【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】7日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
ワルザザートのお天気は?!
ホテルで朝食を
朝は昨日の夕食会場で朝食バイキングです。
心配していた”添乗員さんのオススメではないホテル”だったので、朝食の品揃えもちょっと心配していましたが野菜類がそこそこあって一安心。
やっぱりオリーブの産地だけあって、朝食からオリーブの実が用意されていますね。
この時は特に何も感じなかったけど、後でこうやって写真で見ていると結構大胆なパンの盛り付け方でしたね。。
トマトも安定の美味しさでした。
昨日の朝、食べたベルベル風オムレツも置いてありました。ただそのままでは殆ど味がないので、何かを付けて食べた方がよさそうです。
朝食会場オープン時間から10分後に行くと、すでに賑わっていました。
本日の朝食はこのような感じです。
なお同じ席に座られたオバサマから「あなた、ブロガーなの?」と聞かれました。「そうじゃなくて無職でして、趣味で自己満足なブログを作っているだけで、ブロガーと呼ばれるレベルまではいってません・・・(汗)」と答えますが他の方も同じようにボクの事をそう思っていたみたいですね。
そんなお喋りをしながら朝食を食べた後は、部屋に戻って歯磨きとチェックアウトの準備です。
こちらのアナログな鍵でした。”添乗員さんのオススメしないホテル”という事でしたが、特に問題な点はありませんでしたね。
ホテルをチェックアウトし出発!
朝のワルザザートの街はひっそりしています。
空の雲の模様が何とも言えない芸術的な感じになっていて、思わず見とれちゃいます!
モロッコでは珍しい自転車に乗る人。日本に住んでいると自転車はしょっちゅう見かけるが国が変われば、生活習慣も違うのでモロッコでは自転車に乗る人はあまり見かけなかった。
ワルザザートの街の郊外に進むと耕作地のような場所が見える。
ちなみにモロッコの就労人口の約4割の人が農業をしているという。主な農産物としては、小麦&大麦等の穀類、テンサイ、バレイショ(馬鈴薯)、トマト、オリーブなどが挙げられる。
本日はワルザザートのメイン観光地である【世界遺産】「アイト・ベン・ハッドゥ」(āyt bin ḥaddū)の観光を行います。それが終わって午後はアルガンオイルのお店に立ち寄り、マラケシュまで移動します。
アトラス・コーポレーション・スタジオを見学
その前にモロッコでは最大の映画撮影スタジオを車窓から見学します。
スタジオの外観の様子 動画
この「アトラス・コーポレーション・スタジオ(Atlas Corporation Studios)」では過去に大作&名作映画の撮影が行われた場所である。中では有名作品のセットが残されており有料だが見学も可能。広大な土地と安定した気候で人気のある映画スタジオ。
- アラビアのロレンス
- 007 リビング・デイライツ
- グラディエーター
- キングダム・オブ・ヘブン
- バベル
- ハムナプトラ/失われた砂漠の都
- ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
- ブラックホーク・ダウン
- スパイ・ゲーム
- プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
- ヘラクレス
- バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
などがここで撮影された。
残念ながらバスの中から映画スタジオの外観を見るだけです・・・。
この辺りの山や砂漠もスタジオ内に含まれるので、とても大きな映画スタジオ。
映画「ハムナプトラ」に出てきそうな荒野の景色が広がっている。
次はこの近くに別の映画スタジオもあるそうで、そこも前をバスで通ります。
クラ・スタジオ
こちらは先程に次ぐ規模の「クラ・スタジオ」(CLA_Studios)という映画スタジオ。
最近はこちらの「クラ・スタジオ」の方が人気があるそうです。ちなみに内部の見学は車でないと回れないみたいです。
こちらで撮影された作品で有名なのはトム・クルーズ主演の人気映画シリーズ「ミッション・インポッシブル5/ローグ・ネイション」ですね。こちらの作品は映画館に観に行って、DVDも購入したボクのお気に入り作品です。次にこの映画を観る時には「あっここ、モロッコで撮影したシーンだ!」と思えることでしょう。
この辺までも敷地なのでしょう、門が見えます。
今日の雲はとても幻想的。思わず雲メインで写真を撮ってしまいます。
ツアーも7日目に突入し、すっかり打ち解けてきた参加者達。そこらじゅうで話し声が聞こえてきます。
後半になってくるとお疲れが出てくる方もいてるみたいですが、ボクは俄然楽しさがドンドン増えてきていてウキウキ遠足気分です!
山と砂漠に挟まれたオアシスのある地帯。
アイト・ベン・ハッドゥを眺める写真スポット
アイト・ベン・ハッドゥを高台から写真の撮れるスポットに立ち寄ります。
そんな写真スポットには、露店の物売りさんがちゃんと品物を並べて待ち構えています。
ただそこまで観光客が多そうな感じでもありません。
こちらの看板が目印の場所です。
その付近は荒野が広がっている。
ビュースポットの景色 動画
こちらでは敷物の上に蛇を乗せて、笛を吹いて蛇を操っているようなオジサンがいる。
よくテレビなどで見るコブラではなさそう。観光地では首に蛇をかけたりしてくれるが、それらの蛇は毒が抜かれている場合が殆どである。
奥に見えるのが「アイト・ベン・ハッドゥ」である。肉眼で見るともうちょっと大きく見えるが、スマホのカメラだとズーム機能が弱い為に見た目より小さく写ってしまう。
この「アイト・ベン・ハッドゥ」は古いクサル(要塞化された村)ではあるが、特別な歴史的背景はない。この一帯には同じようなクサルが多々あるが、この村が一番キレイだそうだ。
モロッコをイメージした”砂漠とラクダの絵”がたくさん売られていた。
こちらのオジサンは”炙り出し”の絵法で魅せつけてくれる。ただこの炙り絵の元祖の人は「アイト・ベン・ハッドゥ」に居てるそうだ。
最後にこのオジサンのサインを書き加えて、絵は完成です。炙り絵だと耐磨に強く簡単にこすっても色落ちしません。
岩の隙間から「アイト・ベン・ハッドゥ」を覗いてみる。昔は人が沢山住んでいたが、住居の老朽化の問題で現在は少しの人しか住んでいないようだ。
太陽光の厳しいモロッコでは、路上で露店販売をしている人達も結構しんどそうだ。
「アイト・ベン・ハッドゥ」へ向かう
だんだん近づいてきた「アイト・ベン・ハッドゥ」。頂上の建物は何なんだろう?
「アイト・ベン・ハッドゥ」前のレストラン会場でバスを降ります。
L oasis Dor Ait ben Haddou
本日の昼食はこちらのレストランで食べるみたい。先にこちらでトイレだけ済ませます。
至って普通のトイレ。
テラス席からは「アイト・ベン・ハッドゥ」を食事しながら眺める事が出来ます。ただし我々のツアーは”お値打ち価格のツアー”なので、恐らくそんないい場所では食べれないだろうな。他のツアーなども色々パンフレットで見ていると、お値段が高めのツアーはそれはそれでいい場所で食事をしたり、ランクも上のホテルに泊まれたりするので”値段相応”の内容になっています。
間近まで迫ってきたアイト・ベン・ハッドゥ。これからあの中を歩いて登り、個人宅にも入るみたい。
この辺りには何軒かのレストランやホテルもあります。
ということでアイト・ベン・ハッドゥ探索の様子は次回に続きます!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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