ベオグラードの街を守ってきたカレメグダン要塞に足を踏み入れる-バルカン半島旅行記47

【バルカン半島周遊6ヶ国】7日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月

要塞跡の様子は!?

 カレメグダン公園にて

セルビアの首都ベオグラードで街のシンボルともいえるカレメグダン公園に来ています。

 

こちらはこの辺りの説明板。

 

ここで一旦人数の点呼。「1人、足りない・・・」と呟く添乗員さんが記憶に残っている。結局その後に1人追いついて来て、問題はなかった。

 

やや厚い雲が空を覆っている。ただ太陽光を遮ってくれた方が気候的には過ごしやすくていいのである。

 

こちらの通りすがりの女性は、恐らく普通の顔をしていればそこそこの美人さんだと思うが、この写真を撮った時は何故か泣きそうな顔をしていた。。

 

公園となっているだけに、緑があり植物も手入れされていた。

 

更に奥に進んで行きます。

 

 カレメグダン公園にある日本庭園

その公園内の一部に何か見慣れたような感じの場所を見つける。

 

そこのプレートには「日本の泉ー日本国民への感謝の印として」と書かれている。ベオグラード市に対して、無償でバスなどを提供してくれたお礼に捧げた小庭。

 

日本人が思い浮かべる鹿威しの迫力には、少し物足りないが日本から遠く離れた地ではこんなものかな?!

 

 日本庭園の鹿威し 動画

 

日本人団体観光客は必ずこの日本庭園に連れてくるコースなのでしょうか?!次は城壁沿いに進んで行きます。

 

 カレメグダン要塞に進む

この城壁沿いに進んで行くと、要塞の入口と共に高い所にある像も見えてきました。

 

カレメグダン要塞付近の高台からは、ドナウ川がよく見渡せられる。

 

大昔はこの城塞の中に市民が住んでいたそうだ。この要塞の原形が造られたのは紀元前時代にまで遡るという。

 

しかしその後色んな支配者が入れ替わる際に破壊されては、再建されてきた要塞。

 

18世紀頃に再建されたとされている要塞が現代見れるものである。

 

ちょうどここから見えるスポットがサヴァ川とドナウ川が合流するポイントである。

 

 カレメグダン要塞付近の景色 動画

 

サヴァ川付近には観光用のクルーズ船などが、多く停泊している。ただし川はそんなに綺麗ではなさそうだ。

 

ここでサヴァ川はドナウ川に吸収されてしまう。ドナウ川はヨーロッパで2番目に長い川で全長は約2850kmの国際河川である。

 

景色のいい場所では、みんなで撮影大会になる。。

 

写真撮影大会が終わった後はこちらの入口からカレメグダン要塞に入って行きます。

 

添乗員さんもスキンヘッドなので、紫外線が強いヨーロッパでは頭皮がヒリヒリするので帽子を被っていました。観察していると、たまに帽子を変えたりと少ないながらもお洒落を楽しんでいるようでした。

 

要塞に入った場所のすぐ横にあるカフェ。店頭に居た店員と現地ガイドさんは顔馴染みのようで挨拶していましたね。

 

その他に色々とお土産も売っているようです。

 

カレメグダン要塞の上に登ってきました。「勝利の像」と呼ばれるこの像は、1928年に第一次世界大戦に勝利しオスマン帝国とハンガリー帝国からの支配を脱却した記念に建てられたものです。

 

こちらはこのカレメグダン要塞のミニチュア。

 

う~~ん・・・何が書かれているか、さっぱり分かりません。。

 

カレメグダン要塞のこの勝利の像辺りは若者のデートスポットとして、ベオグラード市民には定番の場所だそうだ。

 

高台からの綺麗な景色を見ながら、恋人たちはロマンチックな愛を語り合うのか・・。

 

 カレメグダン要塞付近の景色 動画2

 

この上の”勝利の像”はあえて裸にされて造られたようだ。

 

この川を挟んだ対岸は島のように見えるが中州で、「大戦争島」と呼ばれている。

 

ベオグラードの若者たちのデートスポットで、ひょうきんなお父さんとブミさんのツーショット写真。ブミさん曰く「意外と距離感があったね・・。」との事。もうそろそろツアーで長い事一緒に居てても、まだまだ実際にはこれだけの距離感があるんだね。。

 

こちらはドナウ川を見つめる後ろ姿が絵になりそうな家族。

 

このカレメグダン要塞に昔は人が住んでいたが、今となっては公園のように芝生と木ばかりになっている。

 

この辺はのどかな散歩コースとなっているようだ。

 

この建物はこのエリアでは珍しくオスマン帝国時代の正六角形の建物が残っている。これはオスマン帝国で1713~1716年に総大将を務めた「ダマト・アリ・パシャ」の遺体が眠っている霊廟。1716年にこの辺りで行われたペーターヴァルダインの戦い(オスマン帝国軍とパプスブルク帝国の衝突)で、戦死したダマト・アリ・パシャ。

 

そしてスタンボル門の方に進んで行きます。

 

そしてこの門を通ると・・・・

 

いきなり近代的な兵器群が見えてきます。

 

城壁の上には大砲なども沢山見えます。

 

この辺は軍事博物館としても使われているので、これだけの兵器が置かれていました。

 

そして古風なギロチン台もありました。添乗員さんが「もし、よかったらギロチン台でも写真を撮られてはいかがですか??」と言っていたが、周りの人達は不気味がっていたので、そこはボクの出番とばかりにチャレンジ!

 

我ながら、いい写真が撮れたと思う。

こういう時には恥や外聞など気にせずに、どんどん積極的に行動しよう!そうしている内に、何もかもが楽しくなってくるから!!

それにしても近代的過ぎる兵器ばかりなので、このレトロな城塞跡にマッチしていないような感じを受ける・・・。

 

こちらのカメラマン・オジサンは兵器の写真を撮っているのかと思いきや、兵器の近くに立っていた女のコの写真を望遠で撮っていた・・・。

 

そこから進んだところに何故か恐竜が。。

 

恐竜の方に近寄ろうとすると、係員らしき若者が寄って来て「ここは有料です!」というので仕方なしに柵の外から見学。

 

恐竜の前で普段しないポージングを精一杯、試みるブミさん。

 

この辺りでカレメグダン要塞の見学は終了。要塞跡だけあって、中はそこまでの見所はなかったように感じた。

 

外にあったこちらの建物は博物館のようだ。残念ながら寄らずに通過。。

この続きはまた次回に続きます!

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