バルト三国旅行記:6日目
阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日
迷ったら美女から?!
さてバルト三国旅行も遂に終盤、ここタリンの街観光でこの夜がラストナイトでもある。夕食も済ませて、再び展望台からの景色も目に焼き付けて、すっかり満足出来たのでホテルへの帰路に着く。
タリン旧市街地にて
道端に停まっていたスポーツカー、給油口の面がこのようなバルト海付近のデザインに装飾されていた。こういう塗装も出来るんだなと驚いた瞬間。
一緒に展望台からの景色を楽しんだ”第二のお父さんオジサン”と旧市街地を歩いていると、いきなり地元の女の子と見られるこの女性から声を掛けられた。英語で喋りかけられたけど、ボクら共にあまり英語が喋れないのでイマイチ彼女が何を言いたかったのかが分からなかったけど、どうも「学校の先生の方針で、街で出会った外国人の人達と記念写真を撮りなさい」的な事を宿題とされているようなニュアンスで受け取る。
勿論ボクの返事はOKである!
海外の街でいきなり声を掛けられるなんて、客引き以外は初めてだったのでちょっと驚いたけど、写真を撮った後は直ぐに帰っていく女のコの後ろ姿でした・・・・。
そうして再び旧市庁舎にある広場に戻ってきた。タリンでの最後の夜なので、もう一杯ホットワインを飲もうと思っていたけど”第二のお父さんオジサン”はトイレに行きたくて仕方なかったみたいで、ここで別行動に。オジサンは歳のせいでトイレが近くなっているとの事で足早に夜の街に消えていった・・・。
ホットワインを楽しむ
そして1人でホットワインを飲もうという事になったけど、さっき飲んだホットワインは温かくて酸味が強いだけで美味しくなかったので、違うお店を探す事に。だけどこの広場にはホットワインの出店が沢山あって、どこのお店にしていいか分からない・・・。
という事は「物を見分けるのではなく、人で見分けろ!」という自分なりの格言を信じて広場内のお店を全部見回ると、こちらの笑顔が最高な店員さんのお店を発見する。
写真撮影の可否を聞いた所、「勿論オッケーですよ!」という感じでとてもフレンドリーなお姉さん。
クリスマスマーケットで出会えた天使のような感じがしました!
ホットワインを買うのはこの店に決めたけど、先に挨拶がてらにボクの必殺”寿司キーホルダーのプレゼント攻撃”を試みると、思いっきり反応してくれたお姉さん。
「屈託のない笑顔とは、まさにこの笑顔!」と言わんばかりにキーホルダーのプレゼントに喜んでくれるお姉さん。
ここでは4種類のトッピングがあり、それぞれに好きなものを入れても無料。まずはお姉さんのオススメを聞いて、オレンジの切れっ端を入れてみる。
そしてこのホットワインがとても美味しかった!
美女効果もあったかもしれないけど、ホットワインをどの店で買おうか迷った時はいい子な感じの店員さんのお店がベストだけど、それ以外の基準としてはホットワインの種類が沢山あるお店を選んだ方がベターだと思う。ちなみにこのホットワインは1杯4€なり。
クリスマスに盛り上がる中心広場の景色 動画
温かいホットワインをゆっくりと、タリン旧市街地のクリスマスマーケットの雰囲気とも味わう。一昨年の11月下旬にドイツに行った際にクリスマスマーケットの準備中だった街並みを見て「一度は12月のクリスマス付近に本場のクリスマスマーケットを味わってみたい!」と思った願望は今回の旅行で叶った。
もっとバカ騒ぎしているイメージもあったクリスマスマーケットだけど、ポーランドに行った時に知り合った”お坊ちゃんオジサン”の言葉によると「カトリック信者の割合が高い国は、治安が良くて安全」とその通りに安心なタリンの街。
広場で定番のメリーゴーランドが動く 動画
ただあとは雪が降ってくれれば、クリスマスのイメージが完璧になったんだけど、雪は1~2月位にならないと降らないみたい。まあそれだけは我慢するしか、仕方ないね。。
寒いタリンの街では、広場にはこのようなストーブが至る所に置かれていた。日本の街中では見る事が出来ないけど、寒い国にはこういったストーブが外のテラス席付近に置かれているのをよく見かけたりする。
屋外に設置されるストーブの揺らめく炎 動画
タリンの街でクリスマスの雰囲気に独り浸っていたら、コップが空になったので先程の女の子のお店に再びホットワインを買いに行く。このお店では4種類程のホットワインが置かれていたので、大当たりである。
他にもホットワインのお店は至る所にあったけど、これだけ可愛くて、愛想も良くて、優しい女の子はこの子だけ。
という事で彼女への感謝の気持ちを表して、もう一個寿司キーホルダーをプレゼントする事に。
すると2個目にも関わらず、ご覧のように満面の笑みをして喜んでくれました!
