【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】5日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
ミデルトにて
イフレンの街を後にして、ミデルトの街へバスで移動します。脇の山林には溶け残りの雪が見えています。
イフレン~ミデルトへはバスで約2時間の移動。
バスでイフレン~ミデルトへ移動する
昔はこの辺りに全長が3mを超える巨大な「アトラス・ライオン」が生息していたのだろう。しかし人間が生息地域を急速に広げていったので、その影響を受けて絶滅してしまったという。
広大な土地と溢れる緑が広がる大地。
前方の山はスキーリゾートで、山の上には雪が残る。頂上まではロープウェイで登れるみたいだ。
ベルベル人だろうか、広大な土地で羊を飼育している。
□POINTベルベル人とは「マグレブ」(アラビア語で「西」「陽が沈む場所」を意味する)諸国の先住民である。その名の由来は非アラブ人を「バルバロス(野蛮人)」と呼んでいた事からきている。ベルベル人は自分達を「自由な人々」と呼び、古くからの伝統や習慣を今の時代も大事に守り続けて生活する人々である。
バスに乗って移動していると、至る場所で羊の放牧している姿が見られる。
道中、バスの車窓からの景色 動画
途中、街が現れて通過する。
この辺は先程のイフレンの街のようにヨーロッパ調ではなく、モロッコらしさが出ている街みたい。
先程の街を抜けると、川が流れている。
ここには放し飼いの牛なのか、川でのんびり水を飲んでいた。
岩が円形に並べられているので、人間が人工的に手を加えた跡かな?!モロッコは思った以上に水資源が豊かであるが、結構人工的に水を引いているとか。
水は人類はともかく地球上に住む生物・植物にとっては欠かせないもの。その偉大さを感じる。
何も無い道にポツっと1軒だけある小屋跡とテーブル。このテーブルには商品らしきものが置いてあるが、休憩中なのか人は見かけなかった。
それにしてもこの地中海沿岸地方はオリーブの木だらけ。。「この木がもし無かったら、人類はどうなっていたのだろうか?!」と妄想しそうな感じになる。
また50頭程の羊の集団が見える。車道近くで放牧されているので、車に轢かれそうで危なく感じるけど、そこは上手い事誘導しているのだろう。
豊かな緑が溢れる国モロッコだが、外に出ると直射日光がキツイ。。
この辺に生えているのはリンゴの木だそうだ。
道中、バスの車窓からの景色2 動画
道中、バスの車窓からの景色3 動画
遠くに雪が積もって一部が白くなっている山脈が見えてきた。
本日はメルズーガまで移動するので、アトラス山脈を越える。といっても我々はバスに乗って揺られるだけ。
頑張れ~~バスのドライバーさん!!
奥に見える山は標高3000mを超えるアヤシ山(Jbel Ayachi)。遠くから見ていると、雪が積もった感じがとても美しい!
そしてまた別の街を通過する。
そこまで大きくはない街。
道端では大量のオレンジ? ミカン?が置かれている。
道に面した通りでは普通にタジン鍋が料理されている。この光景はモロッコならではである。
モロッコの街では信号は少なく、こういうロータリーが多くグルグルと回って曲がる。
この辺りの「ミデルト」という街の名前だが、ベルベル語で「中心」という意味があるそうだ。フェズのような都市部と、エルフードなどの砂漠地帯のちょうど中間にこの街があるそうだ。
そろそろ砂漠地帯が近づいてきたからか、景色はちょっと荒野みたいな感じになってきた。
奥に見える山には何か文字が書かれているみたいだった。
この辺は岩山が多く、道も一本道。こういった一本道も長い間運転してくると疲れてくるが、そこは安定感抜群の運転手さん、安心である。
ミデルトのレストラン会場に到着!
富士山もそうだけど、山頂付近に雪景色が見えると何か神々しく見える。
ホテル タダード(Hotel Taddart)内のレストラン
こちらのホテル内にあるレストランで昼食です。
住所:Route De Meknès, N13, Midelt 54650 モロッコ
ステッカーだらけのガラスの入口。
ホテルだけあって、入口すぐのロビーはとても広い。
右奥がレストラン会場なので、そちらに進みます。
昨日の朝ホテルで見かけたクラブツーリズムの団体さんもこちらで昼食を食べていました。
テーブルには定番のパンが既に置かれています。
窓のステンドグラスがとてもキレイで、みんな写真を撮りに行ってます(笑)!
