イタリア周遊10日間 ひとり旅ツアー(阪急交通社)口コミ旅行記-6日目
ポンペイ観光
途中で交差点を左側に曲がると、こっちも道が伸びていてその脇には建物がズラリと並んでいます。
ポンペイ遺跡の様子 動画
こちらの柵がある建物に入っていきます。
公衆浴場跡
中にはちょっと広い広場があります。
ポンペイの人達もお風呂が好きだったようです。映画「テルマエ・ロマエ」じゃないけど、疲れを取るには風呂が一番!!
壁には壁画が描かれています。
その当時の文明を記録した壁画というのはとても貴重なもの。現代人はなんでもスマホだが、当時の人達は何でも壁画だったのかもしれない。
逃げ遅れた人の姿
こちらはポンペイの住人で逃げ遅れて火砕流により死んでいった人の姿を固めた石膏。
火山灰の中で死んだ人は、後年その部分が腐食し空洞になっていた。とある学者がその部分に石膏を流し込むアイデアを思いつき、火山灰に埋もれた時の状況を再現する事に成功した。
数体石膏で作られた内の1体。火砕流により、呼吸が苦しくなったのか、うつむいて口元を押さえて倒れて亡くなったのだろう。
こちらはポンペイの街に整備されていた水道管。水は大事な資源で人間が生きるのには欠かせないもの。
大浴場の内部見学
大浴場の中に入る。両脇の穴は更衣場の荷物置き場所だったみたい。
当時は鍵とかは付いてないので、盗難とかも日常茶飯事だったのかもしれない。
天井は穴が開いており、自然光が差し込むようになっている。
ボコボコしている壁。
そこそこ広い浴場。
ここは噴水のようなもので、喉が渇いたら水を飲んでいたのだろうか。
壁や天井には装飾があったが、発掘後に空気にさらされてポンペイ遺跡も一部が倒壊している箇所が出てきている。童話「浦島太郎」が地上に戻ると、お爺さんになってしまう感じなんだろう。
ただ大浴場に入るなら、現代の方がいい。古い銭湯でもここよりはずっとキレイだから。
大浴場は住民の憩いの場でリラックスできるように内部の装飾も凝っていたのだろう。
大浴場を出て、次に向かいます。
向こうまで建物が続いている。さて、次はどんなのが待ち受けているのか?
キレイにレンガが敷き詰められている壁が見えてきます。
狭い路地に入ってきました。
建物の2階部分には窓があります。ちなみにこの辺りでは「飾り窓」と呼ばれるものです。
「飾り窓??」ってまさか??
この付近の建物は大きな入口ばかり。
向こう側から顔を出せるぐらいの窓がある。
そして一つの建物に到着します。
娼婦の館
こちらのしっかりした建物はいわゆる売春宿。こういう所を観光名所で案内するのはいかにも外国的な感じがする。
現地ガイドも案内に少し抵抗があるのか?苦笑いをしながら説明してくれる。
建物の中には細かく部屋が仕切られている。そして石の椅子かベッドかが設置されている狭い部屋。ここで事を済ませるのだ。
こちらは少し広めのベッドに横たわれる、ちょっとお値段が高いコース用かな。
ボクは「性文化」は人類の大事な文化であると思っている。どの時代も「性」だけはなくならないし、必ず誰でも行うもの。巷では「女を買う」という言葉の表現をするが、その表現はフェアではないように感じる。それは1つの仕事であり、そしてとても大事な仕事でもある。相手の体を癒し、心まで癒す、まさに天使のような存在。
ケンドーコバヤシの名言で
「風俗嬢は公務員にすべき」
というのがある。彼曰く「風俗に勤めてる女の子はイイ娘が多い」のと、多くの男女が傷つけあっている中で”毎晩誰かを癒している”からだ。この意見に共感してしまう。
こちらの壁画には当時の行為の様子が描かれている。この絵を見る事によって、興奮を得れるのか?それともこの店のシステムを表しているのか?
現在の風俗店に置かれているパネルのようなものだろう。ただ個人的には今の日本の風俗業界のように多種多様なニーズに応えれるだけのものはここには無かっただろう。
安い料金コースの場合は立って・・?!
そしてその建物を出る。
そしてガイドさんが2階を指さして説明をしてくる。
この建物には2階部分もあって、そちらはグレードが高く高級店だったそうだ。こんな昔から階層分けがしっかりとしていたみたいだ。
そんな2000年前の「性文化」を勉強して、次に進みます。
この続きはまた次回に!
↓↓イタリア旅行記:初回↓↓
【コメント欄】