【チュニジア世界遺産紀行8日間】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
楽しみな朝日?!
迎えたチュニジア旅行4日目の朝。5時過ぎに目が開き、そのままもう少し寝るもの勿体ないので添乗員さんが昨日行っていたように朝日鑑賞を楽しみに部屋を出て砂浜に向かいます。
ホテルでの朝日鑑賞?!
朝5時過ぎでホテルの裏側の出入り口より、外に出てみます。どんよりとした雲が空を覆っています。
ホテルの朝の様子 動画
昨日歩いたように砂浜に行きますが、何と入口にはバリケードが置かれていて砂浜に入る事ができません・・・。
他に砂浜に出入りする道を探して、付近を歩き回ります。ウォータースライダーが設置されていて、とてもホテルの敷地が広い。ちょっとしたテーマパークのようだ。
こちらはボクらが泊まっている本棟ではなく、別棟。沢山の人が泊まれる大型ホテル。
辺りは朝が早いからか、全然人が居ません。他の砂浜に続く道もバリケードが立てかけられていて入る事ができません。
砂浜が一望できるテラス席への入口をひょいっとジャンプして、入ります。ただ残念ながら厚い雲が隙間なく空を埋め尽くしているので、朝日なんて影も形もありません・・・・。
ちょっと雲に隙間があれば朝日が僅かにでも見えるんだろうけど、全然見えません・・・。他にも朝日を見に来たツアー参加者さんの姿も見えましたが、残念そうな感じでした。
ホテルの朝の様子 動画2
陽が当たらないと冷たい海風が吹き付ける場所なので、そこそこ寒い・・・。でもせっかく早起きしてきたので、テラス席でもう少しまったり椅子に座って海を見ていたらその様子を見かけたツアー参加者さんの方から「闇を抱えた男」のように見えたよと言われちゃいました・・・。”闇じゃなく光を抱えている男”のつもりだったんだけどな。。
夏場は暑くてプールに入ると気持ち良さそうだ。旅行するにはベストシーズンに越した事はないんだろうけど、旅行費用もいいお値段だしね。
夏場だったらこのウォータースライダーに飛び乗って、プールにドボン!としたいけどな。。
ホテルの朝の様子 動画3
ホテルの敷地内を散策
朝日のお顔を拝見するのは諦めて、ホテルの敷地内を散策する事に。こちらはバスケットボールができ、フットサルコートにもなっている。ゆったりとホテルで過ごす人にはこういった場所があるに越した事ないんだろうけど、ボクらのように強行軍で観光名所を訪れるパックツアー団体にはあまり必要性のない場所である。
子供が遊ぶジャングルジムもある。ここはちゃんと周りに柵が張られている。
勿論朝早いので、誰の姿もありませんが。
こちらはラクダの滑り台。ちゃんとラクダが立つ時の前足を畳んだ状態から、まず後ろ足で立って行く状態になっている。
縦に真っ二つに切り裂かれたような姿にも見えるラクダの滑り台・・・。
パターゴルフ場もある。といっても簡易なコースだが。
このスース地方にはゴルフ場もあるが、基本的にはチュニジア人はゴルフはせず、海外からやってくる裕福な観光客向けのようだ。
大きなヤシの木が植えられていて、南国感満載のチュニジア。
海辺なので波の音がよく聞こえたが、それ以外は静まっていて朝散歩するにはいい場所だ。
このホテルの部屋数は沢山ありそう。本棟以外にも宿泊スペースがあちらこちらに見受けられる。
某大人気コメディアンのポスターが飾られている。一時はこのオジサンのコメディーにハマったな~~。
朝食バイキングのお時間!
ホテル内の敷地を散歩していたら、朝食会場がオープンするいい時間になってきたのでレストランに向かいます。
ド~~ン!とナツメヤシの実が置かれている。。結局あまり食べなかったけども。
美味しそうなオレンジが積み重ねられている。南国地方に来たらオレンジが美味しそうに見える!
個人的には朝食といえばクロワッサン。トングで取るのが面倒なので手で取ります。
こちらにはそれぞれの壺にたっぷりと入ったヨーグルト。プレーンではなくちょっと味が付けられているようです。
チュニジアだけあって、ちゃんとオリーブの実が置いてあります。普段の生活では全然オリーブの実を食べる機会がないので、ここぞとばかりに頂きます。
こちらはチーズコーナー。初めヨーロッパに行った時は日本と比べると断然チーズのお値段が安いので、買って帰ったが普段からそこまでチーズを食べたいと思わないのでそれ以降はあまり買わないようになっている。
チュニジアのバイキングではあまり早い時間に行くと、温かい料理は調理中で出てこないので”ゆっくり目に行った方が無難ですよ!”と添乗員さんが言ってましたね。
だからか、それか日本人が時間に正確だからか、朝食会場に来ていたのはほぼボクらグループのメンバーばかりでしたね。
バイキング会場で野菜を見ると、ホッとする。イタリア旅行のホテルでの朝食会場では、殆ど野菜が無かったのでガッカリしたっけ。
紅茶類のティーバッグが何種類か置いてある。「これらはお土産に・・・」と勝手に手がポケットに入れてしまう習慣が付いてしまった。。
コーヒーはコーヒーメーカーで置かれているより、こういうポットに入れられている方が注ぎやすい。
本日の朝食はこんな感じでいただきます。お皿の半分以上は勿論お野菜です!
