【神話の国ギリシャとエーゲ海クルーズツアー】5日
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
イドラ島の巻!
イドラ島に降りると数匹の猫がベンチの前でくつろいでいます。
エーゲ海の島の景色を見るより「猫ちゃんと触れ合っている方が楽しい」という”猫女子”。見た感じ「イドラ島のボス猫」のような雰囲気を出している猫ちゃんを軽々膝に載せている辺りは、「さすが!!」という貫禄を出している猫女子。
確かに猫って見てるだけで癒される。
今の時代、猫ブームになってきているらしくてお店では猫グッズの雑貨コーナーが出来ていたりして、女子には大人気みたいだ。
イドラ島の猫ちゃんの様子 動画
そろそろ猫ちゃんに触るのも慣れてきたボク。こんな大人しい猫ちゃんなら、いくらでも触ってしまいそう。
そんな誘惑を払って、このイドラ島の探索を開始する事にします!
まずはこの船着き場正面の上にあったギリシャ国旗がキレイに風でなびく瞬間をカメラに収めようと登って行きます。
エーゲ海をバックに海の青さとギリシャ国旗の青さがマッチした風景・・・になる予定が思ったより風が吹いておらずに国旗がなびかない。。
いい風が出てくるのを待ってみるが。。
遂には風もなくなってしまった。。ここは諦めて次に行こうっと!
イドラ島でなびくギリシャ国旗 動画
辺りは岩のレンガみたいな感じで建物が建てられている。
しかしこの付近、何か臭う・・・あまり”いい臭いではないもの”が・・・???。
ここから下を見下ろすと、エーゲ海クルーズ船が一望できる。そして天気もやっとこさ晴れてきつつあり、気持ちいい感じになってきた。
もうちょっと上に登れば、キレイな風景が見えそうなのでとりあえず登ってみる。
「バカと煙は高い所に昇りたがる」ではないがね。。
さっきより高い場所に登って、見返すとクルーズ船と島の反対が見回せていい感じ!
島の正面には山の傾斜に向かって、沢山の家が立ち並んでいる。
イドラ島の風景 動画
更に上へと進んでみる事に。
下にはサボテンが見える。
上にもサボテンが見える。南国ムードが一気に出てくる!
どんどん上に上がって行く。この辺りは人影は全然なく、勿論観光客の姿も無し。
大きなオレンジが実っている。美味しそう!
石灰を塗った白い壁と青色に塗られた扉が、キレイにマッチしている。
また上に行こうと思い、階段に目を向けると猫ちゃんが待ち受けている。どこかへ案内してくれるのか? それとも監視されてるのか?
階段を進むと向こうに逃げていく猫ちゃん。
それを追いかけるように進んでいく。
この辺りは完全な地元住民のスペースみたいで、観光客が上がってくる場所では無さそう。。
イドラ島の猫ちゃんの様子2 動画
だんだんと高い場所に上がってきています。
どっちに行こうか、分岐点が。とりあえず適当に行こうっと。。
昇れるだけ上に行ってみる。
岩を重ねて造った壁が続いている。このイドラ島は18~19世紀にかけて商人が海上貿易で儲けたので、造りが凝った街並みが広がっている。
たいぶ高い場所まで登ってきた。エーゲ海に別のクルーズ船がこの島に向かってくるのが見える。
イドラ島の商人たちは1821年からのギリシャ独立戦争で持ち船を武装させて、海戦で大活躍しギリシャ人の中では英雄視されている島だとか。
イドラ島の風景2 動画
このイドラ島は「芸術家の島」と別名があるほど、昔から芸術家の卵が集まってくる島だそうだ。
こんな小さな島も夏場は水が澄んだビーチがキレイで大勢の人が押し寄せるそうだ。
ふと足元を見ると”あるもの”と見つける。さっきからしていた臭いの原因のようだ。でもなんでこんな場所にあるのだろう??
これ以上は家になっていて、登れそうにないので降りていくことにする。それにしても迷路のような道になっている。
緑が至る所に植えられていて、キレイだ。
海上貿易で儲けたイドラ商人が気付いた街だけあって、優雅なたたずまいが感じられる。
そんな緑の間から見下ろす「イドラ・タウン」。あっちの方も行って、どんな雑貨が売っているのか見てみようっと。
日本人からするとサボテンは単なる植物にしか見えないが、こちらの人達は食用にもするしアルコールにもするしと重宝される植物である。
岩を重ねた壁でできている家も誰も住んでいないからか、劣化が激しい。海風が当たるので手入れはしょっちゅうしないといけなそうな感じ。
この辺りでは誰も見かけなく、のどかで落ち着いている。こういう所でゆったりとしてみたいが、意外と臭い・・・。勿論原因は先程見かけて”アレ”なのだが・・・・。
ヨーロッパの建物は強い日光を和らげる為に石灰を塗り込んだ白い壁の建物が多いが、こういう島ではその白さと海の青さがいい感じにマッチしている。とてもキレイである!!
気持ちいい気分で散策していると、なにやら「パカパカ・・・」と音が聞こえてくる。。
荷物運びのロバの様子 動画
その正体はロバでした。。という事は先程見た”あるもの”の落とし物もこのロバさんみたい・・・。
サボテン越しに見下ろすイドラの街並み。
違う角度でもサボテン越しに見てみる。白い壁に青い窓枠って、とても映えていてキレイだ!
そんな風景に気を取られつつ、下の街に向かう。その手を塞ぐように待ち受ける細い路地。
こちらの門は豪邸の入口みたいに見える。昔に巨万の富を得たイドラ商人の住まいだったかもしれない。
両脇にサボテンが生えている、なんとも言えない味わいのある石道。
そしてまた「パカパカ・・・」と足音が聞こえて、ロバ達が通り過ぎる。
□POINTこのイドラ島は自動車やバイクの乗り入れが禁止されているのである
確かにこんな狭い路地で坂道だらけではバイクも使い物にならないので、荷物の運搬手段はロバが担っているのであった。だからそこら中に糞が落ちていて、この辺の路地が臭いのであった。。
写真だけ見ていると「とてもキレイな島」と思えるが、実際にはちょっと臭い島。。これがイドラ島の現実なのだ。。
それにしても細い路地が並んでいて、迷路のよう。早く街の方に行かないとゆっくりと雑貨を見る時間がないので、ちょっと速足になってくる。。
細い路地を歩いてみる 動画
とりあえず進めば、どこかには辿り着くだろう。。
するとちょっと広目の道に出てきた。
どうもこの辺りはホテルのようになっているみたい。
ただ人影はまばらだが。。シーズンオフなので閑散としているイドラ島。
こちらは改装中の建物。ホテルとして使うのかな?
こちらの建物はちょっとお手入れが行き届いていなくて、荒れ気味な様子・・。
夏場は海水浴やダイビングを目的に訪れる観光客が多いそうだ。
ここも細い路地が続く。。何だかそろそろ迷ってきそうな感じがする・・・。
こちらのオレンジの木の上に、白い猫ちゃんが隠れているのが分かりますか??
イドラ島の猫ちゃんの様子3 動画
どうもさっきから猫ちゃん達に監視されているような感じが・・・。
こんなイドラ島探索は次回に続きます!
↓↓ギリシャ旅行記:初回↓↓
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