【神秘のペトラ遺跡&死海&聖地エルサレム巡礼旅】5日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年8月23日~30日
エルサレムのホテルは?!
本日はヨルダンからイスラエルに渡り、イスラエル博物館の見学を終了しこれからバスに乗ってエルサレムにある本日宿泊するホテルに移動します。こちらの建物は丘の上に建てられた国会議事堂(The Knesset)である。
こちらの国会議事堂は1966年に建設され、ユダヤ系財閥である”ロスチャイルド家”の寄付もあって造られたもの。ユダヤ人の為に造られた国会議事堂である。
バスでホテルに移動!
ホテルまでは15分程の距離。夕方のエルサレムは混むのだろうか?!
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教の聖地があるエルサレム。複雑な歴史を持った場所で、またその歴史も旧約聖書の時代から長く続いているのである(※旧約聖書の内容が史実だったとして)。
エルサレムの街の景色 動画
バスの窓から道端を眺めていると、ユダヤ人の伝統的な恰好をした人々が見えてきて、とても新鮮な気分になる。黒い山高帽、上下は黒の背広とズボン、中は白のシャツ、腰から紐をぶら下げている。そんな厳格なユダヤ人の方々がたくさん住んでいる街、エルサレム。
そういう意味では他の国ではあまり見れない光景。この路面電車が走る新市街地でそんな姿は少なかったが、旧市街地を歩くとそんな厳格なユダヤ人の恰好をした人ばかりでとても楽しいエルサレムの街。
そんなユダヤ人の中には”宗教家”と呼ばれている、仕事をせずにひたすらユダヤ教に身を捧げる人達が居てるという。日本で言う”ユダヤ教の僧侶”的な感じで、嫁さんや家族に援助してもらって生活しているようだ。
そういう意味ではボクも無職ではなく”宗教家”かもね!?
ユダヤ教では宗教上タブーとされている事が多い。ただしイスラム教でも同じように、全員が厳密にその決まり事を守っているかといえばそうでもなく、厳格に決まりを守っているのも3割前後だという。そんな人達はインターネット系の仕事も”ダメなもの”と見なしている。ただそれでもイスラエルではIT系の仕事は盛んなんだけどね。
そしてユダヤ教では避妊行為も禁止されているので、一家族辺りの子供の数が他の国に比べると、とても高いのだ。イスラエルという国が出来てからは移民受け入れの影響で人口が建国時に比べて約70年が経った今はその10倍(約880万人)になっている。現在でも2%程の人口成長率である。ちなみに現在の日本は▲0.2%の割合で前年より下がっている。
少子高齢化が進む日本、将来的な人口増の為にユダヤ教の推進を進めるという案も検討すべきなのかもしれないな。。
周りの声を聞いていると「イスラエルは物価が高い!」との事。確かにバスの中で販売している500mlのミネラルウォーターはヨルダンでは2本で1ドルだったのが、イスラエルのバスでは1本で1ドルになっている。まあこのミネラルウォーターの値段はあくまでバスによるかもしれないので、参考にはならないのかもね。
ホテルの前まではバスで行く事が出来ないとの事で、この辺りでバスを降ります。その道路で見かけたイスズのトラック、相撲取りのイラストが描かれています。こうやって見ると日本のトラックというのが分かりやすいですね。
さてエルサレムの街中に実際に自分の足で降り立って、その雰囲気を味わいます。
エルサレムだからといって厳格なユダヤ人の恰好をした人ばかりではありません。ユダヤ人以外にイスラム教やキリスト教の人々も住んでいます。ちなみにユダヤ人は母親がユダヤ人であれば、その子供は自動的にユダヤ人になるようです。ただし父親のみがユダヤ人であれば、面倒な手続きをしないとユダヤ人になれないそうです。いわゆる”ユダヤ人となる為の契約”が必要だそうだ。
そんな道端でマシンガンを構えたお巡りさんのような人を見かけて、あるオジサンが「銃だけ撮らせて!」とお願いして写真を撮っていたので便乗して写真を撮る。こうやって実際に街中でマシンガンを見かけると、海外の雰囲気が出てくる。
こちらというか、海外の国は歩行者より車優先の国ばかりなので、初めての場所では信号に注意しましょう。慣れるまでは近くで信号待ちしている人達の様子を見て、歩いた方が無難である。
ホテルまでは歩いてすぐ。今回の旅は5泊8日の旅で、人によっては小さいスーツケースで来ている人やバックパッカーのように大きなリュックだけで来ている人もいた。確かに今回は暑い時期なのであまり服装は必要がないけど、それでも少なすぎる荷物。そんなにお土産を買う事もないのだろうけど。
「プリマ・パレス」ホテルに到着!
