カッパドキアに到着し、「ギョレメ・カヤ・オテル」のテラス席で昼食-トルコ旅行記42

【トルコ周遊10日間ツアー】6日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬

 カッパドキアに向けて移動

トルコのカッパドキア付近にあるツアー日程に組み込まれていた絨毯屋さんでの見学を終えて、再びバスに乗り込みカッパドキアを目指します。

 

そろそろカッパドキア付近に辿り着いたようです。バスの窓から眺める岩山の景色が明らかに独特な感じに変化してきました。

 

アナトリア高原の中央部に広がるのがこういった奇形な岩山が目立つカッパドキア。人口は約10万人程でユルギュップ、ギョレメ、ネヴシェヒルなどの街が観光で賑わう場所。

 

さっきまで寝ていたが、目が開いてカッパドキア地域の独特な風景を見ていると、すっかり目が冴えてしまった。。

 

前にツアーに参加していた人から「奇形な岩山はやっぱりカッパドキアが一番やで~~!!」と言っていたので、今回のトルコツアーでも実は一番楽しみにしていた場所なのであります。

 

 カッパドキア付近の景色 車窓から 動画

 

カッパドキアは昔からトルコでも人気のある観光地で、最近この辺りで気球を飛ばす会社が数十億円で買収されたそうだ。トルコではバブル状態でいつまで続くのか?ガイドさんも心配している様子だった。

 

トルコに来る前はトルコリラがだいぶ暴落して、物価が安いイメージのあったトルコ。ただし来てみると全然そんな印象を受けない。パックツアーの観光客用の値段を見て、そう思っているだけかもしれないけどね。。

 

ただこの向かいの岩山の景色は、全くの天然に出来た訳でもないらしく観光用に人間が手を加えた場所もあるそうだ・・それを聞いてちょっとガックリ。。

 

 ギョレメ・カヤ・オテルにて昼食を!

そしてやっと辿り着いたこちらの場所で、 ギョレメ・カヤ・オテルにあるレストランで本日の昼食を頂くようです。

 

このようなキノコ形の岩がカッパドキアの代名詞と言っても過言はない。「数億年前にとある火山噴火の影響で溶岩と火山灰が地面に降り積もって、それが時間を掛けて雨風に浸食されて硬い部分だけが残ってこのような感じになった」と説明されても全然ピンと来ない・・。それぐらい圧倒されてしまう岩山の形に。。

 

このように建物内ではなく、岩山が見える景色が素晴らしいテラス席に座ります。最後に座ろうとすると、テーブル毎で見事に男性陣と女性陣が分かれていました。なので男性陣のテーブルに席を確保します。

 

まずは岩山の景色を写真に収めます。同じような行動をしている人達の姿もチラホラ見えます。しかし男性陣のテーブルに座ると、隣の席からタバコの苦く臭い匂いがこちらまで漂ってきます・・・。

 

後ろを見ると、シャツ姿の「そこそこの規模の会社にお勤めの重役方々が海外視察旅行に来ています」というオーラを出したオジサン達8人が座っていました。しかもそのほとんどの人がタバコを吸っていたので、その煙が全部こちらに流れていました。。

中身が腐っている大企業程、そこで働いている人はストレスが溜まりタバコを吸う事によってそのストレスを緩和させているようです。これだけみんなが吸っているという事はそれだけストレスが溜まっているという事の裏返しなのでしょうか?!

 

昔はタバコを吸っていた時期もあるけど、今ではタバコの煙嫌いとなったボクはそんな副流煙に耐え切れずに隣の女性陣のテーブルに避難します。ここでは全くタバコの匂いがしない訳ではないけど、さっきの真横の席に比べると全然マシです。

愛煙家の皆様はテラス席だからタバコを吸いたいと思われるでしょうが、周りにこれから食事真っ盛りの人達が居たらタバコの煙がそちらに流れる事を考慮し、控えて頂けますと幸いですorz。

 

まずはテーブルに最初から置かれていた野菜のお皿。ボクはこう見えてもあまり沢山料理を食べないタイプなので、これでも多すぎる位。出てくる料理を全部食べているとメインディッシュが食べれなくなるので、勿体無いけど料理を残す作戦を取っている。

 

次はスープが出てくる。これぐらいの量だと全部飲めない事もないけど、ビールを飲むのでこのスープも控える。「それならビールを飲まなければいいのでは?!」と思うかもしれないが、アルコール中毒者のボクは食事時にビールは必須アイテムなのであります!

