【バルカン半島周遊6ヶ国】8日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月
出国の日!?
ベオグラードの駅舎を見学!
ツアー最終日、午前中は出発前に1人でベオグラードの街歩き。ホテルまでの帰り道で駅舎にちょっと寄り道してみます。
こちらのベオグラード駅は1884年に造られたターミナル駅だったが、2018年に新しく出来た”ベオグラード中央駅”に機能が移転し、閉鎖されて建物だけが残っている状態である。
134年間、首都ベオグラード市内の交通を牽引してきた駅も残念ながら、今では車両の欠片もない。
元々乗車券の窓口があった場所は、別に再利用されているようだった。
ただベオグラードの中心部に位置する場所なので、近々改装されるのだろう。この周辺は再開発地区になっているので、その内取り壊して全然違う場所になっているかもしれない。
その駅舎を出てみた正面の景色。前には路面電車の駅があり、この道を真っ直ぐ行けば昨晩見たNATO軍の空爆跡や雰囲気のある政府関係の建物などが並んでいるエリアがある。
このベオグラード中心地は、UAE(アラブ首長国連邦)より約40兆円の出資がなされて再開発の真っ盛り。この都会としてはちょっと静けさがある景色も10年後には全く違う景色になっている可能性が高いのである。
ホテルに戻り、いざチェックアウト!
朝のウォーキングを終えて、ホテルに戻ってきました。既にロビーには気の早いツアー参加者さん達が揃っていました。出発20分前にも関わらず「部屋に居てもやる事、ないから・・」との事。
最後に部屋を出る時に2回は忘れ物が無いかを、念入りにチェックする。
意外とシックな感じのホテルで、中々良かった。
ベオグラード空港に向けて出発!
今日はどんよりした空で、晴れていない。
まあ帰るだけなので何も文句はありません!
何事も終わってみると、あっという間に感じてしまう。だからそういう事は考えないようにしている。
ノスタルジックに浸るより、次の新しい事に目を向けたいので!
サヴァ川沿岸は建設ラッシュ。もしまた来る機会があれば、全然変わった街になっているだろう。
ベオグラード市内の景色 動画
そして空港まで向かうバスでは、恒例の添乗員さんからの締めのアナウンスがある。今回の添乗員さんは、大阪人なのでお喋りが面白くて長いバス移動の時もず~~っと喋ってくれていたので道中は退屈せずに楽しめた。
最後まで色々と笑わせてくれる添乗員さん。最後の最後に”自分の素性”を説明して「気になっている方がいると思いますので、個人情報ではありますがモヤモヤを残さずに帰って欲しいので。でも一回しか言いませんのでよ~~く聞いておいてくださいね!」って感じでアナウンス。
毎回、ツアーに添乗員していると「歳はいくつ?結婚しているの?」とかは必ず聞かれるそうだ。「ならば最初に教えてくれればいいのに・・」と思うけど、あえてそれを楽しませてくれているようだ。
空港近くにはベオグラード航空博物館が見える。甥っ子ちゃんが来たら、大喜びしそうな場所。
ベオグラード空港に到着!
こちらの空港の名前は「ベオグラード・ニコラ・テスラ空港」(Aerodrom Beograd – Nikola Tesla)で2006年から、聖サヴァ大聖堂横に銅像のあった電気技師でもあり発明家でもあるニコラ・テラスの名前が付けられている。
空港前に停まっているフードトラックは大人気でした。
1962年に開港したこの空港。
バスの中に忘れ物が無いようにして、降りて空港内へ向かいます。
空港の中に入る時は特にセキュリティー・チェックはありません。
フライト・ドバイにチェックイン!
昨日ベオグラードを案内してくれた現地ガイドさんが、わざわざ本日の出国まで付いて来てくれています。しかしその現地ガイドさんの連れて行ってくれたカウンターに行くと、全然違う航空会社のカウンターでした・・・。
「ここのカウンターじゃないのでは??」と聞くと現地ガイドさん「ここで大丈夫だ!」と言い、カウンターに向かった人が「ここじゃないわ!」と受付の人に言われます。それを現地ガイドさんに返すと「ソーリー!フライト・ドバイとは知らなかった・・・」との事。。
ボクはエミレーツ航空のマイレージサービスを受けていて、会員ランクが下から2番目の”シルバー会員”なのでビジネスクラス・カウンターでチェックインする事が出来ます。(チェックインだけでビジネスクラスに乗れる訳ではありませんので・・・)
一般的にエコノミークラスに乗る場合は、長蛇の列が出来ている事があり、それを並んで待つ必要があります。
ただ個人なら、航空券を受け取ってすぐに動けるのですが団体行動のツアーに参加していると、早く航空券を受け取っても最後の人を待たないといけないのでそこまでの活用性はないけどね。。
まあ早く航空券を入手できたので、他の人達を待っている間に現地ガイドさんとお喋りできました。この現地ガイドさんはアジア方面にすら行った事がなく「大阪の人口は??」と聞かれたので「1500万人かな?!」と答えました。その答えに驚いていた現地ガイドさんでしたが、帰って大阪の人口を調べてみると”約270万人”で思いっきりサバを読んでました。。
もう一度乗りたいビジネスクラス。果たして乗れる日が来るのだろうか??