こちらがエルサレムで2連泊する「プリマ・パレス」ホテルの正面入り口。この門構えの厳重さがこの地域の治安状況を表しているようにも見えたけど、ホテル入口での荷物検査とかは特になかった。
【プリマ パレス ホテル】(Hotel Prima Palace)
住所:מיכאל וציפורה פינס 2, Jerusalem, イスラエル
このホテルは新市街地近くにあり、旧市街地までも徒歩で20~30分の距離で近くにスーパーマーケットもあるので中々便利な場所にあるようだ。
まずはチェックイン、と言っても添乗員さんが代行してくれるのでロビーにある椅子に腰かけてしばし休憩タイム。
こちらにはウエルカムドリンクが置かれていたけど、オレンジジュースを水で割ったような味であまり美味しくなかった・・・。
そんなジュースでもとりあえず飲んでみるツアー参加者さん達。美味しくないジュースでも水分補給する事は大事なのでね!
阪急交通社(トラピックス)のツアーに参加すると、このような写しにモーニングコールや朝食、出発の時間を書いてくれて渡してくれるので楽だけど、たまにこの写し無しで口頭の時だとちょっと面倒クサく感じてしまう。ツアーに参加すると、楽な方、楽な方に傾きやすいので自分内でそれを調整してフラットに保つ必要がある。
こちらではルームキーをこのような封筒に入れて、配布していた。勿論ルームキーは普通のサイズなので、ちょっと大きな封筒。こんな封筒に入って配られたのは初めての経験である。
ホテルの部屋の内装は?!
いつもワクワクする、ホテルの部屋を初めて開けて中に入る瞬間。コンセントがあって、お湯が出てくれたら、別にどんな部屋でもいいんだけどね。。
ベッドが2つ並べられている。そんなに広い部屋でも無かった。
部屋に入ると冷房が付いていて、ヒヤっとしたので一旦エアコンのスイッチを消してカーテンを開いて窓を開けてみる。ただ窓からの景色は全然良くなく、中庭側で建物しか見えなかった。
手洗いは至ってフツー。
シャワーも至って普通。今回の旅行でもシャワーだけでバスタブには浸からなかった。お湯を溜めるのが面倒クサイのであるが、お湯を溜めた後にそこで体を洗ってそのお湯に浸からないといけないので何か嫌な感じの違和感がするので。
近くのスーパーへお買い物!
こちらはホテルから歩いて5分程の距離にあるスーパーマーケット。夕食前にエルサレムではどんな物が売られているのか、下調べをしてみる。
まずはお土産の定番であるチョコレートのコーナーに。手に取って見てみると箱が埃を被っていたり、ちょっと汚れていたりとお土産であげるには微妙な状態だった。このスーパーでは商品を入れるカゴも汚かったので、あまり清潔な感じのお店ではないのだろう。
海外ではパッケージが少々痛んでいても気にしないのだろうが、日本人は”そんな痛みも商品の品質を疑うもの”という感覚を持っている。ボクは元々パッケージ製造会社で働いていたので、日本人のその細かさには色々と苦い思い出がある。箱としては全然気にならないけど、言われてみれば分かるような点が印刷時に入ってしまっていても全数ロットアウトとかいう苦い経験もあった。パッケージ1つ取っても、その国民性が出ているものである。
なのであまりイスラエルのお土産には、このスーパーで売っているものでは適していないのかもしれない。ただお土産なので、そこまで貰う方もパッケージは気にせず、大事なのは中身なのかもしれない。
スーパーに来た一番の目的は、イスラエル・ビールを入手する事。間違ってイスラエル以外のビールを買ってしまわないように注意して見てみる。どこの国か分からない時は、商品に付いているバーコードを見るとその国で造られたのが分かるのである。
ビールも「瓶と缶で同じビールでも味が違うような感じがする」って言う人が結構いるけど、本当に違うのだろうか?! 個人的にはあまりそれは気にしていないけど、缶や瓶のまま飲むのではなくコップに注いでから飲むようにしている。
他にはあまり買いたいものが見当たらない・・・エルサレムというか、このスーパーがあまりキレイな感じではないので・・・。
こんなエルサレムの街中でこの汚さは・・・と思う位のスーパーだった。なお会計時はクレジットカード決済したが、珍しく暗証番号を入れなくてもいいパターンだった。
と言いつつも何だかんだとお土産やらを買っちゃったボク。ここではビニール袋は無料で貰えた。
まずはエルサレムの猫ちゃん達に挨拶。猫ちゃんは世界中どこに行ってもカワイイ!
