すっかり暗くなったヴィエリチカ岩塩坑で・・編-ポーランド旅行記-44

ポーランド旅行記:5日目

阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–

いつの間にか辺りは暗く・・

ヴィエリチカ岩塩坑の見学

ポーランドで世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑、ここでの坑道内は歩いて見学するツアーで早くも1時間半は過ぎています。あともう少しみたいですが、2.5kmの徒歩ルートは途中見学したりしているので思った以上に時間が掛かります。

 

 

聖ヨハネ教会の間

カトリック信者が9割以上を占めるポーランドでは、こんな坑道内にも教会が造られています。ただこの時はお祈りしている人は見ませんでしたが、昔は沢山作業の合間などにここでお祈りしていた事でしょう。

 

こちらは「ユリウシュ・スウォヴァツキ」(Juliusz Słowacki)という、ロシア生まれのポーランド詩人の像。死後はヴァヴェル大聖堂に埋葬されているとの事だが、ポーランドの偉人たちは皆ヴァヴェル大聖堂に埋葬されるみたい。

 

さっきほぼロールキャベツを完食していたオジサンも頑張って歩いてます。昼食の時はこのヴィエリチカ岩塩坑見学を控えていたのでビールも控えようかと思っていたようですが、隣で元気よくビールをオーダーするボクに吊られたのかも。。

ちなみにこのお父さん、70歳を過ぎて体が思うように動かなくなってきたと言ってました。大台を超える毎に肉体はどんどん変化していくみたいですね・・・。

 

更に進むと今度は線路があって、トロッコが置いてあった。

 

人力や馬で物を運ぶ時代は終了したのである。こうやって人の手などで造り上げてきた、このヴィエリチカ岩塩坑を見てると人類の技術の発展を感じれる場所でもある。

 

そろそろ暑くなってきて、厚着をしていた人はジャンパーを脱いでいましたね。

 

ここには電灯が設置されていて、また何か有りそうな場所。

 

地下でトロッコに乗れるのかな?? ただし残念ながらボクらはもうお帰りタイム。そう言えばクロアチアのポストイナ鍾乳洞ではトロッコに乗って観光が出来て楽しいと誰かが言ってたな。

 

約2時間に渡ったヴィエリチカ岩塩坑の見学はこれにて終了。

 

奥には博物館もあるようだ。地下135mの博物館っていうのも、地球では一番低い所にある博物館かもしれないな。

 

結局ここで見学できるのは約2,500部屋の内、たった25部屋のみ。

ヴィエリチカ岩塩坑内を見学したつもりでも全体の1%程しか、回れていないんだけどね。。

 

ここの専門ガイドさんとはここでお別れ。バイト感覚か、早く帰りたそうな感じで消えていったな・・・。

 

昔の人達は信仰を大事にしていたのが分かる。災害が起きやすく、一度起きれば命を失いかねない地下での作業。聖バルバルの像が至る所に置かれていて、祀られていた理由が分かる。

 

帰りも再びエレベーターにて。地下135mの位置から、あっという間に地上へ辿り着く。

 

僅かな時間であったけど、全然予習をしていなかっただけに予想外に楽しく、素晴らしい場所であったヴィエリチカ岩塩坑内。

本当に来て良かったと思います!

 

 

ヴィエリチカ岩塩坑:観光まとめ 動画

 

最後はお土産物屋さんにて

さてさてやっとお土産タイム、これだけ歴史的な場所なんでガイドブックを買わないと・・・・と日本語Verを探すも残念ながら日本語の物がなかった。。

 

こちらのTシャツ「I♡ヴィエリチカ」もそこそこいいけど、真っ黄色じゃないし・・・。

 

そして人気のヴィエリチカの岩塩。ここのミネラル分が豊富な岩塩が、ナント1kgが7.50ズローチ!

 

色んなタイプの岩塩が置いてあって、迷い所。どれを買っていいか、分からない人は現地ガイドさんに聞いていたね。

 

ヴィエリチカで購入したお土産

ヴィエリチカ岩塩坑のガイドブック

こちらはパンフレットっぽいガイドブック、8ズローチ(約250円)。

買って帰った後に気付いたんだけど、日本語版が無いから英語版を買ったつもりだったけど、ドイツ語版を買ってしまっていた・・

 

ヴィエリチカ岩塩坑の塩の土産

こちらはヴィエリチカの岩塩にガーリックやオニオンが混ざっているもの。ボクは殆ど料理しないけど、料理する人のお土産にはいいかもね。1袋5.50ズローチで約150円なり。

 

ヴィエリチカ岩塩坑の塩チョコの土産

こちらはレジの隣に置いてあった、ヴィエリチカの岩塩が入ったチョコレート。南米ボリビアのウユニで買った、塩チョコレートを思い出した。ドライフルーツが盛られていて1箱15ズローチで約450円。

 

外に出るとすっかり辺りは暗くなっていた。これでも現地時間16時50分だけど、秋から冬場は日照時間が短くなるヨーロッパではこんなモン。

 

予想以上に楽しめたヴィエリチカ岩塩坑、個人的にはポーランドで行った観光地の中では一番良かったと思う。ある意味、芸術作品が集う場所でもあった。

 

再びクラクフへ

暗くなったという事はそろそろ晩御飯タイム。バスに約30分乗り、再びクラクフへ凱旋する。バスが停まったのはヴァヴェル城近辺。

 

こちらの建物は学校らしく、それもとても優秀な所らしい。

 

歴代のポーランド王の居城だった、ヴァヴェル城。お城の中にはメディアには公開した事の無いお宝もあるとか。

ルパンが狙いそうな財宝が眠っていそうな感じ!

