ポーランド旅行記:3日目
阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–
小人像探索の開始!
さてここはヴロツワフの街。ポーランドでも中西部に位置する都市で10世紀前頃から栄えてきた街です。先程昼食を済ませて、これから本格的にこの街の散策を開始して行きます。この街で最近人気なのが”小人の像”です。初めは共産主義体制に反対する意を表明して像を作ったのだそうですが、いつの間にか可愛らしい小人像はスポンサーを得てどんどんとこの街に増殖していっているらしい。
だから下手したら足元を見て歩かないと、小人像に毛躓いてしまう可能性もあるらしい。でも今まで街中を歩いてきた感じではそういうイメージは無かったけどね。
こちらの本屋さんの前には小人像ではなく、猫ちゃんの置物が置かれていたね。単にお店の主人が猫好きなのかな?!
昼食後にレストラン付近を散策していると、また別に像がみたいなのが見えてきた。
こちらは馬とそれに乗っている人がいるようだけど、残念ながら馬の脚部分しか残っていない。。
こちらは大きな鐘楼がヴロツワフの街中からよく見える、聖エルジュビェタ教会。14世紀に建てられたプロテスタント派の教会で元々搭の高さは130mあったのだが、1976年に火事で全焼してしまい、昔のピアノオルガンとかも焼失してしまったという。その後再建されるもこの塔は91mまでの高さとなっているようだ。
こちらの街にはレンタサイクルも用意されている。
こちらのお土産物屋さんに入ったけど、あまり普段アジア系の観光客が来ないからか、少し店員さんが驚いていたような感じだったね。。
ヴロツワフの街並みの様子 動画
こちらの車イスマークの所にはよく見るようなエンブレムを付けた、グリーンな高級車が停まっていた。
こんな車でわざわざ障害者マークの上に停めるなんて、本当に障害者の人か、それとも悪人かだろう。
こちらは某有名なイタリアン・マフィア映画の名作の登場人物をそのままお店の名前にしたレストラン。名前だけでなく、顔のイラストも思いっ切りパクっているような感じもするけど。。
さて集合時間にはちょっと早いけど、さっきのレストランの出口に向かうとする。
すると集合時間より早めに来たにも関わらず、他の人達は全員揃っていてボク待ちだった。。そして傍らにはヴロツワフの現地ガイドさんだけあって、ちょっと小人っぽいオジサンの姿が見える。
小人像との出会いに感激?!
そしてヴロツワフの街歩きを始めると、さすが現地ガイドさんだけあって彼の指差す方向の先に小人像を発見!こちらはパンを配る小人のようだ。
そんな像が設置されているのは、こちらのカフェの窓枠の片隅。最近小人像が爆発的に増殖している裏には、スポンサーが増えているのが原因との事だったけど下手に税金でお金を支払うより”街興し”的な発想で小人像を造った方がお店のPRにもなるし、この街の為にもなるしと一石二鳥のようだ。
小人像を発見すると、皆が群がってくる。これもパックツアーのアルアル話。今の時代は簡単にスマホで写真が撮れるので、ついつい写真を撮ってしまう。大半の人は見返す事もないのを分かっているのだけども。。
そしてこちらはちょっと費用が他の像に比べると、多めに掛かっていそうな2体の像が絡んでいる小人像を発見する。
ここはケーキ屋さんなので、そこのお店のケーキを籠に詰め込んでロープで下にいる小人に渡そうとしているシーンである。
こういった小人像などは先々に発見して写真を撮らないと、皆が気付いた後だと一気に人が群がってくるので自分の気に入るアングルで写真を撮れない。
だから先手必勝である!
ケーキ満載のカゴを背伸びしてまで待ちきれない様子が、とても可愛らしい小人像。この小人像達がとても可愛らしくて遊び心もあって、しかも街興しにも一役買ってと、この小人像設置はとても素晴らしいアイデアだと思う。
アイスクリームを食べるよりも先に、下にいる仲間にケーキを分けてやろうという親切心で鼻の穴を大きく開けているようにも見える小人像。
街をフラフラ歩いていたら、次の小人像の撮影に出遅れてしまった・・・・。すでに皆が群がっている。。
こちらには小人だけでなく、ブルドッグまで置かれている。結構この小人像もバラエティーに富んでいるので、発見する毎に楽しめる。
こちらはビアガーデン的なレストランのようだ。
どうりで小人もブルドッグもビールジョッキを片手に持って、乾杯している訳だ。
体の大きさに比例してか、ブルドッグのビールジョッキの方が大きいのが何とも微笑ましい!
