ポルトの街でドウロ川沿いの美しい景色を眺めて、サン・フランシスコ教会を見学-ポルトガル旅行記-14

ポルトガル旅行記:3日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日

美しいドウロ川?!

ポルトガル第二の都市ポルト

さて、ポルトガル北部にあるギマランイスの街を出発し、再びポルトの街に戻ります。ポルトガル国内では第13番目の都市規模であるギマランイスに比べて、これから向かうポルトはリスボンに次ぐ2番目の都市規模である。

 

ポルトの街に移動する

今日のバスの席は、最前列は基本的には座れないが添乗員さんの後ろの席に座る事が出来た。いつもながらバス正面に流れる景色を見ながら、添乗員さんの様子もチェックする。添乗員さんによっては、その国の説明をする時に資料などを一切見ずに頭の中の記憶だけで車内で説明してくれる人もいるけど、今回の添乗員さんは資料を見ながら説明するタイプの方でしたね。

 

今日はポルト郊外のホテルを出発する時はパラパラと雨が降っていたけど、ポルトの街が近づくにつれて天気が良くなってきた。

 

ポルトの街を分断するドウロ川には、1877年に完成した最も古い「ドナ・マリア・ピア橋(Ponte de D. Maria Pia)」など多くの大きな橋が架けられている。他にもポルト名物にもなっている1886年に開通した「ドン・ルイス1世橋(Ponte Dom Luís I)」など見所が多いドウロ川に架かる橋。ちなみにドウロ川沿いの道を通ろうとしたドライバーさんだったけど、何故か通行止めだったので迂回して進む事に。

 

ギュスターヴ・エッフェル エッフェル塔

このドウロ川に架かる最古の橋であるドナ・マリア・ピア橋を設計・建設したのは、「ギュスターヴ・エッフェル(Gustave Eiffel)」というフランス人の建築家である。エッフェルという名前を聞くと、皆さんすぐにエッフェル塔を思い浮かべると思うが、このエッフェル塔とニューヨークにある自由の女神が彼の代表作である。ちなみにエッフェル氏は身長が152cmしかなかったらしく、彼の事を風刺した絵がこちら。

 

ドウロ川を渡る橋からの眺め 動画

 

予定していたルートではない道を走るバスだけど、この辺りは観光客はあまり来ない場所。こういうハプニングも楽しく受け入れるのみ。

 

ポルトの街にあった日本食レストラン『宿屋(やどや)』の写真

ふと信号待ちでバスが停まっている時に右側を見ると、何と漢字が書かれている日本食レストランをたまたま発見する。

その名もなんと「宿屋」である。ドラゴンクエストを思い出してしまう店名!

 

そして迂回して進んで行くバスの前方には、赤い屋根をした建物が密集しているポルトの歴史地区が見えてきた。

 

ポルトはポルトガルでもリスボンに次ぐ2番目の都市で、個人的にはリスボンよりポルトの方が好きだった。というのもボクは大阪人なので、東京を敵対視するようにリスボンではなく2番手のポルトを自然と選んでしまうからなのか?? それとも単純にポートワインがとても気に入ってしまっただけか??

 

高台からポルトの街が一気に見えて興奮! 動画

 

徐々に近くなっていく街並みではなく、途中に障害物があった為に全然見えなかったのが、動画にもある通り急に目の前に広がったので思わず歓声が起こる、素晴らしいポルトの街並みである。

 

 

ポルトの街にて

左に見えるのは証券取引所として最近まで使用されていたボルサ宮。その前の広場の中心には、1894年に造られた”エンリケ航海王子”と呼ばれる、ポルトガルの大航海時代のきっかけとなった人物の像である。

 

ポルトの街の中心部に設置されている、ポルトガル大航海時代の英雄でもある”エンリケ航海王子”の像

こちらは彼の生誕500周年を記念して造られ、リスボンにある”発見のモニュメント”は彼の死後500周年に造られて色んな人物が並ぶ先頭にこの”エンリケ航海王子”が配置されている。

 

結局ポルトの駐車場で降りたのは、ドウロ川の北側。

ちょっと回り道をしたけど、その分逆に素晴らしい街並みの景色が見れたのでこういうアクシデントは意外と嬉しかった!

 

さてポルトの街に足を踏み出します。ちょっと雲はあるけど、だいぶいい天気になってきて、青空が広がって観光日和になってきましたね!

 

ポルトの街で周辺を見回す 動画

 

やっぱり観光は青空の下に行うのが、一番気持ちいい! 遠くにはそんな青空の下で気持ち良さそうにしているおばあちゃんの顔も見えるし!

 

先月12月に行ったバルト三国では、全然天気のいい日が無かっただけにポルトガルでは早々にいい天気の下を歩けたので、思わずテンションが上がって写真を撮る手が止まらなくなる。。

 

このポルトの街が気持ちよく感じるのは、天気だけではなく、街のすぐ横に川が流れているからだと思う。

ただこのドウロ川、上から見るとあまり綺麗ではなく、濁った色をしていたけどね。。

 

このポルト旧市街地も年季の入った建物が並んでいるのが見える。綺麗な外装の建物ではなく、このように汚れている方が長い年月を耐えてきた建物という感じを受ける。

 

ふと足元を見ると、路面電車のようなレールがある。ひょっとして歩行用道路を電車が通るのかな?!

