【チュニジア世界遺産紀行8日間】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
遠路はるばる・・?!
スースからドゥッガ遺跡までの移動が長いので、途中でトイレ休憩が1回入ります。
途中でトイレ休憩に!
こちらのガソリンスタンドのトイレを使わせてもらいます。ガソリンスタンドなので、周囲には車が走っているので気を付けて進みましょう。
0.5TNDのトイレチップを渡して、トイレを済ませた後はショップの中を見学します。見慣れた感じになってきた商品がここも置かれています。
現地に行ってお菓子類とかは見るけど、意外と見過ごしがちな雑誌類。欧米系なファッションとかが人気のようだ。
ガソリンスタンドでは基本アルコール類は置いていない。「ビールがあるっ!!」と思ったら、それはノンアルコールビールだ。
再びバスで移動!
ガソリンスタンドでトイレを済ませて、再びバスに乗り込みドゥッガ遺跡に向けて移動します。
その道中はご覧のように緑が溢れる。アフリカ大陸といえども、モロッコとチュニジアにしか行った事がないが思った以上に緑の国である。
バスに乗っていると、途中の街でちらほらモスクのミナレットが見られる。このミナレットもちゃんとテッペンに3つの玉が備えられている。
途中川を超える。約1年前に大雨が降って、この川が氾濫したそうだ。そんな出来事は今まで無かったらしいが、地球環境がここ数年で大きく変わりつつあるというのを実感する瞬間である。それもこれも全て人類が変えているのだが・・・。
相変わらずどんよりとした天気。同じ観光するなら暑くてもいいから晴れて欲しい!晴れの時だと全然写真の写り具合が違うので。。
バスから見えた景色 動画
だんだんとドゥッガ遺跡に近づいてきたが、天気は相変わらず・・・。
砂漠も地下1000mまで掘れば大体水が出るらしい。
チュニジアでは積極的に砂漠化に対抗し”砂漠の緑地化”に取り組んでいるらしい。チュニジア国内としては砂漠の面積が僅かではあるが少なくなりつつあるものの、アフリカ大陸で見れば砂漠化されていく土地の方が広い。
この辺りはキレイな家はあまり見かけない。
全部の家が・・・という訳でもないが、中にはこのように扉や窓だけブルーの建物もチラッと見かけた。
ドゥッガ遺跡の「ドゥッガ」とは、元々は”丘の上にある”という意味だそうだ。ギリシャのパルテノン神殿のある”アクロポリス”と同じような意味合いみたい。
ドゥッガ遺跡もパルテノン神殿も元々は要塞のようなもので、都市としての防御力を求めて小高い丘の上に造られたものである。
ドゥッガ遺跡に近づいてくると岩山が見えてきた。
どの時代でも高い場所に要塞を造る事が最善の策だったのだろう。
孫氏の兵法にも”高地に陣取るのが有利”とされている。
ドゥッガ遺跡に到着!
そしてやっとドゥッガ遺跡にバスが到着します。早速沢山の観光客の姿が見えます。
1997年に世界遺産登録されたドゥッガ遺跡。
その反対側は緑が広がる。オリーブの木ばかりが見える。ここは高台なので下に続くように木が生えていっている。
ドゥッガ遺跡付近の眺め 動画
ローマ時代の遺跡がとてもキレイな状態で保存されているとの事で、遺跡を前にして楽しみが広がってきた。それにしてもあんな遺跡の上まで登っちゃって大丈夫なのか?!しかも騒いでいる声も聞こえるし・・・。
「今、ドゥッガ遺跡で~~す!!」ポーズ。
ドゥッガ遺跡の様子 動画
この劇場の前には、堀のように下に削られている道があった。
劇場の出演者の控室があったのかな?
今回お世話になった現地ガイドさん「シティブ」さんと記念写真。ちょっとお腹が出ていたので普段から食べ過ぎな感じです。バスに乗っている時も見ていたらムシャムシャとお菓子を食べていましたね・・そりゃ太りますね。。
こちらはユネスコの世界遺産のプレート。チュニジアの世界遺産の場所では、これを見かけましたね。
でもこの辺りはこのドゥッガ遺跡の他には何も無さそうな場所。
そういう意味ではあまり文明としては発展しなかったように見えるが、最盛時には少なくともこの地方に1万人以上が住んでいたと考えられているそうだ。
まずは遺跡の入口にあるこちらの劇場に向かいます。
ドゥッガ遺跡の様子 動画2
この劇場跡には小学校の社会見学かと思われる団体が居て、賑やかだった。
ドゥッガ遺跡はチュニジアの世界遺産の観光地の中でも、特に人気の高い場所のようだ。
それと沢山の人が上の方にまで登っている。この劇場跡は近年一部修復されて、夏のイベントで使用されているそうだ。
こんなな小さな子供も走り回っていましたね。
こちらではこの女のコが鷲に興味を示している。
鷲を肩とかに乗せて記念写真を撮るのだが、観光地ではよくある光景。
でも子供にでも払えるよう配慮しているのか、その料金はたった1TND(約37円)。。
めっちゃ安い~~~!
こちら側が劇場の舞台だったようだ。
約1700年前頃に栄えたこの地方。その後はゆっくりと衰退していき、ビザンツ帝国時代に要塞化されていった。そして遺跡の発掘が始まった頃にはアラブ人が住む小さな村になっていたようだ。
なかなか鷹を乗せる機会がないので、いいかもね。
嬉しそうな顔をしていましたね。
頭に乗せる場合は爪が痛いので、このオジサンが帽子を貸してくれます。楽しそうな顔の女の子!
ちょっと怖そうだけど、楽しそうな感じ。鷹って普段接する機会が全然なく、ちょっと怖そうなイメージがあるけどこんな観光地で観光客相手に商売する道具として使われているのでとても大人しい鷹でしたね。
このオジサンもサービス精神満載で、思った以上に長い時間写真を撮らせてくれます。しかもたった1TND(約37円)で!!
鷹を頭に乗せて喜ぶ少女の様子 動画
チュニジアに来てからはまだスカッと晴れた天気には出会っていない。そろそろ出会いたいのだが。。
ここで皆揃って階段を登って、劇場の上に登ります。ちなみにこの階段は19段ほどあるそうです。
ドゥッガ遺跡の様子 動画3
大きな1個辺りの段。上まで登って行きます。
この辺りから劇場の舞台が一望でき、更に遠くまで見渡せます。
でも上を見上げると更に登っている人達の姿が見えます。
一番上に登った所にある塀のような場所に登っているようです。
という事で彼らに負けずに一番高い位置まで登ってみます。ただしこういう場所はもしここから落ちて大怪我しても”自己責任”なので、注意しましょう。日本みたいにどんな事をしても優しくしてくれる国はどこにもありませんので・・・。
「バカと煙は高いところへ上る」の言葉通りだなって感じる瞬間。
ちなみにバカという言葉の意味も色々ありますから!
ドゥッガ遺跡の様子 動画4
ただ人間ってどうしても景色がいい場所に行きたくなる性質があると思う。好奇心が強すぎる生物なんだろうな。
そんな高い場所に登っている方に、こちらのお姉さんとの記念写真を撮ってもらいました。
こちらのお姉さんは、今回のツアー参加者の最年少(直接年齢は聞いていないのですが、周りからは「あの子が最年少よ」と言ってましたね)で関東からお越しの通称”カジ”さんです。
そして「夏までに腹筋、鍛えます~~!!」ポーズ。。
ドゥッガ遺跡の「ド」ポーズ?!
劇場を降りていく様子 動画
という感じでお次の場所に向かう為に劇場を降ります。
その様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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