ポルトガルという国が誕生するきっかけになるギマランイスの街を散策-ポルトガル旅行記-12

ポルトガル旅行記:3日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日

ポルトガルの原点

ここはポルトガル北部にある街のギマランイス(Guimarães)。ここは12世紀初頭に目の前に見えるギマランイス城で、のちのポルトガル王国初代国王となるアフォンソ1世が生まれた場所でもある。

 

ギマランイスにて

こちらの建物は15世紀頃に当時の侯爵が建てた住居跡で、今では一部は博物館などとして活用されている。

 

ギマランイス城周辺の景色 動画

 

意外と質素な感じだったギマランイス城の見学を終えたので、これから近くにあるギマランイスの街散策に向かいます。

 

このギマランイスの中世からの伝統を引き継ぐ歴史を持っている旧市街地は、「ギマランイス歴史地区」として2001年に文化遺産として世界遺産にも登録されている。

 

こちらは道沿いにあった教会の向かいにあったカルモ公園。ただ公園の中心にあった噴水は残念ながら、水は噴き出していなかったけど。。

 

こちらはカルモ教会で、17世紀後半に建てられたカトリックの教会と修道院が並んで造られている。

 

この建物が造られた時代にはポルトガルの産業として、量産体制が出来てきたアズレージョがご覧のように壁に装飾されているのが見える。

 

ポルトギマランイスの街にある修道院の壁に描かれていた、聖母マリアのアズレージョ

こちらは聖母マリアを描いたアズレージョであるが、このように修道院の外壁などに絵が描かれているのはポルトガルならではの光景である。

 

こちらは隣接する修道院の建物。ポルトガル国民は大多数がカトリック信者であるが、近年はその信仰に興味を持たない人達が増えている傾向にあるそうだ。

 

こちらはそんな修道院の入口の門。とても可愛らしい装飾がされた門で、イスラムチックな要素も盛り込まれているように見える。扉には1863という数字が入っているので、ひょっとしたら1863年に造られた建物かもしれない。

 

この修道院の中はご覧のように、とてもお洒落なタイルで装飾されている。イスラムの国とはまた違った感じで、イスラム文化と融合したようなポルトガルらしさが垣間見える。

 

このギマランイスの街は、人口は約5万人の街。ポルトガルの中でも住みやすい街ナンバー2に選ばれた事もあるんだとか。

 

 

ギマランイスの旧市街地にて

中世の街並みが残る旧市街地に、石造りの住宅が多くあり、今でも住民が住んでいるようだ。

 

このギマランイスの街は、壁とかにはさすがに落書きがなく、ゴミとかも殆ど落ちていなくて綺麗な街。さすが世界遺産に選ばれるだけある。

 

ギマランイス旧市街地を歩く 動画

 

ただ落ち着いた街なので、街角で歩いている人もあまり見かけなくて、とても静かである。

 

中世の頃は街の周りに城壁が造られた時代もあったが、15世紀には城壁が取り壊されて、都市として発展していくのである。

 

こちらは広場にある、ギマランイスの市庁舎。ここも噴水は止まっていて、冬のシーズンは噴水は止められているようだ。

 

それにしても1月中旬の訪問だったけど、そこまで寒くなく(同じ時期の大阪程に比べて)、観光客も少ないので快適な街歩き。

 

このように2階が繋がっている建物もあって、とても雰囲気もいい建物が多い。

 

チラホラだけど、お土産屋さんも営業している。ちなみに今回のツアーではオプショナルツアーが2つあったけど、ケルース観光は催行人数が集まらずにキャンセルで、ファドディナーは13,000円という値段だったので自分でどこかお店を見つけて行ってみる事にしている。

 

ポルトガルにはこのような鶏の置物が沢山見る事が出来る。隣の国、スペインとも似たような国に思うけど、言葉も違うし、ポルトガル人の性格もちょっと違う。だから「スペインに行った事あるから、ポルトガルには行かなくていい!」という人は人生で大きな損をしていると思う。

ポルトガルに行った事のない人には、オススメな国であります!

 

この辺りは木造というより、石造りの建物が多い。それに外壁は漆喰を塗っているのか、白い建物が多い。

 

このようにチラホラと開いている食料品のお店もあったけど、少なかった。

ポルトガル人は夜行性が多いので、あまり午前中は活動しないのかな?!