「この為に真っ黄色のパーカーを着てきたんですよ!」と意気込む男。周辺にビールジョッキが落ちていなかったので、巨人の原監督ばりのグーパンチで記念撮影をする。
昔で言う、ヒッピーの現代版とでもいうべきか、そんな髪型をした人が歩いていた。街並みだけではなく、髪型もお洒落なヴロツワフの街!
こちらのお姉さんは派手な格好をしているのでスリじゃ無さそうだったけど、キャッチかなんかだろうか? 後で別の子に呼び掛けられたけど、どうも学生で募金を呼び掛けていたみたい。
こちらは小人像じゃないけど、自然に目が行ってしまう。。
この二つの大きなチェリーが何ともいい味を出しているのである!
こちらのお店「Pijana Wiśnia」はチェリーリキュールが看板商品でお酒を飲める店のようです。
そんなお店の傍らには、食べ過ぎてお腹が膨れ上がってしまっている小人像を発見!どうも可愛らしい、膨れたお腹をみんなに触られるのでそこだけ光っているようです。
そんな小人像に見惚れていると、前方にはこのように色んなバルーンを膨らませて販売するオジサンもいたりと賑やかな街のヴロツワフ。
ヴロツワフの街でバルーンも販売中 動画
だけど11月中旬だとそこそこに涼しいポーランド。この時も15度前後でジャンパーがなかったら、日陰に入るとちょっと寒い位だったね。
それにしてもさっきまで全然小人像を見つけることが出来なかったけども、現地ガイドさんと合流すると一気に小人像と出会える。
さてお次の小人像は思いっ切り自由の女神をパクッたというか、パロディーにしたもの。ちゃんと手に持っている本にもヴロツワフと書かれているし。
大の大人の集団がこんな小さな可愛らしい小人の像を見学するなんて・・・何とも面白い構図である。でもこれら小人像がそれぞれにバラエティーに富んでいるので、皆さんとても楽しそうだ。
おっ、油断していたらまた誰かに先を越されたみたい。小人像を見逃さないようにと、普段から気合を入れて辺りを見回す必要がありそうだ。。
お店の名前の真ん中に入っているロゴ、どこかで見た事のあるような??確か昨日も購入したチョコレートのメーカーだ。添乗員さん曰く「ポーランドのチョコレート・メーカーの2大巨頭」との事。
チョコレート屋さんの前だけあって、チョコレートの板を持って食べている最中の小人の像。チョコレートを食べている最中に時間を止められて、このように像にされてしまった小人って感じもする。。
こういった観光地で馬車に乗るとお値段が高そうなイメージがするけど、こうやって乗ってみるといい思い出になりそう。それと詰めて座ったら6人まで乗れる事に少しビックリ。。
ヴロツワフ旧市街地の景色 動画
さっきからこの広場を歩いているけど、断然小人像を発見できただけで昼間飯前の頃よりもテンションが上がってきている!
この街にある小人像は全部で400体近くあるらしいので、全部をコンプリートしてみたいけど丸2日は必要みたい。
これをネタにもう一度ポーランドを訪れる事にしようかなっと?!
お次の小人像はこちらの子供・・・・じゃなくて、顔部分が開いたパネルでしたね。
でも辺りをよ~~く見回してみると、壁沿いに小人像らしきものが見えます。
なるほどね、さっきの等身大パネルのデザインはこの小人像の形だったんだね!ハートを持って、我々を歓迎してくれているような表情の小人像であった。
小人像ばかりを探して下をず~~っと向いていたので「たまには上も向かないとっ!」と空を見上げると、飛行機雲が出来ていた。
こんな景色もなかなか乙ですね!
という感じで小人探索の旅はまた次回に続きます!
↓↓↓↓ポーランド旅行記:初回↓↓
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