ドゥッガ遺跡のギリシャ神殿で、現地の可愛らしい女の子たちと記念撮影-チュニジア旅行記26

【チュニジア世界遺産紀行8日間】4日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】

神殿前で・・?!

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます

ドゥッガ遺跡でまずは劇場跡を見学した後、別の場所に進んで行きます。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます1

今日もあいにくの”いい天気”ではないが、これが晴れた夏場だと気温が40℃を超える日もあるらしいので気温的には今ぐらいの時期(4月下旬)がいいのかもしれない。

 

 広場や神殿に続く道を進む

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます2

「風の広場」「キャピトル(神殿)」に続く道。昔からの道が続いている。何気なしにローマ時代の道を歩いているがその歴史を頭に思い浮かべて歩くだけで、何かしらの趣を感じれるような気がする。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます3

その道の脇にはドゥッガ遺跡を彩り豊かにしてくれる草花が咲いている。そしてその奥に見えるのが「キャピトル(神殿)」だ。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます4

遺跡でもこういった緑をキレイに管理しているだけで、その遺跡の印象がよく見えてしまう。特にペルーのマチュピチュ遺跡とかは芝生がキレイに管理されているので、余計にいい景色に見えてしまう。そういった意味では人間の脳裏には緑の重要性が刷り込まれているのだろう。

 ドゥッガ遺跡の景色 動画

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます5

これぐらいの幅だと馬車が1台通れる道だったのだろうか?!ローマ時代の凄かった所は道路と水道を充実させた事。それにより空前絶後の発展を成し遂げた。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます6

このドゥッガ遺跡の中心地にある「キャピトル(神殿)」。3人の神様を祀っていたこのドゥッガ遺跡で一番大事な建物である。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます7

晴れてはいないものの、気温的にはちょうど暑くもなく寒くも無く”いい気温”である。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます8

こういう神殿はギリシャに行った時に見たが、ここチュニジアで見る神殿もまた格別である。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進みます9

キャピトルの手前には風の広場があり、その手前の左側にあるのは「アウグスタン・ビエティ神殿」で右側にあるのは「マーキュリー神殿」

 

 ドゥッガ遺跡の景色 動画2

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて

この辺りが「マーキュリー神殿」になるのだろうけど、殆ど残骸しか残っていない。。「マーキュリー」はローマ神話に出てくる神で、ギリシャ神話では「ヘルメス」と同一人物化されており、オリンポスの十二神であり旅人&使者&泥棒の神でもあったという。そしてずる賢く、すばしっこい神であった。

ちなみにファイナルファンタジー(FF)のゲーム中で登場する「エルメスの靴」は、闘い中に「ヘイスト」効果があり時間の経過が早くなるのですばしっこく行動ができる。その靴の名前の由来が今ここチュニジアで判った。

そう思うとチュニジアに来て良かったと思う!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて1

こちらは左側にある「アウグスタン・ビエティ神殿」

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて2

昔の建物の基礎のみが残されている。想像力がないと、単なる石の残骸にしか見えない・・。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて3

ギリシャ神話って有名だけど、ローマ神話って聞いた事がなかった。元々は別々に出来あがっていったそれぞれの神話だが、紀元前6世紀頃にローマ神話をギリシャ神話と同一視し「ギリシャ語への翻訳」を行い、ローマ神話の神々をギリシャ神話の神に置き換えていったそうだ。

例えばギリシャ神話:ゼウスはローマ神話ではユーピテル(ジュピター)に相当する。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて4

キャピトル(神殿)に近づくと、段々大きく見えてきた。その姿にだんだん興奮してくるのを感じる!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて5

その手前には「風の広場」があり、そこには12種類の風の名前が彫られた石がある事に由来するそうだ。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて6

この辺りを説明する板。勿論全然読めませんが、読む気もありませんので・・・。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて7

神殿に近づきます。その辺りから何やら”黄色い声”が聞こえてきますが・・・。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて8

そこには高校生か大学生かの団体が楽しく記念写真を撮っているとこだった。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ風の広場にて9

そしてその大半が女のコ。

ここぞとばかりに近寄って撮影を試みます!

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影

すると、とってもノリのチュニジアの女の子達。ボクがカメラを向けているのを見て、嬉しそうにピースサインをして喜んでくれています。なのでコッチも調子に乗って「オ~ビューティフォ~~!」と言って盛り上げて連写します!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影1

ほんとに気さくでノリノリで楽しい女の子達でした。

いや~~チュニジアって、とてもいい国ですね~~!楽しい!!

