度は3体の小人像を発見。2体は今までも見たけど、3体が一緒にいるのはここが初めて。
こちらには旧市庁舎の像が置かれている。
そんな歴史的な旧市庁舎の形よりも、小人の像に夢中なツアー参加者さん達。ちなみにここでアクシデントが発生!ある奥さんが奥にあるキックスクーターをどかそうとした時に誤って転倒して下敷きになってしまった。このキックスクーターは電動なので意外と重量がある。そしてこの奥様は指を負傷して、ここでちょっとの間治療タイムに。
この旧市庁舎の内部は今では博物館となっているようで、入場する事も出来るみたい。
古い建物だけど、第二次世界大戦中に一部破壊されてしまった旧市庁舎。現在は復元され戦前の状態と比べても分からない位のレベルで再建されているのである。
先程の3体の像はよ~~く見ると身体障害者のようだ。右側の小人は車イスに乗っており、左側は杖を突いていて目が見えないようだ。
左側の小人は耳が聞こえないみたい。こんな身体障害者の小人像を造るという事は、何かそれなりの理由があったんだろうな。
15時を過ぎるとそろそろ太陽が傾きだしてきた頃合い。冬のヨーロッパは日照時間が少ないので、夏場に行くよりも何だか損した気分になる。
でもその分旅行代金が安いんだけどね。。
こちらはアリクイのように長い舌を伸ばした熊らしき像が。。
そんな歴史的な旧市庁舎の下にはヨーロッパでも最古とも言われるレストランがあるのである。その入口がこちらの扉。残念ながらまだ開く時間ではなかったので、扉は固く閉められている。この「Piwnica Świdnicka」は設立1273年なんだとか。。
そんなレストランの前には飲んだくれ親父の小人像まで立っている。ちなみにこんな可愛らしい小人像はこじんまりしているので、中には盗難に遭う像もあるんだとか。
こちらの旧市庁舎前で小さい人形を並べていた露店。小人人気にあやかってか、人形だらけ。。
ただしこの街に設置されている可愛らしい小人像のようなお土産は残念ながら売っていなかったね。。
13~16世紀の間に約250年の歳月をかけて完成したこの旧市庁舎。
第二次世界大戦中には壊滅する程大きな損傷はなかったが、それなりにダメージを受けた箇所もあるようだ。屋根の一部に爆弾が落ちたらしいが不発弾で幸い被害を免れたみたい。
ただしある程度の歴史的彫刻などは残念ながら失われたものもあるようだ。
人類の文化的財産でもある歴史的な建造物まで破壊してしまう戦争。いくら21世紀になろうと人類から戦争を無くす事は出来ないだろうと思う。今アメリカと緊張関係にあるイランの国も歴史的な遺産が沢山現存する国で、昔訪れた事のある人は皆口を揃えて「イランは素晴らしい国だ」という。
そんな歴史的な遺産が戦争によって壊される前に行ってみたい!
そんな旧市庁舎を眺める 動画
こちらは大きいサンタの恰好をした小人像・・・・ではなくて、単にクリスマス用の大きなサンタの像のようだ。。
多くの人が行き交う、旧市街地の広場。一番ヴロツワフの街でも人気の場所なのだ。
こちらは旧市庁舎の正面側。こうやって見ると、歴史的な建物っぽい感じがとてもする。
ちなみにこちらは1900年頃に撮影された、当時の旧市庁舎の写真。こうやって見比べるとあまり変わっていないように思う。写真の下の方には当時全盛だった馬車が並んでいるのが見えて、その時代を感じさせてくれる。
こちらは手にバラを持った女の子がボクらの集団に紛れ込んでいる。気を付けていないと、こういった子供がスリをする可能性もあるので注意しておかないといけない。
郵便局にて少し休憩
さてちょっと外は何だかんだ言っても少し冷えるので、こちらの郵便局に入るようです。
というよりかは、この郵便局内にある小人像を見る為にここに入ってきたようです。
郵便配達員の小人像。郵便ポストの上に設置されている感じだった。
添乗員さんから「小人の写真を撮った人は外に出て下さいね!」と言っていたけど、暖かい郵便局内が居心地良くて外に出るのにちょっとためらう。。
お次の小人は、丸い石を押し合う形で設置されている。
それにしても色んな小人像が設置されているのを見ると、改めて感激する。よくこれだけ面白いものを造ったなと。
そしてそんな小人像に群がる、日本人観光客。ヨーロッパの街でマスクをするのは日本人位かな?!
日本人は風邪の予防の為にマスクをつけるけど、ヨーロッパでは逆に保菌者が周りに移さない為にマスクをつけるという認識なのでマスクをしていると病原体扱いを受ける可能性がある。
こちらは全然小人とは関係ないけど、小人チックなピノキオの絵が描かれた露店。
こんなヴロツワフの旧市街地の一等地にもちゃんと世界的なマクドナルドの店舗はあるのである。こういう世界的なチェーン店を見ると、旧市街のイメージが台無しだけどその自治体からしたら重要な収入源となるので背に腹は代えられないのだろうか?!
旧市庁舎の時計と三角形のファザードが何とも象徴的な形をしている。数百年の間、このヴロツワフの象徴的な建物としてここに君臨しているのである。
待望のフリータイムがスタート!
さてこの建物前で解散し、1時間15分後に再びこの建物前に集合という事でフリータイムのスタートです。
まずは真っ先にトイレに直行したかったのだけど、ここで案内が終わりになる現地ガイドさんから「この周辺にも沢山小人像が設置されているから、探してみてください!」とボクに言ってきたので、とりあえずこの周辺の小人像を探してみてからトイレに行く事にする。
するとこのような小人像の写真を撮る小人像的な、面白いものを発見!
小人も小人像に興味あるんやね!
こちらはカラスのような鳥を肩に乗せて、一緒にアイスクリームを舐めようとしている小人像。
こちらは地下水をくみ上げるポンプの上に鎮座している、オジサンの小人像。
こちらの小人像は「勢いに乗ってアイスクリームを2個買っちゃったから、1個は君にあげる!」という顔をしているようにも見える。ただアイスクリームをトリプルで載せているので、ちょっと豪勢ではあるが。。
勿論この小人像のスポンサーはアイスクリーム屋さんでしたね!
こんな小人像溢れる街の様子は次回に続きます!
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