タリンで晩飯を食べた後は世界遺産である旧市街地に飛び出していく-バルト三国旅行記-28

バルト三国旅行記:5日目

阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日

世界遺産の街の夜

バルト三国で一番栄えているエストニア。その首都タリンに長い時間バスに乗って辿り着いた後は、その足で夕食レストランに向かいます。こちらの港近くにある商業施設っぽい建物の中を進んで行きますが「本当にこんな建物の中にレストランがあるの??」と思ってしまうようなお店が並んでいます。

 

エストニアの首都タリンにて

この辺りのお店はロシア系の人々が多いらしく、ロシアの伝統的なマトリョーシカが店頭に置かれています。ボクらの団体が店の前を歩いていると、商機が来たと捉えたお店のオバサンがマトリョーシカをPRしてきます。

 

「ドウヨ!うちのマトリョーシカは安いよ!」と言いたげな顔をしているオバサン。でもレストランに向かって歩いているので誰も歩みを止めないし、マトリョーシカはロシアで買うからいいのであって誰もエストニアでマトリョーシカを買いたいとは思わないみたい。

 

マトリョーシカもボクの頭にあるのは、このようなプーチンさんのデザイン。というか現在の人気者たちのデザインなど、あらゆる種類があるようだ。

 

知らなかったけど、これらマトリョーシカは殆ど手作りなんだって。そういえば色んな形があるし、その変形した形に合わせて塗料を塗るのも機械化しにくいのかもしれない。ただマトリョーシカだけにロシア製かと思いきや、さすがに現代は中国製が一番安くて、多く流通している。だから店頭で安い値段のマトリョーシカはほぼ中国製なんだって。。

 

 

いかにもパチモンみたいな、某ブランドのロゴマークが入ったトレーナーなどが無造作に展示されている。

 

そんな怪しいロシアンショップ類を横目に見ながら進む一同。

 

夕食レストランにて

そんなショップの先にあった、こちらのレストランが夕食会場。

 

レストラン【Restoran Seitse Merd Pub】

 

住所:Kai 5, 1korrus Sadamarketi Ärihoone, 10111 Tallinn

 

 

あまりタリンって雰囲気が感じれない内装のレストランみたい。ちょっとロシアっぽいのかもしれない。

 

レストラン内にはステージがあり、この時は演奏はなかったけどたまに生演奏もありそうな感じ。

 

今日の午後は昼食を食べた後は、約5時間ひたすらバスに揺られただけなのであまりお腹は空いていない。それと途中に立ち寄ったサービスエリアでグミを買って食べたので、余計にお腹は空いていないのである・・・。

 

そんな空腹感の無い状態で食べたからか、それともキャットフードみたいな料理が出てきたからか、あまりツアー参加者さん達の評判が芳しくなかったお料理。中央上にあるツナの缶詰をゼラチンで固めたようなものが特に不評。確かに味もあまりスプーンが進まない味だった・・・。

 

という事で食べるというよりかはビールを飲んだだけの夕食だった。こちらのビールは昨日の夜にポーター代わりに働いたお礼として添乗員さんが奢ってくれた。2食分のビールを奢ってくれるとは太っ腹な添乗員さん。そしてキャットフードもどきは一口だけ食べてパス・・・。

 

お店の雰囲気からしても、あまり美味しそうな料理が出てきそうに無いイメージが漂ってきた・・・。

 

こちらのスキンヘッドの店員さんは立派な髭を生やしていた。見た感じ、何年も髭は切っていないような長さ。ここでも元気な”自称エロ坊主オジサン”はその髭を指差して「ナイスッ!」と喋りかけていた。接してくれる人達にためらいもなく、一言でもいいので言葉を掛ける”自称エロ坊主オジサン”のこの姿勢は見習うべき行為であると思う。

彼らも全くリアクションの無い人に接するよりかは、何かしらの反応をしてくれる人達の相手をしている方が楽しくなるハズだから。

 

さっきのはあくまで前菜。こちらのお魚料理がメインです。

 

こちらのお魚は鱈っぽい。普通に美味しいけども、既に前菜だけでそこそこお腹が張っている。。

 