 

路面電車が通るのであれば、左側にあるカフェなどのテラス席は電車が通るとぶつかる可能性がある位に線路に近い所に出ているし・・・。

 

ポルトガルの首都リスボンは、高低差が大きく坂道が多い都市であるが、このポルトもそこそこに坂道がある。だからこの2つの都市だけしか観光しなかったら、「ポルトガルは何て坂ばかりの国だろう!」と思っていたかもしれない位であった。

 

道路には観光都市らしく、2階建てバスも見えたけど、そんなに大きなバスでも無かった。

 

道を進んでいると、やっぱり路面電車が走っているのが見える。しかも新しそうな車両ではなく、レトロな車両のように見える。

 

ポルトの街を走る路面電車 動画

 

大阪の街を走る路面電車で通称”チンチン電車”と呼ばれる阪堺線も、昔は古い車両ばかりだったけど、最近は新しい車両も見かけるので、このようなレトロな車両を見ると懐かしく思えてしまうのである。

 

ちなみにこの通りの右側にテラス席が出ている所にあるレストランは、今晩夕食を食べる場所である。

 

左側の上には、これから内部見学をするサン・フランシスコ教会が見える。

 

この場所を走る路面電車の線は、基本単線で駅がある部分だけ複線になるみたい。

 

だんだんとテンションが上がってくる街、ポルト。

そしてこれから、ドウロ側を目にすると更にテンションが上がるのであります!

 

 

サン・フランシスコ教会の内部見学

さて階段を登って、その上にある「サン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)」に向かいます。

 

こちらの教会は14世紀にフランシスコ派修道院の一部として、建てられたゴシック様式の建物。

 

右側にある教会と隣接する左の建物は、今では美術館となっている。

 

ポルトガルのポルトの街で、世界遺産『ポルト歴史地区』にあるサン・フランシスコ教会で、世界遺産に人際されている表示マーク

この辺りは『ポルト歴史地区』になり、このサン・フランシスコ教会も世界遺産に含まれる。

 

しかし残念な事にこれから中に入るサン・フランシスコ教会の内部は、残念ながら写真撮影がNGな場所。。

 

歴史ある教会の内部には、彫刻作品に24金を使用した金箔を貼った、金キラ金な内装となっていて、とても煌びやかな教会内部であった。それらの金は、当時植民地だったブラジルから運ばれて、富豪から寄付されたもので500kg近くも使われたとか。ちなみにそんな寄付をした大口スポンサーのお墓も、この教会内部に安置されているのである。所詮イエス信仰の教会も、神様よりスポンサーが大事だったのかもしれない。。

 

中では写真が撮れないと事前に聞いていたので「それならば外側だけでも・・・」とばかりに、教会の入口の写真を撮るツアー参加者さん達。。

 

ドウロ側にはクルーズ船も並んでいて、ドウロ川クルーズも人気なんだとか。

 

 

教会内部には「ジェッセの樹」と呼ばれる、キリストを頂点とした家系図を表した彫刻がこちらでは一番の見所作品。イエスキリストの家系図というと、下ではなく逆に上に辿り、ユダヤ教の創始者とも言われるアブラハムの血縁者である事になっているのは知っていたけど、キリストの下ってのは初めて見た。という事はキリストにも子供がいたって事なのだろうか?!

 

ちなみに下のページにはアダムとイブから生まれた子供達からアブラハムを経由し、ダビデ王やソロモン王も経由し、イエスキリストに辿り着くまでの家系図が綺麗にまとめられています。

【イエス・キリストの系図 – デザインコンビビア】-pdfファイル

 

ただし中は撮影禁止なので、ここまで。それとこの教会でもう1つ見所は、戦国時代の豊臣秀吉政権時代の1597年に長崎で磔の刑に処されて殉教した、当時日本にいたキリスト教の司教や教徒の『日本二十六聖人』の彫刻もあるのだ。勿論これも金ピカに金箔が貼られていて、彼らの遺体はヨーロッパに持ち還られて聖遺物として扱われ、その後26人全員が聖人として認められたのである。ちなみに彼ら日本二十六聖人は日本ではあまり有名ではないが、海外の方が知名度があるという。なお、その日本二十六聖人の中にはフランシスコ会員が7人含まれていたそうだ。

 

残念ながら、そんな金ピカの様子は写真に撮れなかったけど、この内装に使われている金の量を考えると、当時はそれなりに栄えていたというのが分かったと思う。

 

ポルトの街を走る路面電車のインファンテ路線の電車

この前を走る路面電車は1号線と名前が付いている。ここポルトでは路面電車には乗らなかったけど、リスボンではレトロな車両に乗らせてもらった。

 

そして道を渡った先にも別の教会が見える。こちらは聖ニコラス教会で17世紀に建てられたが1758年に火災により焼失し、1762年に新古典主義とバロック様式が混ざった建築様式で再建された。

 

 

やっぱり長い事建物が存在すると、それだけ火事に遭う確率は高くなるのだろう。結構世界的に歴史ある建物は、それなりの確立で火災を経験したものがそこそこ多く見受けられる。

 

前から好きだったお酒の”赤玉ポートワイン”(今では赤玉スイートワインという名称に変わっている)。全然知らなかったけど、ポートワインとはこのポルトワインの英語読みの発音。このポートワインはポルト独特のワインで、糖分が残っている途中にブランデーを加えて発酵を止める事により、独特な甘みが出るのである。

 

 

こちらは先程見学したサン・フランシスコ教会と、その右にあるのはボルサ宮。ボルサ宮が建てられている場所には元々サン・フランシスコ修道院があったが火災で焼失した為に、その跡地にボルサ宮が建てられたのだ。

 

こちらの銅像は先程バスの中からも見えた”エンリケ航海王子”だ。そして銅像が指差している方角は、彼が目指したアフリカ大陸がある南。ちなみに”エンリケ航海王子”という名前が付いているけど、彼は航海に出た事はないらしい・・・。

 

そしてここで道を右折すると、その先には太陽で照らされたドウロ川が見えてきました。やっぱり川沿いはとても気分がよくなるのである。

 

ドウロ川沿いに向かって進む 動画

 

こんな旅はまた次回に続きます!

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