【バルカン半島周遊6ヶ国】3日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月
陸地での国境越え?!
オフリドにて
ここはまだ北マケドニアのオフリドの街。昼食を食べた後、街外れに停まっているバスへ向かって移動中。
のんびりした雰囲気が漂うオフリドの街。
こちらのロータリーもあまり車が通行していません。
いい天気に恵まれて楽しい街歩きとなりました。
バスはちょっと先に停まっているようで、結構歩きます。
こちらの幅が広い道では、歩行者天国のようになっていて車は通っていません。
可愛らしいヨーロッパ系の子供達が運転するバギーに吸い寄せられている、同じツアー参加者の奥様達。
世界遺産のオフリドだけあって、完全に観光メインの街。
こちらのお姉さんは怖い顔をしながら電話中でしたね。。
こちらのベンチではいい歳したオジサン達が、悠々と座って団らんしていました。呑気な空気が流れるオフリド。
こうやって古代からあるオフリド湖沿岸で、のんびり座るのもよさそうだ。
充分に満喫できたオフリド湖。
世界遺産でもあるので、とても気持ちのいい場所でした!
この辺りは新市街地のようで、旧市街地とは街並みが違っています。
今日はこれからアルバニアのベラトまで約200kmの道のりをバスで移動していきます。
こちらは駐車場の料金表のようです。
こちらで待機しているバスに乗り込みます。
バスでアルバニアに移動
オフリドの街を後にします。
北マケドニアでも屈指の観光地であるオフリドの街。
バスから見える街並みの景色 動画
オフリド湖を左手に見ながらバスは淡々と進んで行きます。
いよいよ2ヶ国目に向けて移動。このバルカン半島を周遊するツアーでは6ヶ国目も回り、実質6日間しか観光が無いので1日1ヶ国という駆け足の日程になっている。それぞれの国の特徴などが分かる前に移動となってしまう・・・。
オフリド湖沿岸の景色 動画
北マケドニアとアルバニア境界の国境にて
アルバニアとの国境に来ました。まずは北マケドニア側を出国します。
ここでは我々はバスを降りる事なく、北マケドニアを出国出来ました。
続いてアルバニア側に入ってきました。
こちらがアルバニアの国境。
写真撮影しているのが見つかるとややこしいので、基本的には写真は取らない方がいいです。国境によっては写真を撮っていなくても「お前たちの誰かが写真を撮っていたぞ!!」と難癖を付けてくる所もあります。
そんな言い掛かりを付けられると、ツアー参加者の数人が内心ドキッとしたようですがそれは本当に写真を撮っていたのを見つけたのではなく国境の係員の”小遣い稼ぎ”なのです。こういった難癖を付ける事でバスを足止めさせて、すぐに進みたい我々に敢えて足枷を嵌めてきて暗黙の了解の”袖の下”を要求しているのです。
国境ではバスの運転手さんが必ず、2本ずつミネラルウォーターを担当者にプレゼントしていました。それと共に書類にお金を挟んで提出したり、ある所ではわざわざビールを買って来させたりとめちゃめちゃな国境の担当者たち。そういった汚職が公然と行われているバルカン半島の国境でした。
そういうのを目の当たりにできたのは、このバルカン半島周遊旅ならではの”いい経験”となりました!
