軍艦島クルーズで端島に接近するもアスベスト検出の為に上陸不可でした・・・-長崎旅行記4

【甥っ子ちゃんとの長崎旅行】1日目

【個人旅行-スカイマーク便】2019年8月5日~7日

 軍艦島を生で見学!

 軍艦島周辺に到着!

長崎の軍艦島周辺に到着。こちらには軍艦島コンシェルジュのクルーズ・ツアーに申し込みし、そのツアーで軍艦島付近を周遊中。ただしあいにく数日前に軍艦島からアスベストらしき物質が発見された為に上陸は残念ながら禁止になっていた。

 

おもむろにカメラを構える甥っ子ちゃん。こういう姿を見ていると、中学一年生とは思えない。。

 

「いまは~誰も~住んで~いない~軍艦島~~!」っていう感じ。

 

 軍艦島の景色 動画

 

軍艦島コンシェルジュで軍艦島クルーズに参加した、我々”下民”は狭いクルーズ船の後部に群がるように集まって軍艦島を眺めている。

 

本来は端島(はしま)という名前なのだが、見た目から「軍艦島」という名前が付いて、すっかりそちらの呼び名の方が有名になってしまっている。

 

軍艦島周遊クルーズも単に軍艦島をグルグル回るだけではなく、色んなパターンで動いてくれる。

 

まずは一旦軍艦島から離れて、全景がよく見えるポジションに移動します。

 

最盛期の昭和初期には約5000人もの人々がここに住み着き、生活をしていた。その当時はパチンコ店もあったり学校もあったりと娯楽にも溢れていた。

 

ただし他にはあってもこの軍艦島に無かったものはというと・・・それは緑である。いまでこそちょこっと緑はあるけど、人々が暮らしていた時代には全然緑がなかった。というのも人工島のような感じなので、緑が全くなかったという。

 

軍艦島も人工島のようなもので、実際に島として地面がある部分は狭い。この半分位もないのである。

 

こちらは甥っ子ちゃんのカメラでのショット。ボクも一眼レフカメラが欲しいけど、旅行中は邪魔にもなるし重たいし、スマホカメラの性能もなかなかいいので買うまでは至らない。

 

クルーズ船の後部デッキの中でも、一番写真が撮り易い高台を占領する甥っ子ちゃん。

充分にナイスショットを狙って下さいね!

この後部デッキは船の壁があって、背の低い人には写真が撮りづらい。なのでこうやって階段の上に陣取るか、最前列に立つかがいい写真を撮れるポイントの分かれ道。

 

この辺りでグル~~っと回って、再び軍艦島に近づいていく。

 

軍艦島っていうのなら、あとは戦艦大和みたいに大きな大砲も設置してみたら面白いかもしれない。

 

クルーズ船ではマイクを通して、案内人が島の事を説明してくれている声が聞こえる。しかし後部デッキではその姿は見えない。。

 

クルーズ船の後部で絶好の写真スポットを確保して、写真を撮り続けていたがあまりの暑さにそろそろキツそうな顔をしている甥っ子ちゃん。。

 

世界遺産に複合登録された軍艦島も、ただ崩壊していくだけの運命。新しく住む人も居ないし、劣化していつ壊れてもおかしくない建物ばかり。さらに近年は勢力を増した大きな台風が直撃したりで、その内見えている建物も崩壊する可能性が高いそうだ。

 

 軍艦島の景色 動画2

 

そんな状況だけに「早く軍艦島に行っておかないと!」と思う人も多いようだが、天候などによって上陸出来ない時もあるそうだ。

 

真ん中右に見える横長の建物は1957年に建てられた鉱員社宅「第31号棟」である。その右側に少し見えるのが日本最初の鉄筋コンクリート造りの建物である「第30号棟」(1916年築)である。

 

またこの軍艦島の住宅事情も、階級分けがあって偉い人は上の個人住宅に住んでいた。一番下の下請け労働者階級の人達は家族の人数には関係なく、下側の海よりの狭い部屋をあてがわれたようだ。またそこでは雨ではなく、海の塩水がしぶきとなって降り注いでいたようである。

 

人が住んでいた頃は賑わっていた街も、約50年経つともう廃墟そのもの。

 

 軍艦島の景色 動画3

 

ジェームズ・ボンドが活躍をする23作目『007 スカイフォール』では、この端島をイメージしたセットが劇中に登場する。実際にハリウッドから関係者が来日して、この島を訪れてイメージを増幅したようだ。本当はこの端島で撮影をしたかったようだが、建物が崩落する可能性があるのでそれは中止された。