ちゃんとオリーブの実も取っていますよ!
1人で座っても面白くないので、近くで食べていたオジサン方のテーブルに割り込んで座らせてもらいます。そういった時に色んなお話を聞いて、普段自分がしないような事をしていたりとかの話を聞いて今後の参考にしたりしています。特に年配の方がこういったツアーには多く、人生経験な人が多いので自分の話を話すよりその方達の話を聞いている方がよっぽど面白いのです。
こうやって見るとみんな大体窓際で外の景色が見える席に座ってましたね。
こちらのヨーグルトは3種類を混ぜて入れてみました。どうせ別々に食べてもお腹の中で混ざるので、1種類ずつ食べるよりも合理的です。
ドゥッガに向けて出発!
出発の準備をしてバスに乗り込もうと外に出てみると、このホテルの番猫ちゃんが見送りに来てくれていました。
「気を付けて行って来てニャ~~!」
今日のバスの席は真ん中付近に陣取ります。この辺りは後部ドアに近く、乗り降りする時に便利なので意外と人気があります。
今日はスースからドゥッガへ向かい、ドゥッガ遺跡の見学です。それが終了するとまたこのスースの街に戻るだけの「ドゥッガ遺跡デー」です。
ドゥッガ遺跡までは約180kmで約3時間30分のバスでの移動です。
スースの街を北に向かって走るとすぐに左右にゴルフ場が見えてきます。プレーしている人達の姿も見えます。ゴルフをあまりしない人間からすると「わざわざ遠いとこまで来ても同じようなコースでゴルフして楽しいの?!」と思います。
そういえば前に会社の慰安旅行で沖縄に行った時に、せっかくの沖縄を楽しもうと思ったら上司連中から「麻雀をしよう!!」って言われて、結局沖縄の部屋の中で麻雀しました。今のボクならそんなお誘いは断っていたのでしょうが、その当時のボクはまだ旅行には目覚めていなかったので。。
こんなリゾート地で優雅にゴルフを楽しめるのは、一部の富裕層だけ。世界のお金持ちって想像以上のレベルがいくらでもいます。
そんなお金持ちさんとお友達になりたいな~~とか思ったりしながら、窓からの景色を眺めていましたね。
そのゴルフ場を過ぎると、この辺りは高級住宅街のエリア。
ちなみにチュニジアで最も価格が高い住宅地はカルタゴで1軒平均2億円。2番目がシティ・ブ・サイドで1億円、そして3番目がこのスース近郊だそうだ。
勿論物価の安いチュニジアでは、そんな高級住宅街にチュニジア人は住めません。住んでいるのは主に海外の富裕層だそうだ。
本日の観光はドゥッガ遺跡のみ。ローマ時代の遺構がキレイに残っている場所でそれだけの見所がある場所だそうだ。
そしてこの地方アルアルの電線搭の上に巣を作っているコウノトリの様子が見える。ただ全部に巣を作っている訳でもなく、法則性があるのか?2つおきに巣が作られていた。
バスからの景色 動画
チュニジアでの人気スポーツはやっぱりサッカーが一番人気。ボールがひとつあれば遊べるというのは強いね。
チュニジアは1990年に社会主義から自由主義になったが、その分税金が高くなったそうだ。
日本では自分の生きている時代で大きな政治変動はないが、それだけ社会が大きく変動すると国民も大変みたいだ。
そして税金が高くなって、それが機になって女性が社会で働くようになり出した。
チュニジアでは結婚する時は男性側が契約金のようなお金を、嫁側に支払う必要がある。
そして今チュニジアでは離婚も増えている。離婚する時も男性が女性にお金を渡さないといけない場合が多い。
現地ガイドさん曰く「男性は常にお金を払ってばかりなので大変なんですよ~~!」と嘆いていましたね。。
バスからの景色 動画2
という感じで「チュニジアでは男性にとっては何も良い事が無い国なんです・・・」と締めくくっていた現地ガイドさんのお喋りでした。。
アフリカ大陸では雨が少なく”水は貴重品”という考えなので、基本洗車はせずに車は砂が付いていて汚い車ばかり。
日本にいるとちょっと汚れた車を見かけると「汚いな~~持ち主は車を粗末に扱っているな~~」と感じるが、こちらではそんな車ばかり。でもそれは国それぞれの事情があり、文化の違いがそこにはあるのである。海外旅行をするとそういった文化などの違いを目の当たりにできて、色んな勉強ができるので自己の成長に繋げられる大事な経験である。
そんなことを考えながらバスはドゥッガ遺跡に向かって、走っていくのであります。
この続きはまた次回に!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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