食後はイチゴゼリー。一瞬食前酒のような入れ物だったので「このタイミングでアルコールが出てくるの?!」と思ってしまったけど。。

 

こちらは甘さ控えめの普通にゼリーでした。

 

食後はホテルに向かいます。写真中央左側に見える高い建物が今晩&明日連泊で泊まるホテルです。

 

タリンのホテルにチェックイン

そうして旧市街地を囲む外周沿いにある、こちらのホテルに到着。

 

こちらのホテルは横に大きなショッピングモールがあったり、歩いて旧市街地にもすぐ行ける場所でとても立地がいい場所にある。しかも建物がタリンでもひと際高いので、目印にもなって帰りの際に迷いにくいという利点もある。

 

 

 

このホテルは今日と明日の連泊なので、他のホテルよりもちょっと重要度が増す。ただリトアニアのエコテルのように安っぽさは感じないのでちょっと期待する。

 

部屋は「1111」とぞろ目の部屋。

幸先がいいのかな?!

 

ホテルの部屋はどんな感じ?!

このホテルのエレベーターは上に昇る際に、カードキーを差し込まないとエレベーターは動きません。セキュリティー対策でこのようなシステムにしているホテルは多いですけど、ツアー参加者さん達はお歳を召されている方が多いので、こういうシステムに戸惑ってなかなかエレベーターが動かない事が多々あります。。

 

部屋は縦長な感じであまり広くはないけど、一応ソファーも付いていて充分な感じ。

 

冷蔵庫も付いていたけどドリンクバーで既に入れられている物が多いので、それらを差し替えて自分で購入したビールなどに入れ替える。

 

特に部屋の内装自体は不満は無かったけどこの部屋、ちょっと動物臭がした。こんなホテルの中に動物を連れ込むなんてないだろうと思っていたので、我慢すればいいだけと諦めて普通に過ごしていると、部屋での滞在時間が長くなるとその臭いに鼻も慣れて匂わなくなった。ただ部屋から出て、その後部屋に戻るとその動物臭が匂う・・。ちなみに翌日ロビーにいたら犬を連れてエレベーターに入っていく人を見かけた。という事はやっぱり動物臭だった可能性が高いようだ。

後で調べてみたら”ペット可”のホテルでしたね・・・

 

ホテルの向かいにもショッピングモールがあるけど、そこに入っているスーパーマーケットはタリンに着いた初日にお菓子を買いに行ったスーパーマーケットだった。

 

こちらは洗面台、トイレットペーパーのロールがわざわざ2個も並んで用意されている。そしてお尻を洗う用のシャワーも用意されている。これは地味に嬉しい!現代の日本人はウォシュレットに甘やかされ過ぎて、海外の硬いトイレットペーパーでお尻を拭くと直ぐに悲鳴をあげちゃうのである。。

 

お風呂はバスタブ付きで、お湯を溜めても特に問題は起きなかった。

 

いつも家で体を洗う際はボディーソープを使っているので、ホテルに用意されているアメニティーで「BODY LOTION」をボディーソープと勘違いして使う事が多いボク。

なので「何でこれ、泡立たないの??」と思って使うけど、それは体を洗う目的ではないものと気付いたのは最近でした・・・

 

夜のタリンを散策

旧市街地がすぐ近くという事で、やっとこのバルト三国旅行で待望の夜歩きをする事に。旧市街地に行く前に添乗員さんから教えてもらった、スーパーマーケットチェーン店の「LIMI」で1個1ユーロで売っているエコバッグが結構人気あるとの事で近くに探しに行く事に。

 

ちなみにそのエコバッグは畳んだ状態がこのようにリンゴになるので、これが受けてエストニアでも売り切れる店がある程人気なんだって。ちなみに親切な添乗員さんはツアー参加者さん達で購入希望者から、リクエストを募って代わりにまとめて買いに行ったそうだが、1人で10個頼む人がいたりでその注文総数は150個を超えたそうな・・・。

 

添乗員さんが前にそのエコバッグを買いに行ったスーパーの場所を教えてもらったけど、あまり道順がややこしくて分かりにくかったのでスマホのマップで適当に近くのスーパーを訪れる作戦に。

 