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影2

こちらの頭の無い像も今となっては記念撮影の絶好の場所になっています。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影3

こちらには倉庫のような建物が未だに残っていますが、当時の建物かどうかは不明・・・。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影4

考古学者がこういった遺跡を発見した時の興奮って、とても凄かったんだろうな。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影5

そしてキャピトルの正面が見えてきます。

こういう神殿の遺跡は今まで雑誌やテレビの中でしか見ていなかったので、こうして目の前で見ると一段と感慨深いですね!

 

 ドゥッガ遺跡の景色 動画3

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影6

ここで日本人が珍しいのか、声を掛けてくれたフレンドリーな女の子達と記念撮影。みんな、いい表情をしています!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影7

こちらではオジサンが楽しく像を使って記念撮影中。年甲斐もなく、はしゃいでるポーズ。いくつになっても楽しむ心は大事です!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影8

そんなオジサンの脇に強引に入り込んで、一緒に記念撮影をと。

 

 キャピトル(神殿)を目の前にして・・!

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿前で記念撮影9

こちらがこのドゥッガ遺跡でもシンボル的な存在の「キャピトル(神殿)」である。近寄って見ると、その大きさにちょっと感動してしまう。ギリシャに行った時にパルテノン神殿を見たが、それに近い位の大きさだ。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く

チュニジア観光でもハイライトとなる場所の、その一番いい場所でなんとスマホがフリーズする・・・・。スマホの画面を見ると、グルグル回転しているのがいつまで経っても消えなく写真を写せなくなっていた・・。前にもモロッコのシャウエンのメディナに入った瞬間になったので、それを思い出してスマホを再起動してみたが、カメラで写そうとしたらグルグル回転が続いていて写せない。。

「なんでよりによって、こんなタイミングで写せなくなるの~~!」と思って、ダメ元でもう一回再起動をすると何とかカメラが動いてくれてひと安心!!

スマホの調子がおかしい時は、まずどんな機種でも再起動をしてみましょう!

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く1

やっとカメラが起動したので、ここぞとばかりに写真を撮りまくる。遠くから見ていたら分からなかったけど、近くで見ると結構表面がボコボコしていた。もっと綺麗な表面をしていると思っていたが。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く2

この神殿内部の真ん中には6mを超えるジュピター像(ローマ神話でゼウスに相当する神)が置かれていたそうだ。今ではその欠片もないが。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く3

コリント式の柱の上には屋根がある。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く4

ここにはジュピターだけではなく、他にユーノー(ギリシャ神話ではヘラに相当)やミネルヴァ(ギリシャ神話ではアテナに相当)する像もあり合計3つの神様を祀っていたそうです。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く5

でもそんな空間も今ではポッカリと屋根がなく、何もない空間だけが広がっていた。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く6

ここに祀られていた3つの神像が見ていたであろう景色。もしこの像が現存していたら、この景色は見れなかったハズ。そう思うと感慨深い景色である。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く7

高さ約8mのコリント式の柱は真ん中がちょっと膨らんでいるのかな?!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く8

さっきまでのスマホの不調を挽回するように写真を撮りまくります。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿の前に辿り着く9

およそ2000年前にはこの周辺はとても賑やかだったのだろう

 

当時の様子を想像して再現された画。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る

神殿の西側にあったのが「フォルム」といって公共の広場跡。元々は35本の柱で囲われていたそうだが、その残骸が少しだけ残っている。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る1

そんな広場跡も今では芝生が植えられて、観光客の憩いの広場として受け継がれていっている。

 

 ドゥッガ遺跡の景色 動画4

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る2

色んな時代をくぐり抜けてきた遺跡は何も語らない。それを読み取れるのは、想像力豊かな人間だけである。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る3

そんな芝生が生えている広場から、神殿を見上げる。その当時は神様は絶対的な存在だったのだろう。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る4

そんな憩いの広場でつくろぐ女の子達。さっき一緒に写真を撮った子達で、ここでもいい笑顔をしてくれた。やっぱりカメラを向けて嫌そうな顔をする子より、こういったように楽しんで笑顔を向けてくれる女のコは素晴らしい存在であると再認識する瞬間である。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る5

こちらには落とし穴か?と思うような穴が空いていた。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る6

こちらの広場の端には、昔あった柱の残骸が横たわっている。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る7

ドゥッガ遺跡もこの神殿で終わりではなく、まだまだ色々と見所があります。バスで片道3時間半かけて移動してきたので、これで終わる訳にはいきませんしね!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で奥に進んだ神殿近くで写真を撮る8

77歳のお父さんも本当に体がお元気でした。

ちょっと写真の撮り方で力が入り過ぎているようにも見えますが、パワーが溢れて出ていたのでしょう!

 

 ドゥッガ遺跡の景色 動画5

 

「そんなドゥッガ遺跡の見学はまだまだ続きます~~!」ポーズ?!

 

という事でこの続きは次回に!!

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