【トルコ周遊10日間ツアー】9日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬
3つ目のチェック・ポイントを目指して!
トルコのイスタンブールで、最終日の自由時間に①蛇の柱②地下宮殿③ガラタ塔と3つの目的地に行く予定を立てていました。すでに①と②の見学を済ませて残るはガラタ塔を残すのみ。
しかし歩きしか考えていなかったので(予算的)、意外と元々解散したガラタ橋ふもとまで向かうのに一苦労。。
歩道はあまり狭くはないものの、人が多いイスタンブールの街では対向者などを交わしながら、信号を見ながら歩いていると、予定した徒歩時間よりもだいぶ時間がかかりそう。。
なのでジグザグに進めそうな方向にドンドンと進んで行くボク。ちなみにこの自由時間には帯同者が居て、その人は小走りしながら付いて来ていました。でも所々でこういった写真を撮っているという事はまだこの時はちょっと余裕があったのかな?!
こちらの道は車道が大きく、歩行者天国のようになっていて歩きやすかったのでこちらの道を進む事にする。
この辺りはレトロな建物が並ぶエリア。こういう建物をゆっくり見てみるのもいいけど、今日はもう帰国日で自由時間もあと僅かなのである。
そして自由時間になった時に通った地下道に辿り着き、再び越えていく。
ガラタ橋に到着!
ガラタ橋のふもとまで急ぎ足で戻ってきました。さっきの地下宮殿を出た時は11時56分位で、ここに到着したのは12時9分頃。普通に歩けば25分程掛かる所を13分位で来れました。
そしてこのガラタ橋も見所が多い橋なのですが、ガラタ橋よりガラタ塔が目標です。ひたすら速足で歩きます。
ボクの早歩きは自分で言うのも何ですが、結構早めで同じスピード位で歩いている人は皆無。傍から見ると「コイツは何を焦っているのか??」と思う感じだったのかもしれません。
意外と長いガラタ橋、550mもあります。「何でこんなに長いのか・・・」と思いつつも、ひたすら歩くのみ。
手持ちが少なかったので、タクシーや路面電車に乗るという選択肢が無かったのだけど、後から冷静に考えれば地下宮殿からガラタ塔までは何かの交通機関を使った方が良かったのかもしれない。
このボスポラス海峡には沢山の船が走っていて、「今頃クルーズ組はゆっくり船の上でのんびりと観光しているんだろうな・・」と思いながら、汗を滲ましながら歩きます。
ガラタ橋を速足で歩いている景色 動画
勿論言うまでもありませんが、ボクの速足に付いてきていた人はとても大変だったそうです・・。
しかし船の上でのんびりクルーズというのもボクの性格にはあまり合わない感じがする。それより、ひたすら歩き回る方がボクに合っているのかもしれないな。
ガラタ橋では釣りをする人達の姿が見える。ここで釣りをしていたら、大きなクルーズ船が釣れるかもしれないな。
そうして550mのガラタ橋を徒歩で渡り切り、一つ目の信号を渡る。
ここ一番の場所は、やっぱり真っ黄色のオハバーTシャツがいい感じ!
ガラタ塔のてっぺんが見えてきました。もう近くまで来ているようですがガラタ橋を渡るのに6分掛かりました。
時間が無い時は別ですが、だいたい時間がある時はあまり交通機関には乗らない。そういえば甥っ子ちゃんと旅行した時も歩きメインだったので、甥っ子ちゃんも途中で音を上げていたっけ。
しかしガラタ塔まで向かう道は意外と一直線の道が無くて、クネクネ曲がっている。
ガラタ塔までの看板が出ているが、昔の要塞じゃないけどわざと意地悪をして辿り着きにくいようにジグザグな道にしているのかもしれない。
そしてこの辺りから登り傾斜がキツくなってきたので、さすがに遅れだした”LOVE×4姉さん”。
更にガラタ塔まで向かう道は容赦なく坂道の連続・・・。ここまで半分くらい小走りで付いてきた”LOVE×4姉さん”もそろそろ体力の限界のようだ。。
そんな姉さんが坂道を登ってくる間、近くにいた可愛らしい猫ちゃんを見て少しの間を過ごす。
こちらは「私は頑張って付いていくから!」と言ってしまっただけに、途中で放棄する訳にはいかずに付いていかざるを得ない”LOVE×4姉さん”視点からの写真。
「早く来いよ~~~!」という顔をして待っているオハバーTシャツ男。
そしてここで猫ちゃんと戯れるオハバーTシャツ男。
何とかもう後ひと踏ん張りの場所まで辿り着いた。もう少しでガラタ塔が見えるハズ!