 

昨日は中途半端な夜景写真を撮れなかったから、今晩はしっかり撮影しようとリベンジを誓う。

 

ヴァヴェル城周辺を歩いて、旧市街地の方へ歩いていく一行。

 

ちょっと暗めのこちらの路地へ入っていくようだ。

 

この看板のお店が今晩の夕食を食べるお店のようだけど、「PIZZERA」と書いてあるけどピザ・レストランなのかな?!

 

 

Restauracja Bazylia Krakówで夕食

何となくお洒落な感じの内装をしている感じのレストラン。ナイキのTシャツを着たお姉さんが、素っ気なく出迎えてくれます。

 

Restauracja Bazylia Kraków

 

住所:Stradomska 13, 31-068 Kraków, Poland 

 

 

テーブルには植物なども置かれているし、壁には絵が飾ってあったりと中々良さそうなお店。

 

そしてテーブルの上には、使うのが勿体無い位のナプキンが置かれていた。

 

これはクラクフの旧市街で中心広場にある織物会館。夜の景色はホテルから出掛けて自分で行かないと見れない。既にこの景色も昨日見たけど、今日もまた後で見に来るのである。

 

さてまずはドリンクの注文タイム。それより店員のお姉さんの胸元から、タトゥーがはみ出しているのが気になる。。

 

こちらがこの店で使っていた、紙のナプキン。クラクフの名所が描かれているデザインだけあって、使うのが勿体無い・・。

 

こちらは反対面。このナプキンは使わずにお土産として持って帰ったけど、家に帰ってみたらクシャクシャになっていた・・・。他の人達も「可愛くて、使うの勿体無い~~!」と言って同じように持って帰っていた。

 

さて5日目だけど、今回テーブルを囲むのは初めましての人が多い。こうやって座るメンバーを入れ替えていった方が色んな人と交流が出来て楽しいのである。

 

それとこちらのお店のお姉さん達、お人形さんみたいに綺麗な人ばかり。

 

でも何だかあまり愛嬌がないのか?出ないのか? ツンとした感じの顔で近寄りがたい雰囲気を出していた。

でも勝手にシャッターを押していた、この指!

 

まずはサラダとパリっと炙ったパンが出てくる。パンもこうやって食べると、一段と美味しい。

 

サラダを食べた所に野菜が山盛りになったお皿が運ばれてくる。こちらはキャベツのような野菜。

 

こちらはみじん切りの人参。勿論1人用ではなく、テーブルの数人で食べる量。

 

野菜を食べれるのは嬉しいけど、さっきサラダを食べたし、こんなに大量には要らないんだけどね・・・。

 

そんな勿体無い精神で持って帰る事になる紙のナプキンと、今宵のビール。これからまだ夜歩きするので、ビールのお代わりは我慢しておく。ちなみにビールは10ズローチで約300円。

 

個人的にはこちらのナイキシャツのお姉さんが一番マイルドな顔をしていて、いい感じだった。

ちなみに右側の奥様の方がもっと愛嬌あって、この晩御飯をデザートまで含めて全部完食していてで最後にパチパチと自分で自分に拍手していたっけ(笑)

 

本日夕食のメインはお魚。上にはチーズが載っていましたね。

 

単なる芋ではなく、上に刻んだ葉っぱ系がまぶされていましたね。

 

普段はあまり自発的に魚を食べないけど、決して嫌いな訳じゃないお魚。そんなに好きでないだけ、刺身は食うけど。。

 

そしてこちらが最後にでるデザート。写真で見るとちょっと小さく見えるけど、結構大きかった。上には濃厚なチョコレートが掛かっていて、めちゃくちゃ甘かった。なので少しだけ食べたけど、数名は完食していた。

先程の奥様はこんなデザートをペロッて食べていたね。。

 

今宵の晩飯も美味しい料理と共に楽しい話で盛り上がったテーブル。最後に記念写真、右の奥様に強引に植物を持ってもらう。ちなみに真ん中にお座りの富山県から来られた奥様は「富山は田舎です・・・」を連発していたけど、帰りしなに持って来ていたカメラを忘れて席を立っていった。

そんなカメラの忘れ物を後で渡してあげたら「もう、アナタに助けてもらってばかり!」と、その後も何回も言ってました。ヴィエリチカでお土産を買う時も自分で何を買っていいのか分からないので「アナタの買った物を買う!」と言い出して同じものを買われていました。

まあ人それぞれで、違うから世界は楽しいのである!

こんな様子はまた次回に続きます。

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