いざセルビアを出国へ!
全員が航空券を入手したのを見て、現地ガイドさんが手を振って消えて行きました。しかし添乗員さんは見てなかったらしく「あのガイドさん、チップを受け取らずに消えていった・・・」との事。添乗員さんを見ていると、現地ガイドさんとの別れ際は必ず手に握り込んだお金をチップとして渡していますね。
そしてこのベオグラード空港で珍しいシステムですが、出国審査を済ませて飛行機に乗る直前のゲートで荷物検査がある。大体は出国審査の前に保安検査場があるので、ちょっと拍子抜けした感じになります。この国はテロに狙われる事を想定していないのだろうか??
という事でまずは出国審査場へ向かいます。
ベオグラード空港の中は新しくもないが、全然汚くない。
こちらは出国審査の列。
まずはお姉さんが航空券とパスポートをチェックしています。その奥に出国審査の係員が居ます。
空港内の国際線ターミナル内にて
全員問題なく、出国審査を通過。
飛行機の搭乗ゲートを確認します。海外では急に搭乗ゲートが変わる事があるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
免税店の店員のお姉さん達がキレイ系で美人さんだったので、写真を撮りたかったが性格がキツそうな顔をしていたのでパス。。
最後の最後まで色々と喋ってくれて楽しませてくれる添乗員さん。意外とお酒が飲めないらしく、前職を辞めた理由の一つが「頻繁に行われる会社の飲み会が嫌だった・・」とか。
ここから一旦全員で搭乗ゲート付近まで移動します。
こちらの付近で、一旦解散します。搭乗開始時間に再び集合という事で。
知り合いから頼まれている香水が売っているお店を発見。でもドバイ空港にもこのビクトリアズ・シークレットのお店があるのを知っていたのでここでは購入せず。
前までは、セクシーな下着のお店というイメージがあったがこちらの香水も大人気。だから別に男性が1人で入って商品を見ていても全然変な顔をされなかった。
とりあえず搭乗予定のA4ゲートの前まで行って確認する。
プライオリティパスの使えるラウンジに入る
そして事前に調べていた、このベオグラード空港で”プライオリティパス”の使えるラウンジに向かいます。
酒飲みにとって、プライオリティパスの使えるラウンジはアルコールが飲み放題の場所が多いので天国です。
同じくプライオリティパスを所有していたケニーさんと中に進みます。
食べ物類は軽食関係が多かった。
こちらはスピリッツか、リキュールのようなお酒かな。
ただこのラウンジは入ってみるとソファー席が混雑していて、ほとんど埋まっていた。なんとか空いている席を確保する事に成功する。
サンドイッチは冷蔵庫に冷やされていた。
プライオリティパスも所持していない時は、空港内の売店でビールやパンを買って食べていたが、プライオリティパスがあるとそういう行動をしていた事がバカらしく思える時がある。
ジュース類からミネラルウォーター類も、ちゃんと冷蔵庫に冷やされている。
ビールは2種類、置かれていた。
飛行機に乗ってからも機内食があるので、とりあえず小さなパンを取ってそれをおかずにビール1本目を頂きます。
気付けば「もうちょっと食べたいな」と思い、追加でパンとバナナを持って来ていた。
ビールはそこまで美味しく感じなかったが、2本目に突入!
飛行機に搭乗開始!
解散した時点から搭乗開始時間まで約1時間、ラウンジでケニーさんと”酒盛り”をして、頃合いを見てゲート付近に向かいます。
すでに行列が出来ていたけど、早く入っても遅く入っても飛行機内で待つ時間が変わるだけ。それにすぐ乗るとトイレに行けないのでゲート付近で談笑します。
こちらの飛行機には乗りません。別の飛行機です。
こちら側の真ん中に見える飛行機が、これから乗るフライト・ドバイの機体です。
ご覧のように飛行機に搭乗する寸前での保安検査が行われています。何か効率が悪そうな感じがあるが、これがベオグラード空港ではスタンダードなやり方なんだろうね。。
この続きはまた次回に!
↓↓↓↓バルカン半島周遊旅行記:初回↓↓
【コメント欄】