そして3つ目のチェック・ポイントのガラタ塔がやっと間近に見えてきました。頑張って辿り着いた興奮感が体を襲ってきます。
ガラタ塔に到着!しかし・・・
これが高さ67mのガラタ塔。最初に塔が建ったとされているのは5~6世紀で見張り台として使われていて、その後火事で焼失し1338年に再建されたものだ。
こちらはガラタ塔の壁。よ~~く見ると名前などが書かれて、ここでも落書きの痕が・・。
そしてガラタ塔の展望台まで意気揚々と行こうと思って、塔の方に近寄ると何と長蛇の列が出来ていた・・・・しかも地下宮殿とは違って中々列が進んで行かない・・・。
その列の最後尾に並ぶと凄く時間がかかりそうだった。そこに係員が列を移動させていたので、その隙を見て真ん中付近に割り込む事に成功する。
「とりあえずちょっと列に並んで待ってみよう!」と思って列に並ぶも、全然列が進む様子もない・・・。5~6分程様子をみてみたがもう既に12時30分。これから更に順番を待って、展望台に登って写真を撮って・・・なんてしている時間はもうない。。
ここでそろそろ決断の時間が迫ってきた・・・「登るか、ここで諦めるか・・・」。
出した決断はというと・・・・この画像を見てもらったら分かるかな?!
そう、残念ながらガラタ塔の上に登る事は諦めちゃいました!まあガラタ塔には来て、塔には触れたし、集合時間には遅れる訳にはいかないし。。
大好きな映画「ミッド・ナイト・ラン」(88米)の最後のシーンで、バウンティーハンターのジャック・ウォルシュ(ロバート・デ・ニーロ)が「間に合ったからいいや!」と言って、それまでトラブルだらけも何とか護送してきた、逃亡した被告人会計士(チャールズ・グローディン)を解放する瞬間の気持ちが少し理解できたような気がした。。
この上にはレストランがあって、そこまではエレベーターで上がれるようだ。
「一応ガラタ塔までは来ましたよ~~!」という、嬉しさよりも残念さが滲み出ているポーズをしたつもりですが、その気持ちが伝わっているかな?!
ハイペースなボクの速足ウォーキングに何とか喰らい付いて来て、ガラタ塔まで来れて充分に満足しているご様子のLOVE×4姉さん。
集合地点まで戻る事に
意気消沈する間もなく、ガラタ塔からガラタ橋のふもとの集合地点まで戻る事に。
ガラタ塔付近では、ボクと同じようにガラタ塔に登れずに放心状態で横たわるワンちゃんを発見?!
行きは登り坂だったけど、帰り道は当然下り坂に。なので行きよりも帰りの方が楽チン。
帰り道ではあるが、この階段には濡れた場所があったのでそこで滑らないように指摘する男。
ガラタ塔で並んでいる間にすっかり汗も引いちゃった。でもイスタンブールの街で十二分に歩き回れて充実感は残っていて、ボスポラス海峡から吹いてくる風が気持ちいいイスタンブールの昼時。しかしこれで自由時間が終わりではありません、もう少しだけありますので!
その様子はまた次回に続きます!
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