【バルカン半島周遊6ヶ国】2日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月
アレキサンダー大王の・・?!
北マケドニアの首都スコピエ市内でオールド・バザールを、中心部に向かって進んで行きます。
辺りはレストランやカフェなども立ち並ぶ。
ヌガーのようなお菓子も売っている。
マケドニアの国旗をイメージしたTシャツやアルバニアのTシャツまで売られている。こういったもので派手なデザインがあると欲しくなる。
こちらのコカ・コーラのパラソルの向こうにあるのが「ダウト・パシャ・ハマム」(Daut Pasha Hamam)で15世紀に造られた大衆浴場。今では浴場としては使われておらず、画廊となっているようだ。
なんか大きなモニュメントが見えてきました。
スコピエ市内には沢山の像が至る所にあります。いちいち写真に撮っているとキリが無い程・・・。
ここからもスコピエの城塞跡が見える。ここからはスコピエ市内が360度見回せれるようだ。
こちらのモニュメントにはライオンと兵士で守られたアレキサンダー大王の父親であるフィリッポス2世を讃えた銅像(Philip II of Macedon Monument)である。ギリシャ自治体などの後援により2004年に建てられたものだが、その当時は別の場所にあり2012年にここ移築された。
細かく断続的に水が噴き上がる噴水。
フィリッポス2世像の噴水の様子 動画
こちらのカップルの女性とか、ピッチリした服を着ているがこんな女性でも20年後とかにはカボチャのような体形になってしまうのだろう。。恐るべし欧州の食生活・・・。
アレキサンダー大王の父親であるフィリッポス2世は46歳の時に暗殺され、当時20歳であったアレキサンダー大王に王位が引き継がれるのであるがその国の強大な基盤を築いたのがフィリッポス2世である。
フィリッポス2世像 付近の様子 動画
その横にあるこちらの建物はマケドニアの商工会議所。
この辺りは北マケドニアの首都スコピエの中心部。露店などもそこそこある。
こちら側のモニュメントはアレキサンダー大王の父親であるフィリッポス2世と対になるように、 アレキサンダー大王の母親であるオリュンピアス像がある。
このスコピエの街は1963年に発生したマグニチュード6.1の大地震によって建物の80%が破壊された。その後に「スコピエ2014計画」という都市復興計画が練られ、日本人の都市設計家:丹下健三氏の都市計画案が採用されたがその大部分は大幅に修正させられており原案通りの物は僅かだそうだ。
こちらの先にあるヴォドゥノ山頂には高さ66mのミレニアム十字という十字架が置かれていて、スコピエの人気写真スポットになっているそうだ。
このバルカン半島では英雄であるアレクサンダー大王。その父親と母親も祭られているのである。
この辺りの建物はまだ意外と新しいものが多い。どうも近代的な建物というより、無機質な感じで味気ないよう建物が並ぶ。。
石橋の右手前に見えるのは「聖キリルと聖メトディウス兄弟」(Monument of Saints Cyril and Methodius)でスラヴ文字とスラヴ語の文語を創設したとされている。またスラヴ地方にキリスト教を初めて伝えたともされていて19世紀に兄弟揃って聖人とされた。
その左側にも何か銅像がある。
こちらの石橋は幅6m,長さ214mで15世紀頃に造られ、1963年の大地震でも潰れなかったそうだ。1944年にはドイツ・ナチス軍に爆薬を設置され、この石橋は破壊寸前までいったが何とかこの橋の破壊は免れたそうだ。
この先にあるのはマケドニア自治独立闘争博物館と呼ばれる、まだ最近建てられた新しい建物だ。
こういう新しい建物を見ると、スコピエの街の歴史をあまり感じる事が出来ない。。
ヴァンダル川の麓にある像は、馬に乗ったカルポシュという1689年にバルカン半島で起こったキリスト教の反オスマン帝国への反乱を起こした主導者のもの。最終的にはオスマン帝国に鎮圧され逆らったものは虐殺され、捕虜になっていたカルポシュも最後はこの石橋付近で処刑されたという。
石で出来た橋を渡って行きます。
あちらこちらにある”銅像だらけ”のスコピエの街。ちなみにこの時は知らなかったのだが、この川の中にも水に飛び込んでいる銅像などもあったようだ。。
ヴァンダル川に架かる橋の景色 動画
橋の先にあるマケドニア広場にこの街でメインのモニュメントのようなものがある。そのモデルは言わずと知れた、この地方で一番の有名人だ。
その手前には馬に乗った銅像たちがヴァンダル川を見守っている。
マケドニア広場にて
この先に見える跳馬に乗っている像はアレクサンダー大王がモデル。やはり一番目立つ場所にある。このマケドニア広場は1991年に初代大統領がユーゴスラビア連邦からの独立宣言を行った場所でもある。
マケドニア広場の様子 動画
高くそびえる北マケドニアの国旗。この辺りでは夜もライトアップしていて、周辺の景色をキレイに見れるようだ。
そんな北マケドニアの中心部で記念写真を撮る男。
銅像やモニュメントが沢山あるスコピエの街でも、一番豪華なモニュメント。
さすがにこの噴水は何か所からも水が噴き上がっている。子供の遊び場になっているが。
この広場から放射線状に通りが広がっているようだ。
この首都スコピエには北マケドニアの人口の約1/3が住んでいるそうだ。
モニュメントを下から見ると、細かい穴からも水がこぼれ落ちている。
マケドニア広場の噴水 動画
モニュメントの周りに設置されているライオンの像の口からも、水が噴き出している。なかなか凝って作られているこの噴水。
さすがに噴水の外側を向いているライオンの像からは、水は吹き出ていない。
このバルカン半島は、特にこの北マケドニアと今呼ばれる国はアレクサンダー大王サマサマなのであろう。そんな様子が感じ取れるこの噴水型モニュメント。
3日後にあのスティングがここに来て、コンサートをするそうだ。その広告が置かれていた。
こちらのは1000年前後に西ブルガリア帝国で皇帝だったツァール・サムイル(Tsar Samoil)の像。
この辺りはマケドニアでも中心地なので、アジア人観光客も見かける。ただし日本人観光客の姿は全然見なかったね。
こちらの方へ進み、これからマザーテレサの記念館見学を行う予定。
その途中にはちょっと汚れた少年が箱を目の前に置いて、倒れ込んでいました。ちなみにこの手を内股に挟む姿勢をする人はマザコンの傾向があるようです。
そんな日本ではほとんど見かけない物乞いには、興味を示さずに歩くツアー参加者達。
なかなか面白いペイントをした2階建てバスが走るスコピエの街。
マケドニアの国旗が風になびいています。
信号を渡ったこの左側にある建物がマザーテレサ記念館。右は関係のないモスクのようです。
マザーテレサ記念館の様子は次回に続きます!
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