「なっとくのスペイン9日間」旅行記(日本旅行ツアー)の続きです。
スペイン旅行記(日本旅行ツアー) 7日目
マドリード観光(市内&フリータイム)
遂にマドリードの風俗店「Vive Madrid」を見つけました。が開店時間の17時になってもシャッターが開かない。。それから30分待っても微動だにしない。。。
今日は休みだろうか?それともスペイン時間で単にルーズなだけか?それか”サマータイム”か?
道路を挟んだ向かい側のベンチで日差しが弱くなってきた影響でジャパニーズの男2人がこんな「Tetuán」の街でウトウトと寝ている。。
「Vive-Madrid」 マドリードの風俗店
住所:Calle del Marqués de Viana, 15, 28039 Madrid, スペイン
TEL:+34 658 96 95 20
辺りには観光客らしき人間を見かけない。勿論日本人もだ。
「観光客の来るところではない」と言いたげな地元の人達の視線が。。。でもそれに負ける訳にはいかない。
岡ちゃんはもしここが開かなければ「マドリード空港の近くにもあるみたいなので、最悪そこに行きましょう!」と冷静な判断。当の私はここから移動するつもりはなく「大丈夫!もうすぐ開くはず!」と腹を決める。
ちょうど道を挟んだ向かいでお店に背を向けて、ここに見えるベンチに2人でウトウトと座っていた。たまにその先にある角のスーパーに入ってみたりと時間潰しをしていた。
そして18時になってもシャッターが開かない・・・。ヤバイ雰囲気が我々2人の間に流れ出す・・。しかしこのベンチに座っていると、丁度日差しが弱くなってきて風が当ると涼しく気持ちいい。焦りだす岡ちゃんをなだめて、「もうしばらく待とう!」と辛抱させる。
スペイン旅行の思い出等を話している刹那、振り返った岡ちゃんより
「シャッター、開きました!!」
との報告が!振り返ると確かにシャッターがキレイに開いている。
早速お店に入ろうとする岡ちゃんを制し、「ここまで待ったのだからどんな客が入っていくか?ちょっとだけ観察しよう!」と人生の先輩らしく押しとどめる。
すると年配の60代のオッチャンみたいな人が3人位、お店に入っていく。もっと若い人が入るかと思っていたのだが。。。開店仕立てでもドンドンと人が入っていく感じでもなさそう。
岡ちゃんの焦る心を制したと言いながら、実は内心ちょっとビビッていた私。しかしここまで来て、引き返す訳にはいかない。
「旅の恥はかき捨て」
という言葉が頭を巡る。
「行きたい気持ちがあるんだから、行くしかない!!」
そう思い、2人で腰を上げてマドリードの風俗店の入口に向かう。
迷ったら、進みましょう!やらない後悔よりやった後悔を選びたい!
そう自分に言い聞かせる。
ちょうど、オッチャン3人組が目の前で入っていったのでそれについて入っていく。入口には店員さんがいると思っていたが誰もいなく、フリーパスで入れるみたい。
なかなかこの入口を越える事が出来なかった。物理的にもだが、精神的な壁の方が大きかった。ここが「Vive Madrid」なのは間違いない。入口のカウンターに名刺がたくさん置いてあった。しかし店員らしき姿はどこにも見えない。。。
更に分厚い扉を押し開けて、暗い店内に足を踏み入れる。薄暗い店内にはあまり人影がない。さっき入っていくのを見かけたオッチャン連中とちょっと年増の女性っぽいのが1人。
「どういう事だ??」と一旦、トイレに逃げ込む。岡ちゃん曰く「まだ時間が早すぎるのかも知れませんね!」との事。それじゃあ外でもう少し様子見作戦に切り替える。
VIVAの前でビールを頂く
ちょうどお店の横がバルになっているので、前のテラス席に座る。ここからならお店に入るお客さんや出入りする働く女性も見れるかもしれないとこの席をチョイス。
本当に「Vive Madrid」が目の前の席。とりあえずマドリードの風俗店を見つけれたお祝いを兼ねてセルベッサ(ビール)で乾杯する。
がこれを”油断”というものだ。さっきまでの緊張感が解け、その後に大変な事が待ち受けるとも知らずに2人でグビグビと飲みだす。
「いや~~何杯飲んでも美味しいスペインのビールは最高!!」と気分いいテラス席を満喫する。
ビールを飲みながらも監視を続ける男。
そして軽く腹ごしらえで、野菜のサンドイッチを食べる男。
「もう怖いものはない!ガツガツ行くぜ!!」
このバルのテラス席で食べていると、「Vive Madrid」の勝手口がその横にありこのお店で働いていると思われる女性が出入りする。結構なオバちゃんや「そんな衣装で歩くの?!」って子もいるし、服の上からもナイスバディ!の子とかを見ながらこれからの楽しみを増幅させていく。
手前のテーブルに座っているオバちゃんも「なんだこのジャパニーズは??」という顔をして見てくる。もう我々はそんな視線など気にならない、無敵状態だ!
