「なっとくのスペイン9日間」旅行記(日本旅行ツアー)の続きです。
スペイン旅行記(日本旅行ツアー) 7日目
マドリード観光(市内&フリータイム)
マドリード市内にある「ソフィア王妃芸術センター(Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)」に向かいます。近くでバスを降ります。
現地ガイドさん曰く、現地に住んでいるとスリは簡単に見分ける事が出来るそうです。前にツアーのお客さんでこの付近でバスを降りて、ソフィア王妃芸術センターまで歩いている途中にスラれた人がいたそうです。その為、気を抜かずに歩いて下さいとの注意喚起がある。
昨日乗ってきたスペイン新幹線の駅、アトチャー駅のすぐ近く。
こちらが
「ソフィア王妃芸術センター」 (Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)
の入口。
元々は病院だった建物を改築して、現代美術を中心に展示している。
この美術館で一番有名なのがこちらのピカソ作『ゲルニカ』。誰もが知っているハズ。
1937年にスペイン:ビスカヤ県のゲルニカという街がナチスドイツ軍によって都市無差別爆撃(ゲルニカ爆撃)される。その様子を”反戦”の意思を込めて制作したものである。
ちなみにピカソがこの絵を描いたアトリエはセーヌ河の河岸を入った細い通りでグラン・ゾーギュスタン街の古い建物の屋根裏。この建物に若き時代の岡本太郎が会合で訪れた事があるらしい。
※「自分の中に毒を持て」の本より
なお、ソフィア王妃美術センターは「ゲルニカ」とゴヤ作以外に目立ったものが無い中、プラド美術館を越える入場者数になったそうだ。
また「ゲルニカ」の絵は前まで防弾ガラス張りで保護されていたが、今はガラスは撤去され絵の左右に警備員が配置されており3メートル程の距離で鑑賞する事ができる。
こちらはダリの絵ゾーン。ここだけ撮影が可能な場所。
サルバドール・ダリ(Salvador Dalí)。
実は絵画関係はあまり興味がないのです・・・。
こういう大きな絵を見ると、よくこんな我慢強く絵を描けるな~~と感心する。
ほんとに想像力の重要さを感じる。「型に嵌められている」人間には描けない。
これを写真に撮った時は何とも思わなかったが、今改めてこの写真を見てみるとちょっと”いかがわしい”絵だった。。。これも芸術か・・?
あれこれ見回り、1階に戻る。トイレ休憩も兼ねて15分くらいの自由時間が。
昔は病院だった建物だけあって、その名残を残しているようだ。
中庭には「ジョアン・ミロ(Joan Miró)」が作った不気味な像が配置されている。
芸術の溢れる場所で「大の字」になってくつろぐ岡ちゃん。
岡ちゃんと仲良く腹筋鍛えポーズ中の男。
実に爽やかな顔をしております!?
各自トイレを済ませて、外に出ます。
この辺はちょっと高い建物が並んでいる。
ガラスで透き通って見晴らしのいいエレベーター。なんか”近代的”な感じがエレベーターを見るだけで感じ取れる!
このスペイン9日間のツアーも、実質的な観光は今日で終わり。何でも後から振り返れば早く感じるが、ここまでとても充実している旅だった。
中央にあるのが、アトチャー駅。停まったホテルとは反対側も歩いてもこれそうな距離。
そんなにスリは居そうにないが、油断は禁物。その心の隙を狙われるのです!
現に九州から初めて海外旅行に来られているオジサマは油断して、カバンが知らず知らずのうちに後ろに回っていました。そして添乗員さんから注意されていました・・・。
白タクがずらっと並ぶ。
マドリードに住む人に聞くと「マドリードの治安はいいよ!」って言っていた。”住めば都”なのかもしれない。。。
こうしてソフィア王妃芸術センターを後にします。
この後はマドリードのお土産物屋さんとプラド美術館に寄り、午後は我々だけフリータイム!
その様子はまた次回!
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