【充実の台湾北部周遊3日間】2日目
【阪急交通社(トラピックス)ツアー】2019年9月6日~8日
東洋のカッパドキア!
昼食で台湾名物の小籠包を口にして、お腹もいい感じになった後はバスに乗って次なる目的地「野柳地質公園」に向かいます。その場所は台北でも北端に位置し、海岸線にあるのでだんだんと目の前には海が広がってきました。
9月の台湾は天気も快晴で、海岸線の海も綺麗でとても気持ちいい。ただしバスの車窓から見る分はだが。。
海岸線を走るバスの車窓から 動画
程なく走ると港が見えてきて、漁船も沢山停留している。
バスの駐車場にて下車、辺りにド派手な観光バスがズラリと停まってる。台湾の観光バスのデザインは何とも派手というか、ゴチャゴチャ&コッテリした感じのデザインに感じた。
「野柳地質公園」に到着!
昼食の場所から1時間ちょいで到着した野柳地質公園。帽子もサングラスもバスに置いて下車したが、野柳地質公園には日陰が少ないので夏場に訪れる際にはどちらも持って行った方がいいと思う。
野柳地質公園で唯一日陰がある場所はこの入口の看板付近だけ。辺りには帽子やサングラスを持ってウロウロと販売している現地民の姿がチラホラと見える。
海岸線の浸食により、岩が削られてその形が歪な感じになっていてその按排が凄い所らしい。
まずは野柳地質公園内に入る前に、エアコンがガンガンに効いたビデオルームでビデオ鑑賞。
こちらは野柳地質公園の入場チケット。
野柳地質公園に入場!
入口でチケットを見せて中に入って行きます。しかしさっきまでエアコンがキンキンに効いた部屋にいただけに、外に出るとその太陽光線のキツさが身に染みる・・。
入口を入った後は少しだけ道に沿って木が生えていたので、その陰の部分を歩けばまだ直射日光は防げる・・。
この年は夏場に長崎、ヨルダン&イスラエル、台湾と行ったけど体感では長崎が一番暑かったように感じた。中東よりも日本国内の方が暑いとは思っていなくて、油断していたのも原因かもしれないが。。
この野柳地質公園では、カッパドキアとは違い海水や潮風による長期間の浸食により、奇形な岩がある。それの代表的なものをモチーフにした可愛らしいキャラクターが造られている。
ここの中でも一番有名なのは「女王の頭」(Queen’s head)と呼ばれるもの。どんな感じなんだろうか?!
しかしとても暑い9月上旬の台北、台湾って同じアジアと思っていたけど日本の大阪に比べると緯度がだいぶ低く南国に属する気候である。
公園内はこのように足場も組まれていて、色んな場所から見学する事ができるが足元に立ち入り禁止ラインが書かれている場所もあるので、そんな場所にうっかりと足を踏み入れてしまわないように注意しましょう。
チャイナドレスを着て写真撮影を行うお姉さん、ただこんな暑い時期にしなくても・・・。
そろそろ目の前に海岸線が広がってきました。穏やかな海はやっぱり心が和みます!
