【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】4日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
ミケーネ遺跡を観光
これからミケーネの古代遺跡を見学します。辺りには社会見学に来ていたヨーロッパ系の学生たちの姿も見えます。
約3500年前に栄えていたミケーネ文明。その宮殿跡です。
まずは入口にさっきの博物館のパネルでも見た「ライオンの門」が見えてきます。
この辺りは大きな地震とかはあまり無いのかな?!
「ライオンの門(獅子の門)」の前で記念撮影
ミケーネ文明の大きな特徴の1つとして、石を素材とする浮彫や丸彫の表現が全く発達しなかった事が挙げられる。しかしここ「ライオンの門」の浮彫はミケーネ文明でも異例の作品であると思われる。
この門はよ~~く見ると”ライオンの頭部が無い”のがお分かりになるだろうか?
ブログ的にこのGIFファイルは最近のSEO環境では適していないので、あまり良くないらしいが”そんなのお構いなしな男”!
この日もこの”可愛い牛さん帽子”をずっと被り続けています。おかげでボクまで可愛く見えてきたでしょ?!
写真を連写してくれる添乗員さん、ありがとう!!
「ライオンの門」正面のアップ。この時代にミケーネ文明で珍しかった浮彫が入った石。何かの事情があったのだろうね。。
首がないとライオンって判別しにくいね。。
こちらはシュリーマンが発掘した当時の写真。
門の内側にはくぼみがあり、昔は観音開きの木製の扉が付いていた跡である。
木造の製品は時と共に腐って無くなってしまい、周りの枠組みだけ残っているのである。
ちなみにこの「ライオンの門」の裏側は特に彫刻は入っていない。
門をくぐって、入った辺りにシュリーマンが発掘した「円形墓域A」があります。
「円形墓域A」
この辺りは紀元前17~16世紀頃に6つの竪穴の埋葬施設が築かれたとされている。
ちなみにこの右側に見える場所は「穀物倉庫」と呼ばれて、穀物を保管していた場所。
この6つの円形墓域から男女合わせて19人の埋葬が確認されたという。
そこには一緒に黄金の製品も沢山埋葬されていた。
「円形墓域A」の様子 動画
これらの墓は穴を掘って、その壁に石を積み上げるようにして造られている。
今では雑草が生えっ放しのお墓跡。折角ここで静かな眠りに着いていたのに、起こされて移動される側からしたら、たまったものではないね。。
「偉大な王様はどこでも手厚く葬られるんだな~」と強く実感する。
この角度から見ると”ハート形”に見えなくもない。
「円形墓域A」の様子2 動画
宮殿主体部跡にて
奥の道を登っていくと、上には宮殿の跡地がある。
宮殿主体部跡の様子 動画
ここまで登るととても見晴らしがよく、このミケーネ付近を一望できる景色は一見の価値アリ!
残念ながら今は岩ばかりしか残っていない・・・。出土した土器などは全て博物館行きになっている。
古代文明も遥か昔に消え去った場所。そこで静かにたたずむ・・・。
緑が広がる景色がパノラマで見える。
この辺りには祭祀センターや地下貯水槽などもあったそうだ。
頂上まで登っても、古代文明の跡は殆ど残ってなく絶景のみ。。それも長時間見るものでもないので、降りる事に。
ミケーネ遺跡をショートカットして降りる様子 動画
トイレがしたくて「早く下に降りよう」と思って道を降りていると、後ろの方から「エクスキューズ・ミー?!」という声が聞こえた。
「誰かに言っているのかな?」と思っていたら、ボクと記念写真を撮りたい美女からの声だった。
という事で仲良く記念撮影!ギリシャの女の子にもモテモテな男であります!!
これも全て”可愛い牛さん帽子”効果かも?!
そしてこちらの美女にポケットに忍ばしていた必殺の「寿司キーホルダー」をプレゼントして一緒に写真に撮る。突然のプレゼントに驚いたのか、とても喜んでくれて「本当に私にくれるの??」って言っていた。
「オフコース」
「ビコーズ、アイ ライク ユー♡」
とスピードラーニング仕込みの片言の英語で伝えるボク。
喜んでくれる女のコ!
すると近くにいたお兄ちゃんが「シー ハブ ボーイフレンド!」とちょっと嫉妬している感じで呟いていましたが・・・。
「いや~~いい場所だね~~ギリシャって!!」と感じる。ちなみに海外どこに行っても毎回そう思えるのは、能天気なのか?それとも前向き思考だからか?
でも国ごとにそれぞれの良さがあり、それを感じれた瞬間がとても幸せなのであります!
ハイっ!!
地中海性気候の場所は、とてものんびりした感じで居心地がとてもイイ!
また新しい社会見学の学生たちとすれ違う。
最後にもう1枚、ライオンの門を近くで撮影する。
何の木だろうか?非常に気になる形。。
ここミケーネの古代遺跡は1999年に文化遺産として【世界遺産】に登録されている。
トイレを済ませてから出口に向かいます。
出口でお見送りしてくれるワンちゃん
ここでは猫が見当たらず、代わりにワンちゃんでお見送りしてくれます。
大人しいので誰かに飼われているのかな?それにしては放し飼い状態なのだが。。
餌が欲しいのか、一匹が近寄ってくる。。
ぐ~~っと伸びをするワンちゃん。
出口のワンちゃんの様子 動画
バスに乗ってディアコストフへ移動
これからディアコストフという場所まで約1時間ちょい移動します。そこで昼食を食べて、その後は「オドンドトス登山列車」に乗車予定です。
この続きはまた次回に!
↓↓ギリシャ旅行記:初回↓↓
【コメント欄】