この辺りは新市街地になるので、あまり変わった建物などもなく一般的な海外の街の景色。
早速スーパーで購入したイスラエル・瓶ビールを写真に撮る。いつもながらベッドの上は柔らかいので瓶ビールは傾きやすく、写真撮影がしにくい。
こちらは先程のスーパーマーケットでお買い物したレシート。ヘブライ語ばかりで分かりづらい・・・。何だかんだで約9000円程のお買い物をしちゃった。。
こちらは1箱700~900円のチョコレート。お店に置かれていたチョコレートの中では、まだパッケージのデザインがいいものだったので購入してみた。人によっては先に味見してから買う人もいるけど、ボクはそんなのは気にせずパッケージを見て決める。そのパッケージを見ればどれだけの品質が込められているのかが多少なりとも分かる。こういった場面では前職の仕事が自分の中で活きているのが分かる。無駄じゃなかった12年間の勤めであった。
お次はこれも定番の板チョコ。暑い時期&地方なのでチョコレートをお土産にするのを遠慮する人もいるけど、ボクはそんな事は全然気にしない。所詮チョコレートが溶けた所で、ドロドロ状態になる訳でもなく、量も減らないし、それにあげるお土産だし、食べても全然気にならないので。
女性にあげるプレゼントが多いので、チョコレートが半分以上を占めるスーパーマーケットでのお買い物。自分用にはチョコレートは全然買わないのである。
最近は家でお茶をよく飲むので、とりあえずお茶も購入。
こちらはメントス好きな知人用に購入。飴ちゃんに比べると、ちょっと割高なメントス。
ホテルで夕食タイムに!
買い物から戻ると、ロビー横にあるホテル内のレストラン会場へ向かう。
添乗員さん曰く「イスラエルは基本決められた自分達の場所の物しか食べてはいけない」というユダヤ人のルールがあり、基本外国の物は殆ど出てこないようだ。
イスラエル料理ってどんなものかなと思っていたけど、そんなに変わったものはないようだ。
夏のフルーツでもあるスイカは、どこで食べてもそれなりに美味しい。
イスラエル初のバイキングなので、慎重に品定めする人もいると、そんなの全然気にせずに料理を取っていく人もいて、それぞれにその人の個性が垣間見える瞬間。
という事で今晩の食事はこのような感じにしてみました。相変わらず野菜メインで肉も一切れだけ取ってみる。
ボクは周りからすると健康そうに見えるので、そこそこ食べると思われる傾向にあるようだが、実際には小食に属するのかと自分では思っている。
こちらは先程のスーパーマーケットでも買った黒ビール、勿論イスラエルのビールである。ちなみに1本6ドルなり。
イスラエルで生産されたものを食べるけど、別に味が違う訳でもなく普通に問題なく食べれる味であった。
食事の時は、ツアー参加者さん達の色んな話が聞ける、楽しい時間でもある。それぞれに色んな考え方をしていて、意外な人生を生きてきた人もいるし、そんな人達から色んな事が学べるのである。
最後にこちらのコンソメ風スープを飲む。結構美味しかったね。
こんな感じでエルサレムの夜は次回に続くのである!
↓↓↓↓ヨルダン&イスラエル旅行記:初回↓↓
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