しかしここでビールを飲みだした岡ちゃんの目が「トロンっ」としてくる。そういえばこの好青年の岡ちゃんはアルコールはあまり強くなく、一杯飲んだだけで出来上がるタイプだったのだ。それをすっかり忘れていた・・・。
気持ちのいい風に吹かれ、お腹も美味しいサンドイッチで満たされ、ビールでほろ酔い気分でウトウトしだす男。。。
「おいおい・・・こんな大事な所で寝だすなんて・・・」と内心呟く。
そして案の定、爆睡しだす。。。まあ時間的には余裕があるので、とりあえず放置しておく。少し眠った方が眠気は消えるだろう。
そして15分後位に起き出していつもながらのセリフを喋る。
「全然大丈夫っすよ!!」と眠そうな目で。。。
そろそろ機が熟してきたので、体をリフレッシュさせる為に辺りを10分ぐらい歩き回る。ほんとこの「Tetuán」付近は観光客を見かけない。地元のヤンキーみたいなのが、その辺の路地でゴロゴロしている。目付きは怪しいが、さすがに襲ってはこなかった。多分向こうも警戒しているのだろう。
再度Vive Madridに突撃!
そしてここから写真はないのだが、再度「Vive Madrid」の店内に突入!するとさっき入った時とは違って太った店員が店先に立っていた。どんな料金やシステムかを聞きたかったので片言の英語で「どんなシステムなの??」と聞いてみると、身振り手ぶりと簡単な英語で
「とりあえず中に入って、飲んでろ!!」
的な事を返してくる。こっちは「???」状態。とりあえず入場料とかは要らないみたい。
そして再び店内に続く重い重厚な扉を押し開ける。そして薄暗い店内には・・・10人ちょいの女性が居る!興奮が高まる!
緊張した面持ちを隠しながら、人の居ないカウンターに陣取る。するとウエイターがドリンクは何を飲むか?と聞いてくる。ここで改めて「どんなシステムなの??」と聞いてみるも、「お酒の種類は沢山あるよ」と的外れな回答が返ってくる。
さっきビールを飲んで、いい気分なのでこれ以上はアルコールを飲む訳にはいかないのでアグア(水)をオーダーする。するとちっちゃいペットボトルで出てきて1本12ユーロとの事。ちなみにドリンクはキャッシュオン(その場で現金払い)でした。
それを飲んでいると、いつの間にか我々の横にセクシーな女性が2人寄ってきていた。そして我々にモーションを掛けてくる。
「ワタシを選んで!楽しいから!」と最初はスペイン語で喋りかけてきたが、通じないと見ると簡単な英語で喋り出した。
岡ちゃんの方の女性はちょっとラテン系みたいで身長が低めの強引な押しの子。こちらは160cmぐらいの身長でちょっとくすみのかかったブロンドの女の子、30ぐらいかな?
カウンターの奥の方にもキレイなモデルのような体系や”ボンキュッボン”の完璧な体型をしたブロンドヘアーの女の子とかがいてるので、最初の女の子で決めたくなかった。
そこで「ちょっとタイム。アイム、シンキング。タイム、プリーズ」と知る限りの英単語を吐き出し、誘惑を制止しようとする。岡ちゃんは「ちょっとトイレに行ってきます!」と1人抜けだしたので、岡ちゃんを誘惑していた子が「彼は興味ないの?じゃアナタ私たちと3P、どう!」とこっちに狙いを定めてきた。
思わず「3P、ノーノー!」と即答える。そして僕の横にいる女の子は体を密着させてきて、「好きに触っていいわよ!」と僕の手を自分の体に持って行き、さらに「ねえ、チューしよ!」と顔を近づけてくる。
思わずゴッドタンの「キス我慢選手権」の劇団ひとりを思い浮かべる。あれはキスすると負けだが、ここでは負けはない。軽く唇が触れる。
さっきまで強情にOKはしないよという気持ちが吹き飛ぶのを感じる・・・。近くで見てもそこそこ美人でキレイ。しかも愛嬌もありそうで、楽しそうな感じの女の子。
他の子も試したいけど、この子を逃がすのもどうかな?と思い出す。そんな刹那に岡ちゃんが「オレ、この子でとりあえず30分行ってきます!」と最初に誘ってきた女の子に白旗をあげて「ギブアップ宣言」が飛び出す。
そこで1人残され、今更他の子を試すのも・・・と値段を再確認。横の女の子は盛んに「さあ、部屋に行きましょ!楽しいよ!行こう!」と誘ってくる。
料金は30分120ユーロ。60分で倍の240ユーロ。長時間を選んでも割引はなさそう。
スタイルも悪くないし、顔は普通にキレイだし、ノリも良さそうだし・・・・
「まあ、いいか・・」
と決断するに至った。
ちなみに誤解のないように言っておきますが、「スペインでは風俗は合法」なのです。そして風俗は全世界どの国に行ってもあるもの。それを隠して裏でやるか、表に出して堂々とやるかの違い。
そして人類の文化との言えるもの、「風俗」と「紙幣」はその国の歴史であります!
