ポーランド旅行記:初日~2日目
阪急交通社ツアー「おひとり様参加限定:決定版ポーランド8日間」にて–2019年11月–
メルキュール・ホテルで夕食タイム
ポーランドに着いた初日、宿泊するホテル「メルキュール・ワルシャワ・セントラム」(Mercure Warszawa Centrum Hotel)で近くのショッピングモール内にあるスーパーマーケットのお買物を済ませた後は、18時からホテル内のレストラン会場で夕食タイムです。
ただし夕食はバイキング形式、ちょっと残念。ちなみにだけどこのポーランド旅行時、全ての食事が付いていたけど全部の料理が美味しかった。これだけ全部が美味しい料理ばかりって今までのツアーでは経験が無かった事。だいたいツアーだとそれなりの食事しか出てこない場合が多いイメージがあるけど、本当にポーランドの料理は美味しかった。
ボクだけでなく、周りの参加者の人達も口を揃えて言っていたので間違いない!
夕食タイムが早かったので、食事後はホテル周辺の散策をしようかと思ったけど最後にまたワルシャワの街に戻ってくるので今日は飛行機に長時間乗ったお疲れ&時差ボケがあるので、早めに就寝するとしよう。
さては最初の食事タイム。お1人参加限定ツアーで一番気まずい瞬間がこの最初の食事時である。というのもお互いに初対面の人ばかりなので、それぞれに警戒し合って皆さん初回から自分を全部素のまま出そうとはしないから。まずは様子見という感じの雰囲気が出ているが、後になって振り返ってみると意外とこの場面が面白かったりする。
お1人参加限定ツアーでの旅行歴が今回で10回目となり”ベテラン”となりつつあるボクからすると、この気まずい感じが逆に面白い。嵐の前の静けさとでもいう感じみたいに。なお、今回は男性陣と女性陣でテーブルが分かれちゃったけど、ごちゃ混ぜで座った方が予想外の交流とかもあって楽しめる。なので敢えて後から空いている席に座る作戦とかもいいと思う。毎食同じメンバーとだけテーブルを囲んでいると、意外と楽しみの幅が膨らまないのである。
ここのレストラン会場ではテーブル毎にお水が置かれており、無料で飲むことが出来ました。ただ海外でよく見かけるようにレモンが入れられていたので、コップにお水を注ぐ時にこのレモンを入れないように入れるのがそこそこ難しかったりする。レモンがコップに入ってしまったら、わざわざスプーンですくって戻したりと。。
さて、まずはドリンクを注文した後は食事を取りに行きます。他の皆さんはまずはお皿を取って、次は何を取ろうかと物色していますがボクは写真撮影タイムです。そんなに焦って食べる必要もないので。
まずはピクルスやマッシュルームが置かれている。ちょっと酸っぱいので大量にではなく、1~2切れ位をお皿に載せるのがちょうどいいと思う。
ヨーロッパでも国に寄って、全然バイキングで野菜が置いてない所もあるのでこうやって何気にサラダが置かれている事って、とても幸せな事だと思う。イタリアやポルトガルのホテルに泊まった時は全然朝食などで野菜が無かったので、そういった経験が今この瞬間を幸せに感じさせてくれるのである。だから何事も経験する事は大事であると思う。
他の皆さんが食事を真剣に選んでチョイスしている間を縫って、料理に近づき写真を撮る。
「この兄ちゃん、写真撮るの大好きやね!」と毎回思われているのかも・・?!
こちらには温野菜もあって、至れり尽くせりである。まあ、あくまでもボクにとってはなので、もっとガッツリ食べたい人からしたらあまり野菜には興味が無かったりするのだろうが。。
バイキングで焦って並んでも渋滞が発生していて、列の後ろで待つだけなのでゆっくりとまだ撮影タイム。
個人的には手掴みで取りたい位の気持ちだけど、さすがにそういう訳にはいかずにこの取りにくいトングを使用。
まだ他にもトマトやピーマン、ホウレンソウから胡瓜などもあり充実した野菜が置かれているメルキュール・ホテルの夕食バイキング。
勿論野菜以外も充実しているけど、現時点では野菜に特化して写真を撮っているだけで後程それ以外の料理も出てきますのでご安心下さい!