そしてこの子の素晴らしい所はお客さんが来なくて待っている時も笑顔で待機していて、そしてホットワインを買わないお客さんが「写真を撮ってくれ!」とこの女の子に言ったら、この子は嫌な顔をせずにわざわざ屋台から出てきてそのお客さん達の記念写真を撮ってあげていたのだ。右にある屋台もホットワイン屋さんなんだけど、店員のお姉さんはご覧のようにとても怖い顔をしている。この2人を見比べた時に、どちらからホットワインを買いたいかと言えば一目瞭然だろう。
正直言ってバルト三国で可愛らしい女のコに出会えなかっただけに、ここでの出会いはとても素晴らしいものとなりました!
クリスマスマーケットで賑わう広場 動画
まだホットワインを買うお金は残っていたけど、これ以上飲み過ぎて万が一あったら困るので、可愛らしい女のコの笑顔をこれ以上見る事を断念してホテルへの帰路に着く。
あんな素晴らしい性格の女の子に出会えたのに、”第二のお父さんオジサン”はトイレを優先して帰っちゃって勿体無い事だ。明日オジサンと会ったら、早速報告しようと心に決める。
ヴィル門にて
ホットワインを飲んでほろ酔い気分でヴィル門まで辿り着く。せっかくホテルからスマホ用簡易三脚を取って来ていたので、ここでもちょっとタイムラプス映像を撮影してみる事に。
花屋さんの上からヴィル門を眺める 動画
24時間営業の花屋さんの上から、スマホのカメラでじ~~っと撮影する。このタイムラプス撮影機能はgalaxy10に標準装備されているが、その撮影中にじっとカメラを構えている必要がある。長い間撮影していても倍速モードが早ければ、長い撮影時間にも関わらず出来上がり時間は短くなる。
ヴィル門正面からの映像(タイムラプス) 動画
なのでこちらの映像もこの場所に数分間、じ~~っとしてカメラを抱えたまま撮影していたのである・・・
ヴィル門前にはこのように24時間営業の花屋さんが、数軒並んで営業している。添乗員さんに花を買ってあげようかなと思ったけど、明日は帰るだけなのでプレゼントに花を渡しても邪魔になるだけだと自重する。。
ヴィル通りの様子(タイムラプス映像) 動画
ヴィル門前でタイムラプス映像を撮影し、満足した後はホテルに帰り、部屋から見える聖オラフ教会の尖塔を眺める。
シャワーを浴びて歯磨きした後、リキュールを飲みながら今日購入したガイドブックに目を通してタリンの街情報を復習する。
ガイドブック2冊に目を通していると、あっという間に夜中1時を過ぎる。まあ明日は移動だけで遂に飛行機に乗るだけなので、多少夜更かししても大丈夫。それにしても今日はクリスマスマーケットで素晴らしい可愛くて優しい女の子と出会えた幸せを噛み締めて、眠りに着くのでありました。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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