【チュニジア世界遺産紀行8日間】6日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
恒例の指が・・!?
ビゼルトのカスバ(要塞跡)で
ビゼルトの街の旧港の横にある要塞跡(カスバ)が正面に見えてきました。
ここからの眺めも抜群!要塞跡の城壁と市街地と海と船が入り混じった光景。
とりあえず要塞跡前で記念撮影。それにしても天気のいい日に真っ黄色のTシャツがいい色を放っている!
こちら側から要塞跡側には通路が無いので、近くの橋を渡っていきます。
心地よい海風が軽く吹いていて、そこまで暑くもなく気持ちいい!
この辺でフリータイム。と言っても好き勝手にどこでも行っていい訳ではなく、バスに戻るまでは少し猶予があるという感じなのだが。
橋を渡ってカスバ前に近づきます。
こちらは要塞跡前にある門。その手前にはチュニジアの女の子達が楽しそうに自撮りに夢中になっています。
そんな門の前で写真を撮っている瞬間の姿を、後方の方から捉えられていましたね!
とてもフレンドリーな女の子達だったので、挨拶がてらに一緒に自撮り。
ただちょっと門の付近がおしっこ臭く・・・も門の中から見るビゼルトの旧港の景色は素晴らしい。写真だけだとこの場所の匂いも関係ないでの、余計にいい感じ。ただ実際にはこの場所は臭かったが。。
チュニジアの女の子には日本人女性が珍しいのか、こちらのお姉さんが彼女たちに誘われて一緒に記念撮影をしていました。
チュニジアは独立の後もフランスの支配下になっていたこのビゼルトの街を奪還すべく1961年に闘いを挑んだが、フランス軍の死者24人に対しチュニジア軍の死者は700人を超えた。圧倒的な大敗ではあったが、その死を無駄にする事なく2年後の1963年にビゼルトはチュニジアに返還されるのである。
そんな傷跡が今では全然残っておらず、単に気持ちいい場所になっている港町。そこで相変わらず写真をひたすら撮る男。
よくツアー参加者さんに言われるのが「派手な色の服を着ていて、背も高いので迷いそうになった時の目印になってる!」と。
そう言われれば俄然やる気が出てきて、更に高い場所を目指す男!!
こちらの要塞跡は今では中で職人たちが作っている手芸品等が売られているそうだ。そしてその裏ではグランド・モスクに繋がる細い道があるようだ。
ただ4月下旬ではあるが、晴れると紫外線が思った以上に強そうな雰囲気。ここは日本ではないので、同じような日差しでも想像以上に顔などが焼けたりする。
この要塞跡の城壁沿いをゆっくりと散歩するのも気持ちいい。ツアー参加者には年配の方が多いので、どうしてもハードに歩く日程だと付いて来れない人がいるのでこれぐらいの散歩レベルが良さそう。
そんな風に気分良さそうに散歩中のツアー参加者さん。
チュニジアン・ブルーの濃い青色のパラソルが白い壁の建物とマッチしていて、とてもいい雰囲気の街である。
ちょうどカフェでゆったりとするにはいい気温と時間帯と天気である。
ただ横道の先はちょっと人気が無さそうで、少し汚い感じにも見受けられる。
御年77歳の元気なお父さんも、この景色を楽しんで写真撮影に精が出ていますね。
人によってはちょっと歩いただけで「疲れた・・・」と言う人が多いのに、こちらのお父さんは元気元気。ツアーに出発する前日も2万歩を歩き貯めしてきたという位の元気さ。。
この広場周辺は人が集まる場所だけあって、カフェや売店などが密集しています。
こんないい天気になってきたら、アイスクリームを食べる人が多そうです。
こういう南国で別荘を持っていたら、ストレスは無いかもしれないが逆にストレスが無さ過ぎてボケるのが早くなるのかな?!
こちらはレストランのメニュー。近くで取れた魚がメインのシーフード・レストランのようだ。
あまり人が多くないのがちょうどいい感じ。人気の観光地だと人が多過ぎて常にスリに警戒しないといけないので、これぐらいのゆったり感のある街歩きが心地いい。
こちらの街灯の下で記念撮影する”カジ~~”さん、麦わら帽子がいい感じ。カメラマンオジサンが積極的に写真を撮ってくれています。
次いでボク達も写真を撮ってもらうと”お約束の指カットイン!”。基本スマホを使っていない・触っていない世代の方に写真を撮って頂くと、横画面ではかなりの高確率でお指がインサートしますね!
でもこれもいい思い出です、ありがとうございます!