 

ベランダには鉢植えが置かれていたりして、緑も見える街並みでとても綺麗である。

 

旧市街地だけに昔の景観をそのまま維持して残してきた場所ではあるけど、そんな景観が違和感なく見れる旧市街地である。

 

このギマランイスは都市の規模としてポルトガルの中で見ると、第13位の規模に相当する都市だそうだ。ポルトガルで一番規模の大きい都市は、勿論首都であるリスボンである。ツアーの旅程で、訪れる先で一番メインの場所はやっぱり一番最後に訪れた方が印象にも記憶にも残り易い気がする。今回の旅も最後に訪問するのがリスボンの街である。

 

 

サンティアゴ広場にて

程なくして椅子とテーブルが敷き詰められた広場が見えてきた。ここは「サンティアゴ広場(Praça de S. Tiago)」で、レストランとかが多い場所。だけどまだ時間が早いからか、全然テーブルに腰掛けている人は見えなかった。

 

この広場では14世紀に建てられた、1階が花崗岩で2階以上は木組みで造られた庶民の住居なども見る事が出来る。見るからに古そうな雰囲気の建物である。

 

サンティアゴ広場の景色 動画

 

何ともレトロな街である。ポルトガルは第二次世界大戦で都市が破壊される事がなかったので、このように本当に中世の頃の建物が残っている。

 

こちらには広場に面した家の前に、洗濯物が吊るされているのが見える。こちらもご愛敬である。昔から住民達はこのようにして洗濯物を干してきたけど、観光地化されて観光客が押し寄せるようになると、洗濯物を干している光景が景観を破壊しているとクレームが出るようになっていった。街に住まない人間からすると、洗濯物は見たくないけど、実際に街に住む人からすると死活問題である。

 

この辺りの建物が、この旧市街地でも一番古い所になるそうだ。こうやって見ると、隣り合った建物がそれぞれに押し合っているので倒壊しないけど、横の建物が無くなった瞬間に倒壊しそうに見えてしまうけど・・・。

 

後で訪れるリスボンやポルトの都市もいいけど、このようにゆったりした時間が流れる、レトロな街並みに囲まれた所で時間を過ごすのもとても気持ちがいいのである。

 

サンティアゴ広場を見回す 動画

 

そんなサンティアゴ広場から建物を挟んだ反対側にも、別の広場が見える。こちらにはちょっと背の高い塔みたいなのも見える。

 

 

オリベイラ広場にて

こちらの広場は「オリベイラ広場」と呼ばれていて、旧市庁舎や14世紀に建てられた教会もある。

 

こちらはギマランイスの旧市庁舎跡。建物の上に置かれている像はギマランイスだけに、ポルトガル王国初代国王のアフォンソ1世だろうか。

 

ここもテーブルと椅子が大量に置かれていたけど、まだ全然人影は見えなかった。

人が居ない午前中は建物の中に片付けるとかいう考えは、こちらの人は持ってないみたいだね。。

 

こちらに見える高い鐘楼を備えた建物は「ノッサ・セニョーラ・ダ・オリヴェイラ教会(Igreja de Nossa Senhora da Oliveira)」

 

14世紀に建てられたとされる教会で、ロマネスク様式で造られた後にゴシック様式に改修されたという。教会という建物もその時代によって建築様式が異なるので、歴史が古い建物であればある程に色んな建築様式が混ざる建物となる事が多いのである。

 

このギマランイス旧市街地で一番高い建物である、教会の鐘楼を眺めるツアー参加者さん達。

 

教会の手前にはオリーブの木が植えられている。このオリーブの木はこの教会が建てられる前から、ここで生えていたそうだ。

 

教会前にはアーチ状の屋根の下に、このような石造りの十字架が置かれている。花崗岩で造られた家が多い場所なので、十字架も石で造ったのだろう。

 

冬の時期なので静かな街だけど、夏場などの温暖なシーズンだと、ここも多くの観光客が訪れて混雑するのだろう。そういう意味では1~2月のポルトガル観光というのは、ある意味絶好の時期なのかもしれない。

 

全然人の居ないオリベイラ広場、出来れば人の多い夏場の景色も見てみたかったけども。。

 

古くから建っている建物だけど、現にまだ多くの人達がそんな家に実際に住んでいるようだ。日本人は快適さを求めて、新しい無機質な家に住みたがるけど、伝統的な家に住み続けるポルトガル人なのである。

 

この辺の道は車が1台しか通れる幅が無いので、路駐も無いのでスッキリとした街並みに見える。

 

とても甘そうなパン屋ケーキなどが窓から見える。

こういう物を食べ続けると、あっという間にポッチャリ体型になってしまうので食べ過ぎには注意である。。

 

そんな細い道を抜けると、このように開けた場所に辿り着いてギマランイスの旧市街地が終わる。そんなギマランイス旧市街地で、昼食の時間調整も兼ねて約40分の自由時間になるのであった。

こんな旅はまた次回に続きます!

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