ホテルの横に隣接するショッピングモールはこんな首都タリンの中心部にあるが、想像以上に大きかった。ただショッピングモールっていうけど、売っているものはどこでも買えるような量産品ばかりなのであまり興味は無いけど。

 

最初はあまり地図をこまめに見ずに、ヤマ勘という人間本来の五感をフル活用してスーパーマーケットに向かったものの進んで行く毎に人通りが少なくなっていき、段々寂しい場所に進んでしまった・・・・。

 

そこで仕方なしにスマホの地図をこまめに見て歩くと、目的のスーパーマーケットを発見する。しかしここには先程のエコバッグは置いていなくて、周辺の同じチェーン店を数軒見て回るもどこにも置いていなかった。

 

こちらは今日と明日宿泊するホテル。これ以上スーパーマーケットを巡る程にエコバッグを欲しいと思わなかったので、街中散策に目標を切り替える。歩いているとツアー参加者さん数人を引き連れて、近くのスーパーマーケットに向かう添乗員さんと遭遇する。

添乗員さんも最初に行ったスーパーマーケットにエコバッグが置いてなくて、数軒を探し回ったと言っていた。ボクがスーパーの場所を聞きたがっていたので、てっきりボクがエコバックを買い占めたのでお店に置いてなかったという考えが添乗員さんの頭をよぎったそうな。

 

ホテル近くにある”ロッテルマン地区”という、昔は倉庫街だった場所を改装してお洒落なカフェやレストランやショッピングのお店がある地区に向かう。

 

最近はこのようにインスタ映えというか、写真を撮れるスポットを用意している街が多い。こういうのを設置して町興しに一役買ったりしているのである。ちなみにこの周辺に初日にタリンで泊まったホテルを発見。意外と近くに宿泊していたというのが、街を歩いていると発見できたのである。

 

こちらには動物達の頭部の像が並んでいる。ちょっと人間っぽいような造りの頭にも見える。。干支の動物にも見えるけど、コブラのような蛇も見える。

 

お洒落なお店が集まる地区なので、置かれているオブジェもセンスがあるのか、無いのかイマイチ分からないけど・・・。

 

細長いモアイ像に3方向囲まれた標識。「滑り易いから気を付けて!」という標識か、「落とし穴があるかもしれないから気を付けて!」という意味合いなのかは不明・・。

 

12月のクリスマス間近だけあって、この辺りは綺麗にライトアップされている。ライトアップされていると、街が明るい印象を受けるし、治安も良さそうに感じる。なおタリンの夜の街を1人で散策したけど、全く治安は心配は無かった。

 

こちらには像の光るオブジェがズド~~ンと置かれている。

 

右側の道路を渡ると旧市街地があるけど、道を挟んだこちら側はそんな歴史ある地区とは対照的に近代モダンな街が広がっているのである。

 

まだ旧市街地には向かわずに、この辺りを散策してみる。この時は20時20分頃だったけど、この辺りのレストランとかは多くの人達で賑わっていた。

 

真っ赤なブルドックの像。

個人的には荒い顔をしているブルドックを見ても全然可愛いとは思わないけども・・・

 

こちらには工事中の建物の柵が、このようなモダンな絵が描かれた壁で囲まれている。

 

一定期間の工事中だからといって無機質な柵で覆うのではなく、このような絵で覆われている方がこの街のイメージアップに繋がると思う。

 

何とも言えない雰囲気を醸し出す、ネオンがシースルーで剥き出しに見えるレストランの看板。

 

そしてその新興ショッピング街を見た後は、満を持して旧市街地に進むのである。

その様子はまた次回に続きます!

↓↓↓↓バルト三国旅行記:初回↓↓

【バルト三国旅行記①2019】クリスマスマーケットを求めて!阪急交通社ツアー参加
阪急交通社トラピックスのツアーで訪れた12月のバルト三国。楽しみにしていた12月のクリスマスマーケットを求めて、飛行機に飛び乗ります!

【コメント欄】

  1. ペットの部屋は専用にしないとダメです。

    • 旅行好き さん

      こんにちは!その通り、ペットの部屋専用でないといけないのに、海外らしいアルアル話でした・・orz。