ポーランド旅行記:3日目
阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–
動く小人の方が可愛らしい!
ここはポーランドの南西部にあるヴロツワフという街。10世紀頃からあるこの街の旧市街地には、レトロな洋風の雰囲気が満載しているけど、今のこの街の一番人気は街の各所に設置されている小さな小人の像。町中の至る所に設置されていたけど、残念ながらこちらの日本食レストランには小人像は置かれてはいなかった。
でも次来た時にはお箸を持って寿司を食べる小人像が店の前に立っているかもしれないね!
ちょっとしたギャラリーが集う横丁に進む
前方の建物の上の方にタイヤマンのような看板が見えている、ここを左に入っていきます。そこにはギャラリーが数軒あって雑貨品が好きな人にとっては人気のある場所なんだそうな。
そんな横丁に入るとまず目に飛び込んで来たのが・・・・・
こちらの豚やアヒルたちの像。こちらは小人像ではなかったね。。
小人像じゃなくても、動物の像で遊ぶ小人を発見。
それにしてもヨーロッパ系白人の子供は何でこんなに可愛いのと思う位に、可愛らしく見える。
そういうボクも小さい頃はとても可愛らしかったけど、大人になった今では誰も可愛いとは言ってくれない・・・
どこかの学生が社会見学に来ていた感じ。でもボクら日本人観光客団体を見ても全然気にしていなかったけどね。。
こういう動物達を見るとブレーメンの音楽隊を頭の中で思い浮かべてしまうけど、それとはちょっと違うようだね。ヤギじゃなくて、ロバが必要みたい。。
おっと、こちらでも動物の像に興味津々なご様子の小人ちゃんを発見!
まだ小さい子供だからか、銅像か本物かが判別できないからか、ちょっと像を警戒しているようだ。
でもボクのように純粋な心を持った大人には心を開いてくれたようで、こんな笑顔を出してくれました。
やっぱり小人像もいいけど、このように動く小人の方が可愛らしいですよね!
前にいたどこかの国の学生たちが先に進んでいったので、それを追うように進んで行きます。
そんな途中にあったお店を覗くと、何とも可愛らしいガラス細工の作品などが飾られていました。
時間があれば少し位寄ってみたかったですね。。
そんなギャラリーが並ぶ横丁にも何やら小人像を発見する。こちらはさっきの動く小人とは違って、動かない小人像のようだ。
手に斧を持った木こりだろうか?!家を追い出されたような哀愁を漂わせてくれる小人像・・・。
どこの旅行先に行っても必ずコースター類に目が行ってしまうボク。一時ラウンジでボーイをやっていた時の習性というかで、お土産物屋さんとかに入ってもコースターには絶対に目が行ってしまう。ちなみに今回の旅行でも後半に1個コースターを購入したのであるが。。
こちらは猫ちゃんの像。今回のポーランド旅行中は珍しく全然猫ちゃんを見かけなかったけど、ある日本人の現地ガイドさん曰く「ポーランドは寒いから、室内で飼っているケースが多いからあまり外で見かけないと思いますよ!」との事だった。
今回ヴロツワフの街を散策して見つけた小人像は100体にも満たなかった。
なので全部で400体近くあるらしいので、全部を写真撮影しようと思うと結構な労力になりそうだな。。
それはそうとして、昼食時にビールを飲んだからかトイレに行きたくなってきた。。レストランを出る時にトイレに行ったハズだけど、またトイレに行く必要性が出てきた。ツアーでよく耳にするのは「歳取るともっとトイレが近くなるよ!」という、恐ろしい言葉・・・。
このホテルの前にもまた1体の小人像を発見。現地ガイドさんを見ていると「コイツを見ていると昔のオレを思い出すんだ!」という感じ?!
その名も「旅行者」って。。それにしても小人の像も最初の頃は良かったけど、400体近くも造ってきたらアイデア不足というか、形状などがマンネリ化してこないのだろうか?!
再三、目にする聖エルジュビェタ教会。ゴシック様式の建築物で、塔の上にも有料だが登る事が出来る。
こんな下着屋さんの窓枠に、のぞき見する小人像か、下着泥棒のような小人像を置いてて欲しかったような。。
そしてまたこちらの別のホテルの前で、現地ガイドさんが指差して添乗員さんに何かを説明しています。ちなみにこの現地ガイドさんは日本語は喋れずに、英語で説明してそれを添乗員さんが代わりに説明してくれました。
ベッドで爆睡している小人像、この寝方もリアリティーがありますね!
今回のツアーでも見事に最年少となったボク。男性陣は60代前半~79歳までの人が参加していた。女性は60代辺りが一番多いと思うけど、年齢は全然聞いていないので詳しくは分かりませんが。。
昔は130mあった塔だけど、今では90m程しかなってしまった。火災で全焼したらしいけど、その後の再建する時に元通り造ろうとしたら安全性が足りなかったのかな?!
