最深部にはビアホールもあるヴィエリチカ岩塩坑編-ポーランド旅行記-43

ポーランド旅行記:5日目

阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–

岩塩坑内とは思えない位・・

ヴィエリチカ岩塩坑の見学

ここはポーランドにある世界遺産「ヴィエリチカ岩塩坑」の中。こんな岩塩坑の地下約100mの地点に、売店などが設置されているというのにまず驚く。驚いてばかりのヴィエリチカ岩塩坑。。

 

まさかこんな地下で冷えたファンタオレンジやコカ・コーラを飲めるとは思わなかった。だけどこれらのジュースは甘すぎるのでもう飲みたいとは思わないけどね。。

 

岩塩坑内の売店

後で写真を見たら撮影禁止マークがあったけど、普通に写真撮ってても何も言われなかった。そりゃ店員さんも暇だからお客の居ない時はスマホに夢中になっていたからかもしれない。それとガイドブックは日本語の物は残念ながらなかった。

 

さすが岩塩坑だけあって、お土産は全て岩塩関係製品。

 

通常スーパーなどで手に入る塩よりもミネラル分が豊富な、ここの岩塩なので体にもいいし美容にもいいしという事で女性陣は早く買いたそうな顔をしていた。

 

こちらは岩塩を加工したランプが置いてある。思わず欲しくなるけど、中の電球が切れたら予備が無かったりして使い物にならない可能性があるので我慢・・・。

 

ただ単純に岩塩層といっても細かくは色んな地層があるので、採掘も慎重に行われて現代に至るのだろう。

 

ワイマールの間

先程像があった、ドイツの詩人ゲーテが住んでいたドイツのワイマールという地名から名前が取られている部屋。

 

ここは上から長い階段が続いていた。ただし上に登る階段は観光ルートではなかったけど。

 

ここの湖があり、その向こうにはトロッコと誰かの像が見える。

 

そして更に地下に進んで行きます。

 

それにしても、とても広大なヴィエリチカ岩塩坑。観光用として通れるルートはたった2.5km、全長は300kmを超えるらしいので別にウォーキング用ルートを作っても面白いかもしれないな。

 

ピウスツキの間

こちらも下に小さな湖が見えて、巨大な木の枠組みがある部屋。

 

ここの部屋の名前にもなっているこの像の人物は「ユゼフ・クレメンス・ピウスツキ」(Józef Klemens Piłsudski)で元ポーランド共和国の初代元首になった人である。123年振りにポーランド独立を果たした、ポーランドの英雄の1人にも数えられる。

 

なお国家元首を継ぐピウツスキ家の男系子孫はポーランドには居ないが、何と日本の横浜に1人だけその血を継ぐ日本人がいるらしい。ユゼフ・ピウスツキの兄ブロニスワフはアイヌ研究家で樺太へ渡りアイヌ人と結婚、その後日露戦争の影響で日本へ移り住んだ。

その兄の孫が現在も横浜で暮らしていて、その人がピウツスキ家の直系男子になるそうだ。以前NHKの特集で全世界にいるピウツスキ家の人々を集めた番組を撮影した時に、ポーランドで通訳を務めたのが今回ガイドしてくれている日本人の弓子さんだったそうだ。

 

ガイドさんの話に相変わらずの「へえ~~~!」を連発しながら、階段を降りて行きます。

 

ここの湖の淵に置かれているのも聖バルバラ像。先程もあった水害などの災害の神様である。

 

この水路は昔は立ち入りが自由に出来て、奥ではどこかと通じていたそうだ。それと水路は塩分濃度が高いので死海みたいに浮いたそうだ。

 

そんな沈みにくい湖で昔オーストリアとハンガリー人がベロベロに酔っ払った状態で、ここを船で渡っていた時にバランスを崩して船ごと転覆して溺れ死んでしまったそうだ。

 

それ以来この湖は立ち入り禁止になり、この場所に聖バルバルの像が置かれるようになったという。

 

岩塩坑内を進む 動画

 

進んでも永遠に岩塩が続きそうな道。自然の創り出す物を凄さに改めて感心してしまう。そう思うと我々人間の存在は地球上では小さいのである。

 

散々人類が岩塩を掘り出した後。でもこんな強大な地球に風穴を開けれるのは人間しかいない。。

 

道の下にはこのようにソリが長年通った跡がレールのようになっている。

 

こちらは身体障害者用のエレベーターだろうか? ただ一般の観光客は出入りする時しかエレベーターには乗らない。そしてこのエレベーターにも乗らない。

 

ここを掘った人達はこのようにランプ片手に1年中、ひたすらこの岩塩を掘り続けたのだ。

 

そんな坑夫に尊敬を表す男がカットイン・・・。

 

昔は塩の価値が高かったのでこのヴィエリチカ岩塩坑での利益は、国の約3割の収入を担っていたという。その分、年がら年中地下の暗闇で穴を掘る坑夫の給料も他の仕事に比べると高かったのかもしれない。

 

今でも坑夫のような作業員がいるけど、採掘はしていなくて観光用に補修・改装など保全作業のみである。

 

ここから床がフローリングになっていて、ライトも埋め込まれていて綺麗な場所になってきた。

 

ワルシャワ・ビスワの間

ここだけ見ていると地下100mを超す場所とは思えない・・・。

 

ツララのように見えるけど、これは雪では無くて全て塩。でも塩でもこういう風になるんだな。

 

ヴィエリチカ岩塩坑の建物のミニチュアが飾られている。

 

ここは会議場やカフェになっているようだ。昔第二次世界大戦中にこの地方を占領したナチスドイツは、こんな地下で秘密会議をしていたそうだ。

 

ここにもちょっとした売店があったけど、日本語のガイドブックはここにも無かった。

 

更に休憩する事なく進んで行きます。

診療所にもなる位に体にいい空気が流れる場所なので、もうちょっとゆっくりしていたかったけど。。

 

ちなみに地下、恐らくこの辺りのフロアではたまにサッカーなども行われるらしい。

でもわざわざこんな場所でまでサッカーをしなくてもいいと思ってしまうけど・・

 

奥に進むと更に広い空間が出てくる。レストランのようなテーブルが並んでいた。

 

ただちょっとお片付けモード?!

 

こちらでは軽食を食べれるコーナーもあったみたい。

でもわざわざここで食べなくても・・・と、また思ってしまう。。

 

その先では地下とは思えない位の豪華なホールが造られている。ここでは音楽のコンサートなども開催されたりしているそうだ。

 

ビールのサーバーに思わず目が止まる。

確かに地下でビールを飲むというのも、意外といいかもしれない!

 

それにしてもかつての岩塩坑は今となっては、大きな観光地と変身しているのである。

 

こんな大きな空間を掘り続けた坑夫達の偉業は永遠に残るだろう。

 

再びお土産物屋が並んでいるけど、最後にお土産物コーナーで買い物をする時間があるという事なので、ここでも横目で見るだけ。。

 

 

岩塩で出来たライトが相変わらず、ボクを誘っているように見える?!

 

ミネラル分が豊富な塩だけに、一掴み料理に入れたりするといいようだ。

 

室温は14~16度に設定して保たれているようだけど、歩いていたら結構体がポカポカしてきた頃合い。

 

ガイドさんが居なくて自由に歩き回れたら、強大なアリの巣内を歩き回って迷子になってしまっていただろうな。。

という感じでまた次回に続きます。

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