スペインの紙幣は今ではユーロとなってしまったが、昔は「ペセダ」という紙幣だった。紙幣にはその国を象徴する人物が描かれている。大学の卒論で世界の紙幣の歴史を取り上げた事があるが、今のスペインでは残念ながらスペイン独自の「紙幣」は失われている。
であれば、残るのは「風俗」のみ。単に性に赴くままの行動ではなく、「文化を体で感じよう!」という志のジャパニーズ2人組の風俗店体験なのであります。誤解のないように!!
事前に調べたネット情報では30分コースではシャワーを浴びれないと書いてあったので、ゆとりの60分コースをチョイス。するとバーを出て下に向かう階段に導かれます。その奥にカウンターがあり、料金の精算を行います。財布の中身を見られたくなかったので「ちょっとアッチ向いてて」と言って向こうを見させてる間に現金を出して、カウンターのおっちゃんに渡します。
その後、女の子が元の階段に戻って行こうとするので付いていくと「ちょっとここで待ってて!」的な発言が。どうやら女の子の荷物は近くのロッカールームに預けるシステムみたい。恐らくお客さんの持ち物や現金などを盗めないように荷物は事前に預けるのかな?この辺は”風俗が合法”なだけに明朗な感じ。
そしてプレイルームと思われる部屋に入る。薄暗く怪しい雰囲気。
そして60分コースなので、まずはシャワーで体を洗う。ここではお互いに洗いっこはなく、それぞれに体を洗う。シャワールームの壁はガラスなので、女の子がこちらの手荷物をスル仕草とかあればすぐ見えるようになっている。
そしてこれからプレイが始まる・・・と思った時に、女の子から「ドリンク、飲みたい~~!お願い!!」とねだってくる。
そういえばこの店を紹介してくれた人が注意点をたった1つ教えてくれていた。
それは
「女の子にドリンクをねだられても、奢ってはダメです!!」
と。
それを思い出し、「ノーマネー、ノーマネー」と繰り返しきっぱり断る。2~3度のおねだりがあったが、女の子は諦めたようでプレイが始まる。別にドリンクを飲ませなかったからといって、サービスが悪い訳でもなかったように感じる。
懐かしのドラクエの”パフパフ”!!
懐かしのドラゴンボールの”パフパフ”!!
「サントロペ!!」
プレイ内容は割愛させていただきます。懐かしの一場面でご想像下さい!
でプレイが終わり、一旦バーに戻るも岡ちゃんの姿は見当たらず。その為に外に出るとベンチに座っている岡ちゃんを発見!
「スッキリ!」ポーズの男。
合流して、お互いの感想を話し合う。彼は30分プレイだったのでだいぶ外で待ったそうだ。
彼の選んだ子はここの女の子のボス的な存在らしく、チップまでねだってきたそうだ。まずドリンクを飲ませたら50ユーロぐらい取られて、さらにチップもねだられて「もうお金がないよ!」と財布を広げたらガッツリと取られたそうだ。30分ながら、何だかんだで高いものとなってしまったみたい。。
やっぱり他人の忠告は聞いとくべきだと強く感じた。
プレイ料金はカードで支払ったそうだが、10%程の手数料がかかったみたいで、現金も残り2ユーロしか残っていないとの事。
それとプレイ前のシャワーは無かったそうだ。
またマドリードに戻って、ショッピングしようかと思っていたがそこそこいい時間になっている。
「Tetuán」の駅前でこちらも心身共に”スッキリ”した男、参上!!
そろそろホテルに戻って、その近くのバルで反省会をしようという事に決める。
宿泊している「ラファエルホテル アトーチャ(Rafaelhoteles Atocha)」までは地下鉄で1回乗り継いで約40分程の距離。
ホテル最寄りの「Palos de la Frontera」駅まで向かいます。
満足気な2人を乗せた地下鉄は、スリに出会う事なく無事に目的地に着くのであった。
ただ岡ちゃんの隣に座り合った男女、男の方が強引に喋りかけてナンパしていた。たまたま電車で横になった子にナンパするなんて、恐るべしスペイン人!!!
そんなのを横目で見ながらスッキリした男2人は、スペインで”更に大きく男になった”のであります~~!!
まだまだ旅は続きますが、その続きはまた次回に!
↓↓スペイン旅行記:初回↓↓
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