2つのテーブルに分かれて座ります。
キレイなステンドグラスで、その奥には雪の山脈アヤシ山が見える。
ここのボーイさんが”イケメン”モロッコボーイで、女性陣がウキウキしていたので「写真を撮らせて」とお願いすると快くOKの返事。
”メグちゃん”は嬉しそうにイケメンモロッコボーイズと記念写真。両腕に花ですかね?!
こちらではまた別のイケメンモロッコボーイが熱々のスープをお皿に注いでくれます。
男から見る”イケメン”と、女性からみる”イケメン”は違うので何とも言えないが若くて細くてシュットしているとほぼ全員イケメンになるみたい。
温かくて湯気が出て美味しそうなスープ。勿論美味しかったですが、味は忘れちゃいました・・。
美味しかったのだけは覚えていますが。。
イケメンモロッコボーイがスープを注いで回ります。
すでに旅行も5日目なのだで、そろそろツアー参加者さんとも気心が知れてきたので食事中もだいぶ賑やかになってきています。
安定のカサブランカ・ビール!
結局モロッコでのビールは最初に飲んだフラッグ・ビール以降は全てカサブランカ・ビール一本になりました。それだけ美味しかったですね!ちなみにここでは60DH(約720円)。
ちなみにこちらはこの地方名産のリンゴを使用したアップルジュースの瓶。女性陣はこちらを飲む人が多かったですね。なかなかサッパリした味で美味しかったです。
モロッコのビールも美味しくて、幸せを感じれる瞬間。
この金色のビールの色と泡のコンビネーションが何とも言えませんね!最高です!ハイっ!
”や~だ~♡姫”はイケメンモロッコボーイが近寄ってきたので、大喜び。この嬉しそうな顔、幸せそうだ。
イケメンモロッコボーイも「光栄です!」というような表情をしています。
美味しかったスープなので、パンに付けて食べてみる。
そして本日昼食のメインのマスをグリルしたものとライス。
添乗員さんがポン酢を持って来ていたので、みんなポン酢をかけて食べていた。ポン酢をかけても美味しいし、かけなくても普通に美味しかった!
ツアー中盤となると食事中、周りがガヤガヤ喋ってとても盛り上がる。
やっぱり食事っていうのは食べ物の美味しさに集中するのもいいけど、同じテーブルを囲む人達と楽しく食べるのが一番かもしれないね!
デザートはこの地方名物のリンゴを使ったタルト。思った以上にアッサリした味でこちらも美味しかった!
ここの食事はどれも美味しくて、大満足。
それにしても大人数が入れるレストラン。沢山のテーブルとイスがありましたね。
昼食後、バスで出発するまでちょっとホテルの敷地内を散策してみます。
ホテルの裏にはプールがあり、のびのびとした雰囲気が漂っている。
ちょっと荒野っぽいイメージの場所にプールがあって、何かいい感じ!
まだそんなに気温が暑くないので、プールに入るような時期ではまだなさそう。
プール際をワンちゃんが悠然と歩いていた。
プールの湯加減でも見に来たのかな?!
あまりキレイなプールっぽくは見えないな・・・。
こちらには個人旅行で来ていた日本人女子3人組の人達が記念写真をしていた。勿論自力で車を運転してきた訳ではなく、現地の旅行会社でツアーを申し込んで来ているようだった。
プールサイドでポージング。
お得意の「プールに落ちる~~!」ポーズ。
こちらは通称”パパさん”。落ち着いていて色んな事を知っていて無茶な行動もせず、なおかつお茶目な76歳の楽しいオジイチャンでしたね。
「旅行でその国に行く前に、その国の歴史を学んで行くと旅行がとても充実したものになるよ!」と言ってましたね。
レストランで腹ごしらえして、アルコールも入り気分いい状態になってきました。その目に飛び込んでくるのは青空の下に見えるアヤシ山のキレイな景色!
みんな嬉しそうに記念撮影をしています。
モロッコで雪が見れるとは想像もしていませんでした。。
とても面白い”メグちゃん”。カメラを向けると「写さないで~~!」と言いながら・・・
「加トちゃんぺ~!」ポーズをしてくれます。
一家に1人”メグちゃん”のような陽気な女性がいれば、この世から争いが消えてしまいそうに思えます!
さて色々と楽しんだのでバスに乗り込み、次に向かいます。
こんな旅の続きは次回に続きます!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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