写真タイムを一旦終了し、野菜メインでお皿に盛って席に戻ると注文した瓶ビールが来た。こちらは1本18ZL(ズローチ)で1ズローチ=30円換算とすると、約550円位。ちなみに500mlだったのでホテルのレストラン会場で飲むので大体これ位の値段は普通に思う。
こちらのお皿に盛られているのがボクの今晩の夕食。見ての通り、ほぼ8~9割が野菜。とてもヘルシーな食事である。
あっという間に野菜が盛られたお皿の料理を平らげてしまって、まだもう少し食べれそうだったので「お肉、イケるよ!」という周りの人の口コミを聞いてお肉を求めて彷徨う。ポーランドではまだ初めての料理なので、恐る恐る肉などの料理は慎重に手を出す必要がある。
こちらのトレイに入っているのは、某ガイドブックでポーランドの伝統料理BEST5で第1位で取り上げられていた「ポーランド風餃子」でピエロギ(Pierogi)と呼ばれる料理。ポーランドだけではなく、東ヨーロッパ地方ではそれぞれの国で微妙に違いがあるが同じような餃子もどきな料理が人気である。
こちらはボクにしたら珍しいお代わりの2皿目。周りの人達からすると小食に見られガチだけど、ビール飲んだりするからこれ位の量がちょうどいい。あまり食べ過ぎるとお腹が苦しくなってしまうし・・。
本日スーパーでの戦利品
さて夕食を食べた後は部屋に戻って、本日スーパーで購入したチョコレートなどの写真撮影タイム。他の人達に聞くと「まずは味見をしてから・・・・」という人がいるけど、ボクはそんなの関係なしに初日からガッツリと購入。
何を基準にして買うかというと、勿論値段は気にするけどまず大事にしているのは”商品のパッケージ”です!
元々パッケージ製造会社で営業職として働いていたボクは、今までの経験で商品の中身はパッケージ(箱)にその価値感が滲み出ていると考えている。大した事ない商品には、大した事ない箱で包装しているだけ。逆に商品への思い入れが強いと拘ったデザインを施していたりする。
こちらの箱は上質な厚紙に印刷後、マットPPフイルムを貼り、その上からシルク印刷で樹脂盛りを施してある。しかも商品ロゴとチョコレートの種類を表す文字部分がキラキラと発色しているので箱には相当費用を掛けている。こんな300~400円位のチョコレートでこれだけデザインに凝っていて、その箱としての仕上がり状態も綺麗なので余計に商品が映える。
スーパーで置かれている商品を見ている時のボクの視点はこういった感じなのです!
ここまでのチョコレート3枚の写真は、同じ品物のように見えるけど上から最初が小→中→大と段々大きくなっている。それと味のバリエーションもちょっと違ったものが沢山置かれているので、その術中にハマって買い過ぎてしまうのである。。
このチョコレートは箱に入ってなくて、このように袋でシュリンク(包装)されている商品は上のチョコレートと比べるとどうしても安っぽく見える。という事はそれだけシッカリとした箱に入っているだけで、それなりの価値があると勝手に判断してしまう事がご理解頂けるだろう。ただしパッケージ業界でよくお互いに言い合う嫌味の1つに「パッケージは所詮ゴミになるだけ!」とあり、箱は最終的には捨てられてゴミと化す運命なのだ。だから箱にお金を掛けるという事は、ゴミになるものにお金を掛けるという事にもなるのである。。
他人にプレゼントするなら商品価値が高そうに見える”シッカリとしたパッケージに入った商品”の方がいいけど、自分で食べる用ならこのような簡易包装で中身が割れていても問題ないのであるが。。
チョコレートなんて所詮胃の中に入るので、お土産買うのにそこまでこだわる必要はないのかもしれないのだけど参加者さん達はそれなりに迷ってお土産となる商品を探していた。ボクが簡単にポンポンと商品をカゴに大量に入れていくのを見た他の参加者さんが「それ、美味しいの?!」と聞いてくるけど、勿論食べた事ないので分からないのです。。ボクはあくまでの今までの自分の人生で培った経験を基に判断しているだけなので、あまりアテにされても困るのだけど、今回は意外とボクのチョイスを参考に同じものをお買い上げされる方々がいらっしゃいました。
ちなみに夕食後にも添乗員さんがさっきのスーパーマーケットに買い出しに行くとの事で、再び数人と共に向かった。お土産の選び方も人それぞれの基準があるので、何とも言えないけどボクの場合はとりあえずこの時点ではスーパーでそれなりにお値段が低めな商品を大量買いするようにしている。
お土産は質より量である?!