そのカメラマン・オジサンは基本一眼レフカメラでしか、写真を撮らないのでほぼ100%に近い指カットインの確率でした。
リラックスするにはとてもいい場所。
ビゼルトの街の様子 動画
こちらは先程昼食を食べた船型レストラン。ちょっと色褪せた感じの外観が何とも言えない味を出しています。
僅かな時間だったけど、ビゼルトの街を堪能。駆け足でチュニジアを回るツアーなので仕方ないのだが、後で思い返すとどうしても「もうちょっとココでゆっくりしたかったな」と思ってしまう。
この旧港辺りを一周して、レストランの前に戻ってくると植木の横にまたまた猫ちゃんを発見します。
こちらの猫ちゃんはちょっとイカツ目の顔をしています。
そしてこちらの猫好き奥様の足元には別の猫ちゃんが寄ってきます。
そんな猫ちゃんの顔をドアップで捉えます。ちゃんとカメラ目線に合わせてくれていましたね。
触ると気持ち良さそうに身をこちらに任せてきます。そういう状態になると、ず~~っと撫で撫でしていたくなります。
”猫好きビギナー”のボクが個人的に猫が触られて気持ちいいポイントと思うのは、頭頂部から首筋の後ろや背中など自分で触れられない場所かと。
もうあとバスの出発時間まで5分を切っていましたが、カメラマン・オジサンは悠々とミントティーを頼んでいます。「せっかく来たんだから、ここでちょっと位・・」という感じでしょうか。
日本人のパックツアーに参加する人達は、大体集合時間までに前もって5~10分位早めに集合する人が殆どです。でも中にはギリギリの時間にしか戻って来ない人も居ます。個人的にはせっかく海外に旅行に来ているのだから、限られた時間を大いに活用したいですね。
日本語が喋れる現地ガイドさんだと、気軽に話もできます。
こちらはドライバーの自称”セミさん”。簡単な挨拶の日本語は知っています。ツアーで来た日本人に貰ったのか、小さい団扇でパタパタと扇いでいました。
バスで次の目的地に移動
レストラン前に停まっているバスに乗り込み、次の目的地に向かいます。その際にビゼルト湖を渡ります。湖と言っても地中海と繋がっているので海のような感じしかしませんが。。
チュニジアの北端にある港町だけに、貿易船が出入りする場所のようですが街の雰囲気はゆったりとしていて、忙しそうな感じはありませんでしたね。
こちらのモスクにあるミナレットのテッペンにはよくあるイスラムのミナレットとは違って、3つの玉が見当たりません。その代わりに「三日月」マークがあります。
次はチュニジアン・ブルーと白のコントラストが絶妙な色彩の街「シディ・ブ・サイド」に向かいます。
ビゼルトからはバスで約1時間強の道のり。
昼食を食べて食欲を満たし、気温も心地いいし、ビゼルトの街で軽く散歩したし、高速道路をスムーズに走っているのもあって、そろそろシエスタ(休息)タイムが訪れます。。
こちらは先頭に座っている添乗員さん。ひょっとしたら敬虔なイスラム教信者で、先程からず~~っとお祈りをしているのかもしれませんが恐らく爆睡中のハズ。。
意外とお茶目な現地ガイドさんは、あっさりと睡魔と闘う事すら放棄してシエスタ・タイムに突入しています。。
昼食時にビール2本を飲んだスモーカー・オジサンはあっという間に睡眠の世界に。「バスの中で寝るのが特技?!」かもしれない”カジ~~”さんはいつ見ても寝ていたような。。
せっかくのバスからの景色を見逃すのが勿体無いので、ボクは睡魔には負けずに起きてひたすらチュニジアの大地に目を向けます。それにしても羊は至る所で放牧されていて、のどかな雰囲気を出しています。
途中、線路をまたいでいきます。大阪市内に住んでいると、昔はこういった線路がよくあったのですが、最近は高架になったので見かける機会が減ってきました。線路は高架の方が遮断機が閉まる事による渋滞が減って、経済的にも宜しいのですが費用が高く付くので余程の場所にして設置できません。
我々がうたた寝をしたくなる状況でもドライバーさんは、眠らずにしっかりと運転してくれます。今回のドライバーさんも安全運転で危なげない運転をしてくれました。ドライバーさんも「安全に運転して当然!!」と思われる過酷な仕事ですが、そういった仕事を難なくこなしてくれた今回のドライバー”セミさん”には感謝の気持ちでいっぱいです!
パックツアーでも一回に何カ国も周るツアーよりかは、1つの国だけを長く回るツアーの方がその国の事を色々と知る事ができるのでいいかなと感じます。
こちらはシディ・ブ・サイド近くにある首相官邸。門だけ見れば、リゾートのホテルかゴルフ場のような感じです。
現職のチュニジア第四代大統領「ベジ・カイドセブシ」氏は現在なんと92歳という、超高齢の現職大統領。。現地ガイドさん曰く「次の大統領は必ず違う人がなりますね~~!」と言っていましたが。
余談ですが、この大統領とボクは同じ誕生日なのです!
こんな感じでシディ・ブ・サイドの様子は次回に続きます!
↓↓↓↓チュニジア旅行記:初回↓↓
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