 

 

写真撮影に勤しむ甥っ子ちゃん。こういった景色を写真に収める場面でしか、活躍しなかったけど・・・。

 

そんな甥っ子ちゃんが撮影した写真。先程見えた「第31号棟」の上には灯台も見える。子供の写真は大人とは目線や勿論考え方も異なるので、写真の構図自体が全然違うのでそういった写真を見るのも勉強になる。特にボクらの子供の頃は今の時代みたいにスマホなどで簡単に写真を撮れなかったので中学生の頃などほとんど写真を撮った記憶がない。

 

軍艦島の近くには「中ノ島」という自然の島がある。元々はここも探鉱にしたかったようだがうまくいかなかったようだ。そしてお墓や埋葬施設の無かった軍艦島の代わりに、軍艦島で無くなった人々をこの中ノ島に埋葬していたようだ。

 

後部デッキなので、クルーズ船が作る荒波が目の前で見れる。こういった光景は前方デッキに乗っているプレミアムのお客さん達には見れない、素晴らしい光景である・・・・と少し勝った気持ちになってみる。。

 

 軍艦島の景色 動画4

 

今度は船体の右側から軍艦島に近寄る。

 

軍艦島の北西部分は主に住宅街となっていた。ここでは主に「第30号棟」に皆さんのカメラが向く。「いつ崩壊してしまうか、分からない・・・」と言われると余計に写真を撮りたくなってしまう一同。。

 

軍艦島は6回に分けて、増改築されて拡張されてきた。元々はこの島を所有していた地主が1890年に当時のお金にして”10万円”で三菱重工に譲渡した。当時の金銭価値は現在の2000倍と想定すると、約2億円のお金になる。

 

この島の先端部分にはプールもあったという。外の海で泳げたが、潮があり溺れる人も居たので島の中にプールを造ったようだ。

 

ここで元々この島に住んでいたというオジサンのガイドさんに軍艦島をバックに写真を撮ってもらう。

 

さすがの暑さにちょっとヘバッてきた甥っ子ちゃん。「熱中症に気を付けて」と最近よく言われるけど、暑さから逃げるのではなくしっかりと気合を入れないと暑さにやられてしまうので注意!

 

 軍艦島の景色 動画5

 

軍艦島への上陸も建物が崩壊する可能性があるので、島の1/4ほどの場所しか見学できない。この軍艦島上陸の観光は2009年4月から開始された。それまでは建物崩落の心配がある為に関係者以外の上陸は禁止されていた。

 

軍艦島に上陸できる可能性は年間100日を見込んでいるそうだ。風や波の条件により、上陸が出来ない場合もある。

 

いずれは崩れ行く運命を持った廃墟の島。かたちあるものはいつか壊れる。その言葉の尊さを思い知る。歴史とは人間の繁栄と廃れた過去の出来事である。

 

 軍艦島の景色 動画6

 

約30分の軍艦島周遊を終えて、軍艦島を後にする時間が来ました。大半の人は暑さの為か、船内に戻ってしまったけども軍艦島の雄姿を最後まで見ていたい人は後部デッキに残ってその姿を目に焼き付けます。

 

豪快に波を立てて、軍艦島から離れていくクルーズ船。

 

人間から一度は見放された軍艦島。長い時を経て、再び観光地という形で脚光を浴びるものの、いずれは崩れ行く運命の島。もう二度と会う機会が無いかもしれないので、お別れを伝える。

 

 軍艦島の景色 動画7

 

そしてこちらは軍艦島コンシェルジュのスタンプカード。

 

3回乗ると4回目が無料になるみたい。でも軍艦島コンシェルジュも多分これっきりになりそうだ。値段差はあるものの、プレミアム・クラスへのこれでもかという特別待遇を目の前で見せられると嫌気が刺した。飛行機のようにクラス毎に区切られていればよかったけど、真ん前で見せられたのは残念だったとしか言いようがない。

 

軍艦島からの帰りは、皆様一気にお疲れが出る様で甥っ子ちゃんもご覧のように爆睡モードに突入していた。。

 

無防備な姿の甥っ子ちゃん。と言いつつボクもこの後、目を瞑ると一瞬で眠りの世界に連れて行かれて、爆睡モードに突入してしまったのである・・・。

この様子はまた次回に続きます!

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