結局、グルっとこの教会の周りをゆっくりと一周してきたみたいで再び正面までやってきました。
そんな教会の正面には、石の台の上にこの教会のミニチュアの像が置かれています。そしてその柱の陰に小人が隠れているようですね。
「ジェン・ドブレ~~!」(ポーランドでこんにちわ等挨拶の言葉)を言ってそうな小人像のオジサン。
どうせだったらこの教会のミニチュア像の屋根に、小人像が乗っかっているような感じで造っても面白いのではないかな?
こちらの小屋はこの教会の塔に登る際に買うチケット売り場。この塔の入場料はちなみにこの時で10ズローチ(約300円)。
このヴロツワフの街はボヘミア公国やハプスブルク家やプロイセン王国などの支配を受けたけど、この教会は14世紀に建てられてからは、ず~~っとプロテスタント派の教会のままだったようだ。
こちらの塔は勿論エレベーターという近代的な設備はないので、上に登るには狭い螺旋階段を約200段程登らないといけない。ボクからしたらちょうどいい運動だけど、年配の人からしたら「なんでお金払ってまで、そんなシンドイ思いをするの?!」って感じなのかもしれない。。
そんな教会の向かいには昼間から営業しているバーというか、パブのような店があった。ここでも案の定、目を凝らすと小人像を発見できる。
パブの前だけあって、酒好きそうな2人組の小人がワインボトルを空になるまで飲んでいそうな感じを漂わせていた小人像だった。
さっきまで見ていた聖エルジュビェタ教会は大きいだけあって、さっきの小人像が1個だけじゃなくて他にも設置されていた。こちらには「小人の世界にも消防士がいるの??」と思うような感じで、リアリティーのある消防士の小人像。
こちらの岩には「ワシは疲れたので消防活動はお前たち若手に任せた!ワシはちょっとシエスタ・タイムなり!」という感じにも見えなくもない小人像を発見する。
「この靴で誰かのケツを蹴ったら、痛そうだな~!」と思わせるような靴を履いている小人像であった。。
こちらは顔と手が無くなってしまった小人像・・・・ではなくて、この記念碑はこのヴロツワフ出身でこの街を支配したナチス・ドイツのユダヤ人迫害政策に対して真っ先に抗議したとされる「ディートリッヒ・ボンヘッファー牧師」の像である。彼はナチス・ドイツに抵抗したものの、ゲシュタポに拘束され強制収容所に送られて投獄生活を送る。そしてヒトラーが自殺する21日前の1945年4月9日に絞首刑にされて、この世を去ったのである。
頭上を見上げると、また新しく飛行機雲が出来ている。ここから10キロ程離れた場所に空港があり、最近は飛行機の便数も増えているらしい。
「ヴロツワフの街で人が集まる所に小人像がある」と言っても過言ではない。
お次は「まだ11月中旬だけど、早々にクリスマスプレゼントを買っちゃったよ!」というような感じの小人像。
こちらは「ボレスワヴィエツ」(BOLESŁAWIEC)と呼ばれる、ボレスワヴィエツという街で造られる陶器。その可愛らしい柄が日本でも人気の陶器で、これを買いにくるだけの目的でわざわざポーランド旅行に来る人もいるらしい。
教会付近を見学した後は再び中央広場まで戻ってきました。
しかし小人像探しをしているだけで、全然飽きないヴロツワフの街。予想以上に楽しめそうだ。
こちらは新市庁舎の建物。その前でまだピアノ演奏は続いているようだった。
そして最初に通った、こちらの塩広場まで戻ってくる。こちらにはこのように色んな花が販売されている。
ここで解散する訳ではなく、この広場の地下にトイレがあるらしいのでその説明に寄ったみたい。個人的にはすぐにトイレに行きたかったけど、他にすぐにトイレに行きたい人がいなかったのでもう少し我慢する事に。
あるオジサンが「ボクは結構花を買ったりするんだよ!」と言っていたので、「ここで記念に花を買えば??」と返すと「ここで買っても持って帰れないよ!」との事でそのオジサンは花を買わなかった。
しかしこの後の自由時間を終わって合流した時に、そのオジサンがボクの方に寄って来て「実はあの時はそう言ったけど、やっぱり気が変わって薔薇を1本買っちゃったんだ!」と嬉しそうな顔をして喋りかけてきたのを思い出す。
ここでしか買えない花もあるんですよ!
こんな旅はまだまだ続きます!
↓↓↓↓ポーランド旅行記:初回↓↓
【コメント欄】