 

今回の旅は男性7人と女性11人の合計18人。こういうパックツアーだと女性の方が統計的に参加する人数が多いのだが、その時々によっては男性の方が多かったりとケースバイケース。

 

女性陣11人が占めるテーブルに男一人だけが入っても、すっかりそこに馴染むボク。ちなみにボクは男3人兄弟の真ん中:次男で「間に挟まれ団子」の如く、自分のカラーを出さずに相手に合わせる性格がこういった場所で活きるのである。

 

勿論ここでもエフェス・ビールを注文、ビール代は28TL(約560円)。ビールもたまにはワイングラスで飲むのも、いい感じ!

 

そうして昼食のメインが登場。

 

こちらは肉料理で美味しかったのだが、すでに野菜とスープとビールと楽しい女性陣とのお喋りでほぼお腹はいっぱいだった。野菜やスープは全部平らげずに残す作戦を取っていたのにな。。

 

しかし女性陣は食事中に会話でとても盛り上がる。よく「これだけ喋る事があるな~~!」と感心してしまう。男性陣はというとアルコールが入ったりすると盛り上がるけど、その人によりけりだけど女性陣は必ずと言っていい程お喋りが止まらない。

 

デザートはほぼスイカでした。もうトルコのフールツ・デザートの代名詞にもなっています。

 

今までデザートのスイカは全然食べなかったけど、試しに一口食べてみると、とても美味しい!そりゃ皆さん美味しそうに食べる訳だ。

 

楽しい昼食が終わり、ほろ酔い気分でカッパドキアの岩山を背に記念撮影。

 

トイレを済ませてバスに向かう途中に可愛らしい猫ちゃんを発見します。最近は”猫ハンター”の異名を取る位の猫好きに成長しつつあるボク。

 

こちらの配水菅のパイプを枕代わりにしている。

それと足の裏の肉球が何とも言えない感じにカワイイ!!

こっそりと近寄り激写タイム。完全に寝ている訳ではなかったけど、近寄っても逃げる事がなく全然警戒していなかった。

 

挨拶がてらに頭部をコチョコチョしてあげる。自分では掻けない頭は触ると喜ぶ猫ちゃんが多い気がする。

 

各自思い思いに記念撮影をしたり、現地ガイドさんとお喋りしたりと時間を過ごしている。外国のツアーではこういった食事や休憩時間で日本人はほぼ時間前に集合しているが、逆に肝心のバスドライバーさんなどはしっかりと休憩時間を取る。だからバス前でドライバーさんの帰りを待つ列が出来ていたりする事が多いけど、それはドライバーさんが時間にルーズな訳ではなくしっかり定められた休憩時間を取るという海外の文化なのである。

 

トルコ旅行中はすべて同じバスだったけど、途中洗車していたにも関わらずバスのフロントには走行中に虫が当たって潰れた跡がチラホラ残っている。

 

 カッパドキアの観光に出発!

さて食欲を満たした後は待望のカッパドキアの観光です。中央に見える岩山に穴を掘って住み込むなんて、人間って客観的に見ても地球上で一番どんな環境下でも生きれる生物である。そう思うと人間って凄い。。

 

挙句の果てには、これから訪れるカイマクル地下都市では蟻のように地下に穴を掘ってそこに住んでいた人も居る位。。

 

こちらはカッパドキアの観光用の馬たち。カッパドキアでは気球に乗ったり4DWバギーに乗ったり、馬で奇形な岩山を駆け巡ったりと色んなアクティビティが揃っている。

カッパドキアで気球込みの現地ツアーを探すなら、こちらのベルトラでご検討を!

最近は観光客が増えて、気球などは中国人団体に占拠されて乗れない日もあるらしい。

 

バスで走っていると、車窓から見える景色は尖がった岩ばかり。

 

さすがカッパドキア、噂には聞いていたけど生で見る景色は一味違います!

 

この素晴らしい景色と共に地球の偉大さを感じる。そんな数億年もかけて地球が少しずつ創り出してきた芸術的な風景を、簡単に人間は壊す能力も持ち合わせているのだ。だからそう思うと日頃の行いで一つ一つに対して「この行為が地球環境を破壊する事か?!」を考えて生きていく必要があると再認識した。

 

でもカッパドキアの見所を巡るのは、まだまだこれからです。これぐらいはまだまだ序盤でしかありませんので。

その様子はまた次回に続きます!

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