そして目を先にやると、奇形の岩がポツポツっと広がっているのが見えてきます。
観光は天気がいい日にするに限るけども、暑すぎる日にするのもちょっとしんどい・・・。
野柳地質公園の景色 動画
トルコのカッパドキアのように奇形岩の上側は黒い硬そうな材質が乗っかっているように見える。
「じゃあ、ポーズとって!」と声を掛けると、意外とすんなり記念撮影に応じるオカン。ただし記念撮影時のポーズにレパートリーが全然ないのが欠点なのですが。。
ここでは普通に手で触れる場所まで歩いて行ける。
それにしても大小それぞれに色んな形がある。こんな微妙な形の違いにも名前が付けられているようで、人間の創造力には驚かされる。一番人間の創造力の凄さは星座に名前を付けた事だと思う。あんな点と点を繋いだだけの物にあれだけ豊富な名前を付けれるのだから、古代人の創造力には関心してしまう。
野柳地質公園の景色 動画2
近くには緑も生えていて、何とも気持ちのいい場所。後は直射日光が遮れる場所があれば、それに越したことはないのだが。
この海を超えた先に中国本土がある。ただし肉眼では見えない距離にあるのだけど。
まだ海岸線なので風が吹いて気持ちよく感じれる。これで風がなかったら、文字通り”激熱”だっただろうな。
野柳地質公園の景色 動画3
ふと足元を見ると赤い線と共にこのような石が置いてある。この赤線ラインが入ってはいけない場所のようだ。
ただ意外と足元をしっかり見ていないと、知らない間に赤線を通り越している時があったので意識していないと進み過ぎてしまうので注意!
日陰もなく気温も暑いので、スマホで写真や動画を撮影しているとすぐに熱くなってきて、動画が撮れなくなる温度になり機能が停止してしまう・・・。
それにしても大自然の創り出す物は人間の創造力を遥かに凌ぐ。
海水の溜まり場には魚がいるかな?!と思って見てみたけど、いないようだった。
「暑い、暑い・・」と言いながら、海外ではちゃんとカバンを前にして担いでいる真面目なオカン。
野柳地質公園の景色 動画4
このように野柳地質公園内は日陰が全然ないので、とても暑い。。勿論地面もそんな暑い太陽光線が当たり続けているので、とても暑くなっている。
「あまり汚い国は嫌や!」といつも言っているけど、意外と楽しんでいる様子のオカン。
長崎、ヨルダン&イスラエルに行ってすっかりと日焼けして黒くなっているボク。ここ台湾でも黄色と白のコンビネーションの着こなしを貫き通す男。
よ~~く見るとカッパドキアとはまた系統がちょっと違うように見える奇形岩ばかり。それが一緒だと面白くも無くなるけど、違う個性が出ている方が楽しめる。
この辺りには「蜂の巣岩」と呼ばれる、ボコボコと細かな穴が表面に空いた岩が散らばっています。
それにしても見事にボコボコと穴が空いた岩。こういった形になるのに何万年かかったのだろうか?!
普段海沿いに住んでいないのであまり気にしていないが、海の浸食による影響ってのは思った以上に大きい事を思い知らされる。
向こう側には沢山の人影が小さく見える。向こうの方にこの野柳地質公園で一番人気の岩があるようだ。
今こうしている時間も殆ど目に見えないレベルで、浸食されていっているのである。ただこういった年月の繰り返しが今の地球を作ってきたのであるが。
野柳地質公園の景色 動画5
先に進むと誰かの像が見えてくる。ただ恰好はそんな有力者っぽくはない感じに見えるが。
「林添禎」はこの付近で漁師を営んでいて、この付近を訪れる観光客が波に巻き込まれて海で溺れているのを何度も救助していました。しかし38歳の時に香港から来ていた留学生が悪天候の海で溺れているのを救助に行きましたが、それが彼にとって最後の救助活動となってしまったのです。その後蒋介石が彼の功績を讃えて、銅像が建てられる事となったのである。
ちょうどこの真ん中奥方向が北の方角にあたる。台湾は蒋介石が逃れてきた後は、中国に吸収されないように対中国向けに軍隊を配備し守りを固めている。しかし世界でもアメリカに次ぐ超大国になった中国は世界中に幅を利かせて、台湾と国交のある国に援助し台湾との国交を切らせて世界から台湾が孤立するような作戦を実行している。その内に台湾が中国に吸収されてしまう日が近々訪れるのかもしれない。。
こちらのオジサンはそこそこいいカメラを持って来ていたので、ひたすら写真撮影に没頭している。カメラマンにとっては沢山写真の撮りたくなる野柳地質公園である。
そんな様子はまた次回に続きます!
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