アルバニアに入国
このバルカン半島の国々はどこも貧しい国なので、そういった場所でお金を稼がないといけないのでしょうか?客観的に見れば、お金を要求する方が問題なのか?? お金を払う側が問題なのか?? どっちもどっちでしょうね。。
こちらは緑が茂る丘に、ポコポコっと作られている戦争していた頃のトーチカ跡(トーチカは、鉄筋コンクリート製の防御陣地を指す)が見えます。
アルバニアはどういった国なのか?? 勉強不足で全然分かりません・・。
アルバニアの総人口は約300万人。アルバニアは漢字では「阿爾巴尼亜」という当て字で書かれる。
アルバニアはこのバルカン半島諸国の中でも一番貧しい国。しかもちょっと前まで国家がねずみ講をしていて、そこで集まったお金で武器を購入しボスニア・ヘルツェゴビナで紛争をしていた当事者に売りさばいていた。それも紛争が終結すると破綻し、経済的にも低迷している。。
バスの車窓からアルバニアの景色を 動画
バスの車窓からアルバニアの景色を 動画2
バスで走っていると、鉄道の橋が見えます。
アルバニアではオスマン帝国の支配の影響が強く、国内の宗教ではイスラム教の割合が大半を占めている。ただ戒律はそこまで強くない。
途中でトイレ休憩に立ち寄る
長い移動時間なので、途中でトイレ休憩を挟む。昼食に2本もビールを飲んだのでそろそろトイレに行きたかった頃合い。
こちらの売店がある建物のトイレに向かいます。
「TUALET」と書かれているのがトイレの表示。
男性の小は回転が速いので、用を足した後は売店を物色します。
値段表示は現地通貨のレクでしたが、観光客などの他国旅行者が多いのかユーロでの支払いも可能でした。ボクはこちらの1.5Lの炭酸入りレモン味ミネラルウォーター。これだけ大きいサイズでレモン味が薄っすら付いているのって、珍しいような。こちらは1€でした。
ツアー参加者の人達もユーロが使えると聞いて、続々と買っていきます。
アルバニアの美人メガネお姉さんがいたので写真を撮りましたが、ちゃんとこちらを見られていましたね。。
9日間といっても現地までの移動で2~3日かかるので、実質観光は6日間。そう思うとハードな日程である。
この辺りは郊外なので、あまり特徴のない景色が広がっている。
アルバニアの街並みをバスから眺める 動画
旧約聖書に出てくるノアの箱舟の話で、大洪水を乗り越えた後に1羽の鳩を放した。1回目は鳩がそのまま戻ってきた。2回目には鳩がオリーブの木を咥えて戻ってきた。3回目には鳩は戻って来なかった・・・という。
結局鳩が戻って来なかったというのは、それは洪水が引いて安全な場所を見つけたという事の裏返しであった。その話から鳩とオリーブの木は”平和の象徴”となっている。
というような小話を添乗員さんが、バスの車内で比較的長い時間話してくれるので、道中は退屈せずに済んだ。
アルバニアの景色をバスから眺める 動画
6ヶ国も陸路で移動するので、今回のツアーでは結構なバス移動の時間があった。
途中、道を曲がって入って行った先の脇にこのようなお墓があった。しかしその先は行き止まりで、結局Uターンして元の道に戻って行った。どうしてこの道に入ったのだろう??このお墓を見せたかったからかな?!それにしては何のアナウンスも無かったな。。
途中、2度目のトイレ休憩を
ここでバスが一旦停車します。どうもこの辺りでまたトイレ休憩のようです。
こちらのガソリンスタンドのトイレを使いますが、ここは男女合わせて1個のトイレしかないので話になりません。。全員で22名の参加者がいるので。
そのガソリンスタンドの横にあったホテルと交渉する添乗員さん。ただ残念ながらトイレの使用は断られます。。
更にその横の方にカフェがあり、初めは「ドリンクを頼むならトイレ使っていいよ」と言っていたのですが、ここは添乗員さんが気を利かしてこっそりチップを払ったので「好きに使いなよ!」と店主の態度が変わりました。という事で男性陣はこちらで用を足す事に。
世界遺産のベラト地区に差し掛かる
そのトイレ休憩後に少し走ると、目的地が近づいてきました。
この辺りは「千の窓」と呼ばれる窓が沢山ある地域で、世界遺産にも登録されている街です。
傾斜のある斜面を埋め尽くすような建物が立ち並んでいる地区。屋根の色と建物の壁の色が統一されています。
そんな様子は次回に続きます!
↓↓↓↓バルカン半島周遊旅行記:初回↓↓
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