それと共に口寂しい時用にと飴ちゃんも購入。チョコレートはだいたいそれなりに似たような味だったりする事が多いけど、飴ちゃんは食べてみるまでその味は分からないのでまとめ買いはギャンブル性が高い。。
家では結構お茶を飲むので、フルーツの味が付いているお茶を購入。
そしてアルコールも勿論、ちゃんと購入済。これも飲んでみないと味が分からないけど、ちゃんとアルコールが入っていればそれなりに満足なのだが。。
シャワーを浴びてボクとしては珍しくテレビを付けてレモンチューハイ的なお酒を飲んで時間をゆったり過ごし、早めに就寝するのであった。
2日目の朝は朝食からスタート
この写真だけ見ていると昨日の夕食会場と場所が同じなので夕食の続きかと思われる方もいるかもしれないが、これは2日目の朝食タイム。朝の6時半過ぎに向かうとちょこちょこ同じツアー参加者さん達が来ていた。
昨晩も野菜があったので、朝食にも野菜はしっかりと置いてあって一安心。
野菜は色々と取るけど、あまりフルーツは取らない。朝食べるフルーツはバナナが多いけど、グレープフルーツもたまに食べる。
ゴッツいサラミの横には大きな唐辛子が待ち構えている、勿論唐辛子には絶対手を出さないけどね。。
こちらには食べ応えのあるハムがズラリと並べられている。
ここメルキュールホテルでは、このように蜂蜜が蜂の巣のまま置かれていた。こういったディスプレイされている蜂の巣をたまに見るけど、普通の蜂蜜を取るのに比べるとだいぶ楽しめるけど、実際にほじくって食べてみると口の中に蜂の巣のカスが残るので個人的にはあまり好ましくない・・・。
今日の朝食は無難にソーセージなどの肉類&目玉焼き&野菜を少々とグレープフルーツをチョイスしてみました。
このお1人参加限定ツアーで、まず誰かと交流を深めたければこういった朝食時に1人でテーブルに座るのでなく誰かが既に座っている席の隣に積極的に座っていくといい。
朝食も時間がなくて焦って食べざるを得ない場合は仕方ないけど、ちょっとゆったりな時間がある場合はそうやって見知らぬ人との距離を詰めていく。このお1人参加限定ツアーで参加している人達は大体みんな同じ考えをしていて、”誰かとお喋りしたい”という心理状態にある事が多い。
人間って最初はその人を外見で判断するけど、いざ喋ってみるとその人の評価がガラッと変わったりするので、ドシドシ喋っていくのをお勧めする。
それがこのお1人参加限定ツアーを楽しむコツでもある!
こちらはジャムだろうか。容器が逆さまに向けられていて、下にカップを沿えてそこに絞り出すみたい。
先程のお皿にはあまり緑系のお野菜が無かったので、緑系のお野菜ばかりでお代わりする。
ポーランド旅行、2日目の朝はあまり天気がよくないみたい。パラパラと雨は小雨状態。
ホテルを出発し、ジェラゾヴァ・ヴォラへ移動
今日は8時30分にホテルを出発、そしてこれからポーランドの英雄ショパンの生家がある「ジェラゾヴァ・ヴォラ」という街まで約1時間かけて移動します。
ホテル周辺の景色 動画
こちらは添乗員さんが昨日のスーパーで購入し、ツアー参加者さん全員に配った差し入れのチョコレート。勿論自腹ではなく、会社からの経費から購入している。海外旅行ではツアーで行くレストランはデザートが付いていなかったり、口に合わなかったりする事が多く、旅行終了後に記入するアンケートでは食事の欄だけはなかなかシビアな評価になる。それは海外では致し方ない事なのだが、少しでも顧客満足度を上げようと「食事改善費」なる経費が添乗員サイドの裁量で使えるとの事。
ちなみに今回のポーランド旅行ではレストランでデザートが付いていない事が多々あったので、それに合わせて添乗員さんが事前にお菓子をわざわざスーパーで購入してくれていた。今回は意外とマメな男性添乗員さんでした。
どしゃ降りまではいかないけど、雨模様のワルシャワ。晴れるに越したことはないけど、こういった天気もそれはそれとして受け止める必要がある。
移動するバスの車窓から眺める景色 動画
ただポーランド市民はこれ位の小雨では傘を差さないようだ。よく「ヨーロッパの人達は雨が降っても傘を差さない」と聞くけど、小雨位では傘を差さないけど大雨の時はさすがに傘を差しているのである。
移動するバスの車窓から眺める景色 動画2
という感じでポーランドの旅は次回に続きます!
↓↓↓↓ポーランド旅行記:初回↓↓
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