【チュニジア世界遺産紀行8日間】6日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
青と白の・・!?
バスに乗って約1時間位、経ちました。
シディ・ブ・サイドの街並み
そろそろシディ・ブ・サイドの街に差し掛かってきたようです。辺りの住宅の景観が、先程までと明らかに変わってきました。
そして車の交通量もだいぶ多くなってきています。
このシディ・ブ・サイドの街は1909年にある有力者により、建物に対しての制限が掛けられた。それは岬付近への無秩序的な建設を禁止し、建物の色は青と白に統一する事を義務化したもの。
でもこんな黄色い扉があったりと、今ではそこまで厳しくないのかな?!
でも周りは白とチュニジアン・ブルーと言われる青で統一された建物が立ち並んでいる。
見事なくらいに同じような建物が並んでいる。
それにしてもこの鮮やかと言うか、真っ白い壁が余計にブルーの色を引き立てる。
ここ最近ボクは白いズボンを主に履く。真っ白だと清潔感があって、服の鮮やかさをより強調させる役割があるような気がしている。
シディ・ブ・サイドの中心地に向かう道はだんだんと混雑してくる。チュニジアきっての人気観光地だけあって、道には車だらけ。
こちらはタバコのお店。「タバク」と発音するとか。
こちらのロータリーは「1月14日広場」という、どの街にも名付けられたもの。この広場から上に登る道からが観光客がよく訪れる場所なので、この辺りから車は進まなくなる。
駐車場に向かう途中、路駐していた車が邪魔で流石の優良バスドライバーの”セミさん”もその車をギリギリ交わせずに立ち往生する。結局、その路駐していた車の持ち主が来て、車をどけて進んだのだがその時横にあったこちらの場所が気になった。門から入った所に青いチュニジアン・ブルーの壺が置かれ、それを植木鉢にしていたので後で写真を撮りに来ようと思う。
シディ・ブ・サイドの街に到着
駐車場に着いてバスを降ります。そこから街の中心部に進む方には露店が並んでいます。
露店といっても置いてある商品はどこにでも売っているような物ばかりが見えますが。。
こちらでは店内で女の子がアイスクリームを美味しそうに食べています。こちらの店主の娘さんでしょうか?!
日陰で休んでいるこちらの2人も親子でしょうか?
モロッコの青い街シャウエンでは、タクシーの色まで青色に統一されていましたが、ここシディ・ブ・サイドのタクシーは普通に黄色かった。
さて、これからシディ・ブ・サイドの観光が始まります。
どんな街なのか、楽しみです!
この街には芸術家が多いらしく、こちらの横道にはアートな作品が並べられています。
そこを右に曲がり、上り坂を上がって行きます。
そんな上り坂でいきなり目に入ってきたのは、駐禁で捕まった汚れた車。。今日駐禁に引っかかったのではなく、数日もここに停めているような感じに見受けられる。
こちらのオジサンは何やら植物を加工したようなお土産を販売しているようだ。
この辺りには実際に住んでいる人もいるが、観光客がとても多い場所でホテルも多い。
現地ガイドさんの後をゾロゾロと歩いて行っているツアー参加者の皆さん。
観光客が道路に溢れて歩いているが、ここは車も通るので周りには注意して歩こう。
こちらの扉も細かい装飾模様が入っていて、凝った感じの造りになっている。
このシディ・ブ・サイドは建物のブルーと白の調和が綺麗だけど、それ以上に玄関の扉の装飾にも目を惹かれる。それも同じものが無く、それぞれに違っており個性があってこの扉を見ているだけでも楽しめる。
こちらの坂には街路樹もあり、我々のような団体がド~~ンと歩くと他の通行客に邪魔になったりするのでなるべく横幅を取らないように歩いた方がいい。
横ではヨーロッパ系観光客のオバサマに陶器の洒落たお皿を売り込むオジサンの姿が。
こちらはあまりじっくり見なかったけど、立体になっているこのシディ・ブ・サイドを描いた作品のようだ。こういう作品はあまり見かける事がないので、面白いね。
タクシーでも大体この辺りまでしか入って来ないが、このまだ奥に住んでいる人などはこの先も車で通行していく。
シャウエンも同系統の色合いの街ではあるが、シディ・ブ・サイドの街はコントラストでメリハリがあってこっちの街もなかなかいい感じである。
そんな白い壁に落書きがある。敢えて書かせたのかは不明。
住んでいる住人はどう思っているかは知らないが、これだけ統一感のある建物は見ていても気持ちいい。ある人の”こだわり”を貫き通した街であるが、ここまで貫いたからこそ見所のある場所となったのだろう。
中途半端な”こだわり”では、何も生まれない。周りが反対する事を貫き通したら、良いか悪いかは分からないが残るものが生まれる。
こちらのカップルはビデオカメラで動画を撮影していた。何かの取材だろうか?!
こちらはタバコ店。チュニジアでもタバコは人気のようで、色んな場所で吸っていましたね。
このメイン通りだけではなく、ちゃんと横道に入った住宅とかも青と白で統一されている。
シディ・ブ・サイドの街の様子 動画
そしてこちらは人気カフェ店。ここで休憩し、ミントティーを味わいます。こちらでのドリンク(ミントティー1杯のみ)はツアー代金に入っています。
こちらのオジサン達も洒落た扉の前でくつろいでいる。
こちらのカフェはこのシディ・ブ・サイドを代表するカフェのようで、その前で記念撮影する観光客の女の子がいますが「撮影を待っていたらキリが無いので、どんどん進んでいって下さ~い!」との添乗員さん。確かにボクらのように彼は遊びに来ている訳ではなく、ボクらを誘導するのが仕事なので違う視点で物を考えている。
人気カフェ店でミントティーを!
という事で遠慮なく階段を進んで行く。
Café des Nattes(カフェ・デ・ナット)
住所:Rue Sidi Boufares, Site archéologique de Carthage, チュニジア
店内はこんな感じ。ただ残念ながら空調は完備されていないので、暑い時期はクーラーとかは無く涼む場所ではないようです。
この辺りは高台になっているので、すぐ近くには地中海が見える。
窓の格子も徹底的にチュニジアン・ブルー色に塗られている。
「店内では好きに座って下さい」との事だったので、各自思い思いの場所に陣を取ります。なお座敷のようになっていて、珍しくわざわざ靴を脱いで上がる必要があった。
こちら側と店の奥側とで、席が分かれます。
個人的には窓際の方が街の景色を眺める事ができるのでオススメですね!
今歩いてきた方向。外にはテラス席があり、そこも場所的には最高のようだ。
しばらくするとミントティーが配られます。こちらの店員さん、胸にシディ・ブ・サイドの扉をイメージした札を付けていましたね。この時は全然気付きませんでしたが。。
この続きは次回に続きます!
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